頑張る方向を

1年生が右往左往している

ダラダラした行動に
ついにカミナリが落ちた


秋の大会の負けを受けても
やっぱり、頑張る方向が決まらない

というか、考えない選手が多く
結局、右往左往である

それ以来、練習停止
コートにも入れてもらえず
体力づくりの繰り返しである

トレーニングが効果がないわけではないが
テニスはやっぱりボールを打たないと
強くはならない

焦ってきている選手もいる
かなり熱くなってる選手もいる

だが、なにぶん人数が多いので
他人事のような選手もいる

いろんな選手がいるので
全員の心が揃わない

これがうちの一番の弱点だ

頑張りたい選手たちは
この状態を収めるための方法を探しているが
いい方法なんてあるわけがない

大切なのは、その方法を探して、
もがいて、試行錯誤しながら
必死で前進しようとする気持ちである

全員が必死でもがき始めたら
光が見えてくるのだが
なかなかこれがてごわい



考え方を変えて
熱く燃えてる選手だけで練習したら
とてもいい練習にはなると思うのだが

でも、自分としては
どうしても全員で心をそろえて
熱く燃えてやりたい

せっかく負けたのだから
ここが心を揃えるチャンス
このチャンスを逃すわけにはいかない

強い選手だけ頑張るチームなんて
絶対につくりたくない

そう、思うのだが
高い理想と厳しい現実

なんでも人まかせで
自分で考えられない選手たちも
やっぱり、現実にたくさんいる

でも、その人まかせな選手たちが
成長できるチームにしたい

一人ひとりが主役で
全員で強くなるチームにしたい

一番弱い、一番ヘタクソな選手が
めちゃくちゃ燃えることのできるチームにしたい

そして、全員で成長できるチームにしたい



理想のゴールは見えてるのに
その道のりは厳しい


やっぱり右往左往である

負けに慣れる

昨日自分は1年生大会の役員で会場にいた

試合は見ていないが
内容も乏しいものだったようだ

2回戦で終わってしまったので
その後の試合は
ずっと指をくわえて見ていたことになる

そして、使わせていただいた会場の掃除

レベルの高い上位の試合を横目で見ながら・・・

自分も同じだ
上位の試合の世話をしながら
自分のチームはラケットをほうきやブラシに持ち替えて
トイレや会場の掃除

この差は何だ？

努力が足りなかったのは間違いないが
あまりにも悔しすぎる

よくプロ野球で優勝決定の試合で
相手チームがその歓喜の様子を
ずっとベンチで見つめているシーンがある

さっさといなくなりたいだろうに

でも、この悔しさを忘れないでおこう
そんな思いがそうさせるのだろう

実は掃除をさせたのは
そんな思いを掻き立てるためでもあった

熱い悔しい気持ちが
次のパワーにつながる

熱くなれない奴は
何回負けてもダメだ

悔しいのはその時だけ
あとはどんどんそれも薄れていき
負けることに慣れていくだけ

そうなったらおしまい

自分が今できるのは
負けるということがどういうことかを教えること

まだ、うちのチームはぬるい


今、自分は朝早くにコートに行って
朝練のための5面分のコートの準備を選手たちがくる前に終わらせるようにしている

なぜだと思う？

そう選手に聞くと

「練習の時間を少しでも長くとりたいから」

という答えが返ってくる



それもあるが、正解ではない

本当は

「何かせずにはいられないくらい悔しい」

である

そのあたりが通じ合えるようになるには
まだまだ時間がかかりそうだ

情けない

今日みたいな公式戦では
いろいろな懐かしい面々に会う

前任校の2年生、保護者の皆さん
3年生、卒業生などなど

本当に懐かしい
本当に嬉しい


そして皆さん、口をそろえて
新しいチームを褒めてくれる


元気がいいですね
いいチームですね
上手になってますね


本当にありがたい
もったいない言葉の数々


でも、結果はその逆だ

全く勝てない
結果が出ない
出させてやれてない

褒めてくれた前任校の皆さん
みんな、しっかり頑張っている
ちゃんと結果も残している

それにひきかえ
いったい、俺は何してるんだ


選手たちはかなり頑張った
たしかにいい応援をしてくれた
精一杯の試合もそうだ
ベンチの雰囲気なんかは
周囲の声もあるように
節度もあり、気持ちも一体となった
なかなかのものだった

