樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

十二湖

2016-10-25 23:37:40 | 日記
白神山系の北側に
湖や池が12個ほど点在していて
ブナ林の中を散策することができる




一番有名な 青池


透明度の高い隣の池
カツラの甘い いい香りが漂う


途中に天命を終えて朽ちたブナの木
         

           キノコ達を育てその後土に還っていく
                こんな木を ナースログとかナースウッド と言うそうだ

以前、留山のブナ林を案内していただいたガイドさんに挨拶へいくと
とっておきの場所を秘密の暗号とともに教えてくださった。
ガイドするお客は決してつれていかない場所・・・
人が多く入るとどうしても自然が破壊されやすくなるから・・・と

そこで出逢ったブナ


樹齢400~500年

なおも葉っぱは瑞々しく勢いがある


人知れず静かに
しかし孤高に生きる立派なブナは
今までのことをすべて受け入れ抱き止め
それでもなお穏やかに手をひろげ
パワーを放つ

思わず頭をたれた。

白神山系の秋

2016-10-25 23:24:41 | 日記
遠くに見えるは頂きに雪をつけた岩木山


秋の装い ブナに呼ばれて白神山系へ
二ツ森から世界自然遺産に指定された白神山系の核心部を見ると・・・


山また山の山には針葉樹が見られず
もこもこっとしたブナばかり
地元の人がブナっコリーと呼ぶブナが山を覆い尽くす
葉っぱが緑の時はそれほどとは思わなかったけれど
こうしてみると、今まで見てきた山々との違いがはっきりくっきり


こんな中をすれ違う人もなく
カサコソと落ち葉の踏み音をたてて歩く





ふっと目を横にすると


ダケカンバの白い幹がなまめかしい







足元をみれば
鮮やかな艶やかさ



どこを見ても思わず頬が緩む景色
冬前のブナたちもそれぞれの秋を楽しんでるのではないだろうか