流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

ターボジェットエンジンの計画図をAutoCAD Mechanicalにて作成中

2017年11月19日 | 未来製品設計

ターボジェットエンジンの計画図をAutoCAD Mechanicalにて作成中です。

これまでのターボ機械3次元設計では3次元CAD内のスケッチ機能を使って2次元計画図を作るのが基本設計のやり方でしたが、今回のターボジェットエンジン計画図作成では2次元CADのAutoCAD Mechanicalを使って2次元計画図を作っています。

今回2次元CADを使って断面計画図を描いたのは、このターボ機械の部費点数が多くて複雑な構造をしているため、3次元CADのスケッチ機能を使って作図すると要素が多くなるにつれて図形要素間の拘束が増えてしまいCADの動きが遅くなって使いづらくなることがありますが、2次元CADでは複雑でも幾何拘束を付けなくてよいので複雑機械でも問題なく使えることがあらためて分かったことによります。

元々昔はAutoCADを使って機械図面を書いていましたので、一回思い出すと使うことの抵抗はなくなってきました。

少し前は3次元CADから2次元CADには絶対に戻れないなどと言っていたのですが。

<今日の流れ>

今日は流体機械の設計計算の学習をしている休日です。

流体機械の機種ごとに理解しておくべき設計計算が違っているので、それらを学習する必要があります。

そういう場合は基礎に戻って学習することが多くなり、流体力学の基礎を見直すので良い機会となり、毎回謙虚な気持ちで習得に努めます。