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 「Heroes of Might and Magic III」の拡張パック「Armageddon's Blade」のキャンペーン「Armageddon's Blade」のシナリオ6「A Blade in the Back」をプレイしました。



A Blade in the Back

Gelu must defeat all of the Eeofol armies in this region and cut off any escape route. Without him, this quest shall fail. Gelu will be allowed to advance to 24th Level and all of his skills, spells, and experience will be carried over to his next scenario.


 マップサイズはM、難易度はExpert、チームカラーはGreen で敵はRed となっています。
 シナリオ開始前に、Endless Sack of Gold か、Upg. Dendroid Arches か、Angel feather arrows からひとつを選択します。射撃系Hero のGelu ですから、Archery skill のアップする、Angel feather arrows を選ぶことにします。

 まずは、Gelu の独白から始まります。

In my operations, information is always scarce, and never given full trust. Now I am told the elemental Confluxes we have encountered, heve allied with Queen Catherne in her war to destroy King Lucifer Kreegan. I have orders to move deep into Eeofol, behind the main Kreegan force Catherine holds at the border. There I am to cut off any potential escape route. I pray this is not a trap.

 そしてゲーム開始直後、Catherine から以下のメッセージが届きます。

The message sent last night told you the folowing:
"Gelu, you have been doing well thus far in your guerilla attacks, but the time has come to make our push towards the Eeofol capital city of Kreelah and end this once and for all. While my husband and I march from the south, you are to invade through Avlee and cut off any escape route the Kreegans may have. I do not wish to be traversing the Eeofol countryside looking for this King Lucifer. We cannot allow him to use Armageddon's Blade. Not now, not ever! Do not fail me, my loyal Gelu. Too much is at stake."

 Armageddon's Blade の創造は許してしまいましたが、大きな戦局はこちらの有利に動いているんですかね。遂にEeofol の首都へ侵攻するときがやってきました。Catherine とRoland が南から侵攻する間に、Gelu は北にあるAvlee からEeofol へ侵入するという手筈です。

 こちらの本拠地は南西の隅にあるRampart と、その近くにConflux が2つ。Hero はLevel 12 Ranger のGelu と、Level 18 Planeswalker のFrdamon と、Level 18Elementalist のCiele の3人です。あれ? Fiur はどうしたんだろう?

 2日目に、グリフォンライダーがCatherine からの手紙を携えてやってきました。
 それによると、どうやらErathia の貴族たちが、この戦争に協力するのを拒み始めてきたようです。バカな連中には、Armageddon's Blade がこの世界にいかに重大な影響を及ぼすのか、わかっていないみたいなんですね。で、Catherine にも考えがあるようですが、当面は新しい同盟相手であるConflux の力を頼りにしましょうね、とのことです。
 でも実際、私もここまでプレイしていて、Armageddon's Blade がどれほど恐ろしいものなのか、よくわかっていないんですけどね。どちらかというと、Armageddon's Blade の力よりも、Xeron が変な方向に暴走しちゃうんじゃないかということの方が不安なのですが。

 そして3日目のこと。戦争に追われて逃げ出す難民の中から、あのSleen を捕えたという報告が入ります。Gelu が尋問してみると、Xeron がArmageddon's Blade を所有し、それを実際に使用するつもりであることを白状しました。誰がBlade を造ったのかまでは白状しませんでしたが、それはBlade の存在に比べれば大したことではありません。
 Sleen は鎖に繋がれて、Steadwick へと護送されていきました。しかしまあ、Xeron にこき使われるよりは、少しは長生きできるんじゃないでしょうかね。
 ちなみに、Sleen が「MM VII」で調停者候補の一人だった、スリーン栽司だということに、今気がつきました。

 5日目。その手紙は、杭で木に打ち付けられた死体という、不気味なメッセンジャーによってGelu の元に届けられました。それはXeron からの、Gelu への挑戦状だったのです。

"To the murderer Gelu, this is the only warning you will receive and is to inform you I will be killing you and all that you love as you have done to me. This message is revenge for my mother, you monster."--Xeron, Leader of the Sons of Erebus, and bearer of Armageddon's Blade.

 母を殺したGelu に対しての、Xeron の強烈な復讐心。しかし最近の戦争を思い浮かべてみても、Gelu にはそれらしい女性を思い浮かべることはできないのでした。実は2週間前にGelu の母親の襲撃はあったのですが、Gelu にはそれが誰かの母親であるとは思えなかったらしいです。
 ……えーと、そんな描写、あったっけ?