また、今日は負けてから
上位の試合を横目に
会場の掃除を黙々とやってくれていた


選手たちに、ここまでサボってたとこがあるんじゃないか？って説教してたけど

自分自身はサボってないのか？
本当に全部を伝えようとしていたのか？

全然できてないじゃないか


選手はダメじゃない
頑張り方が少しだけわからないだけ
頑張る方向を示してやれない自分が一番ダメ

選手たちが悔しくないわけがない
自分だけ悔しいような顔して
そんなん、最低だ

もっと、信頼してもらえる行動をしないと
選手の心に火がつかない
当たり前だ


まだ、自分は選手たちに何もしてやれてない


ほんと
情けない

新人戦個人の部

「今に見てろ」
というセリフも

もう何回書いたかわかりません

今日は個人戦

1年生も2年生も共に2回戦止まり
あまりの弱さに気が遠くなります

見事なまでの「その他大勢」のチームに
成り下がってます

会場に入っても
すべての選手が上手に見えます

顧問がそう感じてるくらいですから
選手はもっとそう思ってるんでしょう

これでは勝てるわけがない

なぜ、弱いのか？
なぜ、その他大勢のレベルなのか？

答えは簡単です

他のその他大勢のチームでもできる努力しかしていないからです

他の人のできないことができるようになるには
他の人ができないくらいの努力しかないのです

さらにうちのチームは厳しい状況下にあります

やたらと多い人数
身軽に動いて練習場所を確保してきた自分にとって
一番苦手なパターンです

短い練習時間、少ない練習場所
立派なコートをもっている学校ですが
実は非常に練習ができない状況なのです

周りから言われることもあります
「これだけいれば、素質がありそうな子もいるだろう？強くなりそうな子だけ特別に鍛えたら？」

冗談ではありません
そんなチームはまっぴらゴメン

全員が一番手のつもりでギラギラして
全員がキラキラ輝くチームにしたい

今この状況から
だから全員で強くなりたいんです

もう、弱いのは飽きました
もう、うんざり、こりごりです

やっと、上から下までみんなが目標をもてるようなチームになってきたのに


このまま弱いまんまでいるわけにはいきません

新人戦団体

先日の団体戦予選リーグを受けて
今日はトーナメントです

一回戦は危なげなく勝利
次は夏の大会のレギュラーがそのままのこる強豪校S中です

結果は1-2で負けました（泣）

やっぱりうちは弱かったです
いいテニスもするのですが
その次に凡ミス（泣）

今日のように格上のチームとやるときには、こちらが相手の嫌なことをしなければならないのですが、
現実は相手を助けてばかり

やっぱりサーブレシーブを中心とした
「普通のミス」が致命傷となりました

残念です

終わってから学校帰って練習しましたが
やっぱり課題は同じです

ミスです

いいボールやいいプレーなら
強豪と比べてもけっこう出てくるまでになりました

でも、その次に相手を助けるプレー

これでは勝つまでに100年かかりますね
この「普通のミス」はとにかく練習しか治す術がありません

がんばれがんばれです

でも、良かったこともあるんです

それは、チームがだんだん一体化してきたこと

一番の目標だから1番嬉しいところですね
会場校に来ていた先生方にも言われました
まるで、K中学（前任校）みたいですねって（笑）

そうですね
そう思います

でも、前任校ではありません
うちはうち

でも顧問のチームに対する思いは
だんだんと同じになってきました

伝統はないけど、目標はあります

それは、やっぱり
「応援されるチーム」

一人残らず全員で団体戦を戦えるチームです


ちょっと近づいたかな？と思いました

いいチームをつくると必ず個人が伸びます
それを信じて、うちは全員でやっていきたいです

今日の試合、他会場で試合しているチームの生徒が偵察のつもりでしょうか？
うちの試合のビデオを撮ってました
もちろん目当てはうちの相手校の方ですが（笑）

顧問もついてなかったので、その生徒はほどなく退場処分となりましたが

撮られている方にすると不愉快でした
なんの断りもなかったですし

見ず知らずの人間に
どんな風に見られるんだろう？
なんか気持ち悪いです

これって撮ってるのがどこかのおじさんだったら
盗撮ですよね

ちょっと問題だし、本当に気持ち悪いです

取り締まれないものでしょうか？


高校や中学でも上位のチームにはこういうことをするところもありますが

その偵察部隊は自分のチームの試合を
観ることも応援することもできないのですね

自分は個人的には、こんなチームにはしたくないです

勝つことも大切です
でも、その場にみんながいて
みんなで喜んで、悔しがって、というのがしたいと思います

だから甘いって言われるんでしょうね（笑）

でも、それもOK
甘い甘い時代遅れの顧問でいたいです

そっちの方が楽しいです

今日の結果
2回戦敗退

今に見てろーー！