蓼科クラフトヴィレッジ 陶芸工房 陶仙房

私達は山の工房で、若手作家など個々で活動しているスタッフの視点で、その時に感じている事を声にしていきたいと思っています。

雨のち雪のち…キラキラ

2016年01月31日 | 日記


1月なのに雨が降り、その後雪になりキューっと冷えたて木の枝が氷にとじこめられた。
雨氷と言うらしい。

朝陽が当たるとキラキラ。
夜になっても解けないでいる。

弱い白樺の木は重さに耐えられなくて
折れてしまう。
暖かかったり急に冷えたり…
今年の冬はてんてこ舞い!

きまぐれマダム

冬の台所

2016年01月26日 | 日記


やっと冬らしくなってきて、蓼科山も粉糖をまぶしたケーキみたいで美味しそう。

油断して、廊下に置いていた野菜が凍ってしまった。
大概大丈夫なはずの冷蔵庫の中のものも凍ってしまった。
根菜は凍ると筋っぽいから、細かくして使う。
人参、牛蒡はコンソメスープ。
大根はおろしてみぞれ鍋。
手をかじかませながら、凍った大根をおろす。
シャリシャリの大根おろし、これぞ本当の「みぞれ鍋」だ。


きみ

窯たき

2016年01月18日 | 日記



去年、新しい形となった陶仙房の窯。
冬の窯たき。

どんどんと上がる温度。
投入される薪。
なかなか上がらない温度。
試行錯誤の真夜中。

炎がゴウゴウといっている間、
とても静かな気持ちになった。
激しいものの前でも
こんなふうになるのだなあと思う。

今は冷めていくのを待つ。
窯の中を思うと、どきどきする。

フユウ


地面

2016年01月11日 | 日記


1月なのに雪がない、ない、ない。

どこへ行ってもこんな話題で、年上のお兄さんやお姉さんが口を揃えて

こんな年はドカ雪が降るって言う。


例年よりも川の流れに勢いがある
あったかくて雪が直ぐに溶けちゃうかららしい

水不足にならなければ良いけど

この時期、雪の無い地面なんてなかなか見れないレアもの
じーっと見たけど、ただ枯れた草の生えた地球の一部だった

災害の少ない年になりますように

もぐ




新年

2016年01月05日 | 日記


雪の無い暖かい新年の始まりだ。
去年の今頃は大雪の中毎日の雪かき。
このまま終わらないまでもこの暖かさは嬉しい。

僕の初詣はいつも人出の多い三が日を避けた、しかも
いつも誰もいない小さな貧相な社の地元の神社だ。

大きな神代杉を見ながら急な幾分崩れかけた石段を
ぜーぜー言いながら上る。
今年も誰もいない。願いが届く様な気がする。
蓼科の山の麓に暮らし始めてからずーっとの僕の習わしだ。

帰り道、参道脇の土手にあまりの暖かさに間違えたのか
春先に咲くオオイヌノフグリが一面に咲いていた。
これから又、雪の季節が来るのに、、、。

工房では初窯に向けて窯詰めがもうすぐ終る。
今週末くらいには火を入れようかと。

本年も宜しくお願い致します。 山人