 序盤から立て続けにテキストが降ってきて大変でしたが、
 Avlee 領の緑色の領域は北西の一部だけで、マップの南東側3/4はInferno の溶岩地帯となっています。出入り口は、北側と西側の2箇所。

 3人ともそれなりに軍勢を持っているので、まずは40 Fire Elementals を中心としたErdamon は、Conflux で少しばかりの軍勢を補充してから、西側の通路を抜けてずんずか進んでいきます。道はまっすぐマップ南東部へ向かっています。道の両側は溶岩地帯でInferno 系の軍勢じゃないと移動力が落ちてしまいますから、とにかく行ける所まで行ってしまおうかと。
 で、結局Erdamon はそのまままっすぐにマップの南東の隅にまで到達してしまいます。そこにはInferno・Jagos があったので、ちょっと攻めてみようかと思ったのですが、町に近づいてみたところ……。

As your army approaches the city of Jagos, you can see a peculiar thing. There are scores of men crucified upon the battlements. One in particular stands out. He has longish gray hair, a full beard, mustache, and a strange aura about him, even while dead. It appears as though Grand Forgesmith Khazandar has met his untimely end, and not in a pleasant manner either. Rather, not only has he been killed, but he has been humiliated and put on display for others to mock and jeer as well.
You can smell the carnage for miles, yet you are drawn to this place inexplicably. Something must be done to stop this madness. Those who follow the dark one called Lucifer shall pay with their lives is the silent vow you mutter to yourself as you continue up the road.

 Jagos の胸壁に磔にされた者たちの中に、Armageddon's Blade を造ったGrand Forgesmith Khazandar の姿があったのです。Gelu はKhazandar の事は知らないはずですが、それでもこのただならぬ様子に、心穏やかではいられないようです。
 元々万全の態勢を整えていたわけでもなかったので不安だったのですが、それでも45 Fire Elementals が効いてどうにか勝利。でも、軍勢はかなりボロボロになってしまったので、Jagos を死守することはせずに、Erdamon は周囲の探索に出すことにします。

 今度は、Ciele が北側から侵入し、国境付近にあった、Red Border Guard で囲まれた地域にあるInferno の攻略に成功します。ここのInferno は開発が進んでいるので、Inferno 軍編成の拠点にしたいところです。また、この周辺にはArtifact だの資源だのが沢山落ちていますので、ホクホク顔で収集にいそしむことにします。

 12日目。Kieran という、Gelu の最も信頼するスカウトから、Demon たちがAvlee 領に侵入しようとしているのを発見したという報告が入ります。しかしKieran たちが行動を起こす前に、Demon たちは、小さなヒューマノイドからの襲撃を受けたのです。ヒューマノイドの数が少ないうちはDemon たちも何とか対処できたものの、次第にものすごい数のヒューマノイドがやってきて、ついにはKieran たちが手を下すまでもなく、Demon たちは全滅してしまいました。
 ヒューマノイドたちはまた、洞窟の中に姿を消してしまいます。彼らはHalfling 。Halfling はEeofol によって全滅させられたと思われていたのですが、どうやら生き残りがいたみたいですね。

 3本目の矢として、今度はRampart の軍勢を率いたGelu が南下し、マップ南西にあるInferno を攻略します。Erdamon 、Ciele 、Gelu と、ちょっとこちらの軍勢がバラけ気味ではあるのですが、ここまでのところは概ね順調ですなぁ。

 21日目。Roland からの手紙によって、Kendal が政治問題を解決するために、Steadwick に帰還したということを知らされます。貴族が協力してくれないという、アレのことですかね。

 22日目。Gelu はAntagarich で一番の賢者として知られるFairweather 栽司への手紙を使者に託します。この戦争について聞きたいことをリストアップしたら、随分と長い手紙になってしまったようです。
 これも今まで知らなかったのですが、Antagarich って、「MM VII」や「HoMM III」の舞台となっている、Erathia、Avlee、Bracada、Nighon、Eeofol などの地域全体の総称らしいですね。それらをひっくるめてErathia と呼ぶことが多かったような気がするのですが、一国家の名前と混同しやすいので、Antagarich という呼称があった方が便利ですね。

 さて実際のところ、ここまで敵の手ごたえがほとんどありませんで、どのくらい手ごたえが無いかというと、奪ったばかりのInferno に1週間で雇えるだけのCreature しか置いていないのに、近くをウロウロしている敵Hero が攻めてこないくらい手ごたえがありません。
 それならこちらも進行の手を緩める必要はありません。まずはCiele のConflux 軍で北東にあったInferno を奪取。そして、Gelu で南東のInferno を再奪取します。

 33日目。スパイからの報告で、Halfling たちがKreegan から、南からの補給ルートを奪ったという報告が入ります。ですが彼らとEeofol との力関係を考えれば、それを長く保持することはできないでしょう。急げばHalfling たちを助けることはできそうですが、彼らは臆病な性質なので、こちらの協力者として期待することはできないかもしれません。

 あとはマップ東部と南部に未探索エリアが残っているから、そのあたりにも町があるかなと思いきや、行ってみたらそこに町は無く、実は既に全ての町を押さえていたのでありました。
 ちょっと探索している間に、留守にしていた北東のInferno を奪われてしまいますが、Ciele がすぐに奪い返し、これでRed 軍は全滅。シナリオクリアとなりました。



 クリア日数は1ヶ月と7日なので、35日。妙に早かったなぁ。実際、戦闘の手ごたえがあんまり無かったんですよね。もしかしたら、序盤のうちにJagos で敵の主力っぽいのを叩いちゃったから、楽勝モードに入っちゃったのかもしれません。
 でもそれに対して、ゲーム中に出てくるテキスト量の多いこと、多いこと……。ただの雑魚Creature まで遭遇時にセリフがあったりしましたしね。"If you'sa sees em big Sons of Erebus, you'sa gonna be a scared. We'sa are." とか。


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