MINOLTA MD ROKKOR 45mm F2なのです。
MF単焦点 レンズ構成5群6枚 絞り羽枚数5枚 最短撮影距離0.6m フィルター径49mm 最大径×長さ64×30.5mm 重量125g 発売1978年9月
同じMINOLTAのROKKOR-TD 45mm F2.8と比べるとぺちゃんこっぽくないと思うのだけれど、一般的にはパンケーキに分類されるんでしょうかね。後玉の絞り羽後のレンズにかなりカビが繁殖してます。金属製のカバーを小ネジ5本を緩めて外します。後玉群を固定している小ネジ3本が見えるようになります。
外した金属製のカバーはマウントの爪も兼ねています。
小ネジを緩めて後玉群を外します。右の金属プレートが本体と後玉群の間に入ってます。この変のつくりは樹脂製の鏡筒にも言えますが安っぽいです。この辺は分解しないと分からない安っぽさですかね。カビキラーで問題のカビレンズを掃除して反対側のレンズも掃除して組み戻します。
後玉群の内側は大丈夫そうです。前玉群は後ろ側から絞り羽越しの掃除で綺麗になっていたので分解清掃は終了です。
一応、金属製のマウント部分ですが組立式のバヨネット爪といい、3本ネジでとまっている後玉群といい樹脂性鏡筒といい難しい金属加工が必要な構造を避けているのが良く分かります。別にどんな構造で成り立っていても良いのですがTAKUMARのような高い金属切削加工の精度が見られるレンズはそれだけで美しく感じてしまいます(笑)
最短撮影距離は0.6mで普通ですね。NEX-3で撮影してみました。
NEX-3 ISO-200 1/125秒 絞り気味で撮影。逆光気味な方向だったせいかフードをつけていた割りに白っぽい絵になってます。無限は問題ありません。
NEX-3 ISO-200 1/1000秒 絞り開放F2。自然な発色でピントが来てる部分はしゃきっとしてます。周りはやわらかいイメージ。
NEX-3 ISO-200 1/125秒 絞り開放F8。コントラストは低めで発色も自然というか薄いのでPCで持ち上げてしまいます。
NEX-3 ISO-200 1/1600秒 絞り開放F4。写りは素直な感じです。
NEX-3 ISO-200 1/3200秒 絞りF2.8。写りは素直な感じです。見たままより少し色の乗りが薄い感じなので、たっちゃんの好みではありません。ネット上では評価の高いレンズなんですが、たっちゃん的にはインパクトなかったかなあ。
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