Tanaka masaru

田中 賢ブログ

5月30日(日) 京都モダンタイムスで歌いました!

2010年05月31日 18時41分37秒 | 日常と音楽
 最近はここ数年に書きためたたくさんの詩を練り直して完成に近づける作業をしていました。かなりネガティブなものも多々あって、しかし、それらもまた、前向きな自分にたどり着くための過程なのではないかと思って、少しずつ形にできればと考えたりして。そんなことばかりしているうちにライブの日になり、さて、いろんな人たちの前に出て、どんな歌を伝えたいかと考えてみると、やはり自分なりに外に向っている歌であったり、前向きな歌であったりするのでした。あれこれ悩んでいる過程の言葉たちを経て、そこにある、前向きな言葉たちを歌いたいと思うのでした。
 たくさんのお客さんの前に実際に立ってみて、その感覚は間違ってはいなかったと確信しました。歌が旅をして、行き着く先は、人なのです。その空間に歌があって、それを一時共有してくださる人たちがいる、こんな幸せがほかにあるんだろうかと、そう感じました。ひとつでも多く、良い言葉を歌っていきたいと願いました。そして、このライブ感を忘れないように、なるべくたくさん誰かの前で歌いたい、その感覚を持って詩を書きたいものです。あたりまえのことなんですけどね、自分の感情があまりに大きいときには、忘れてしまいがちなんですね。
まさに音楽を楽しんでおられるマジカルブルーのみなさんの演奏、ビールがとてもあいましたね。僕もフォークがかなり好きなので、特に拓郎は大好きなので、もっとお話したかったです。
 パイナップル・ソバットのみなさんのポジティブな感じは、すーっと心に入ってきましたね。歌って、なんやかんやいうより、やっぱりストレートなのがいいです!シンプルな言葉で大切なことを表現できれば、それがベストだなとあらためて感じました。
 そして、メイビーズのみなさんのハーモニーは、これはすごくよかった、何か、こちらもうれしくなってくるような感覚でした。ギターのサウンドやピアノもとてもここちよかったので、バーボンも飲んでしまいました。
 今回は自分より年上の方々も多々出演されていました。刺激をたくさんいただいて、また歌いたくなってきました。すばらしい時間をありがとうございました!
 京都の街には緑もたくさんあって、太陽の光もとても眩しかったです。
またお会いしましょう!

1.カタツムリ
2.影
3.まるで地球を抱いている
4.毒蛇
5.君のそばで息をしよう
6.この雨の向こうにあなたがいる
7.また会えるみたいで
8.情熱

共演:マジカルブルー、パイナップルソバット、メイビーズ

5月22日(土) ニコとピアノのコンサート

2010年05月23日 11時09分46秒 | 日常と音楽
 大阪市住吉障害福祉センターで歌いました。今回は職場同僚でニコを演奏する中田ちが子さんと共演となりました。
 夏みたいな日差し、とても平和なお昼時、今回も念入りなストレッチ、気持ちがフラットになり、ピアのの前に座ると、ここで演奏できることがとてつもなく幸せに感じられました。かなりご高齢の方々、50人くらいの方々に歌を聴いていただくということで、ちょっと心配しつつも、自分の詩を歌いだしました。この雰囲気がなんとも良くて、平和感と一体感が合わさっていたみたいでした。
 中田さんのニコに合わせて、「ふるさと」や「見上げてごらん夜の星を」など演奏して、みなさんくちずさんでいただいたりして、これもまた幸せな時間でしたね。
 中田さんの明るい話し方やその雰囲気が、会場をあたたかく包んでいましたね。ニコを弾き始めたきっかけは、ご病気のお母様に音を聴かせてあげたいから・・・というお話も、やさしい気持ちにあふれていました。ハートがすべてなのかもしれません。みせかけではだめです。そのようなハートに少しでも近づきたいなあという思いでいっぱいになりました。
 演奏後、車いすに乗った男性の方が、わざわざ声をかけてくださいました。「あなたの声にはまったくぶれがない、男性にはめずらしい、ほんとによかった」と言ってくださいました.この意味をどうとらえたらよいのか、しかし、自分なりに気持ちを落ち着けながら、歌を通して対話したいと願いつつ歌えたことは、きっとプラスになっているのだろうと思いました。ニコについてもかなり感激されていましたね。
 そこにいてくださったみなさん、ありがとうございました。すてきな時間をありがとうございました。

1.きみのそばで息をしよう
2.影
3.翼をください(赤い鳥)
4.雨が空から降れば(小室等)
5.きれい
6.この雨の向こうにあなたがいる

中田さんといっしょに
7.ふるさと
8.見上げてごらん夜の星を
9・10.ニコの演奏
11.世界でひとつだけの花

アンコール
上を向いて歩こう

 音楽も仕事も散歩するときも、自分との対話、人や周囲との対話、僕の毎日はそんなことに集約されてきたようです。
 心おだやかにいたいと願うのは、心が、ともすれば、とんでもない状態になってしまうことを知っているから。
 良い言葉をたくさん使って対話したいのは、悪い言葉をたくさん使って人を傷つけてきたから、悪い言葉によってたくさん傷ついたから。

 さて、次は5月30日(日)京都モダンタイムスです!
 どうか、また会えるときまで、お元気で!

5月9日(日) 桜ノ宮ガラガラで歌いました!

2010年05月14日 07時51分59秒 | 日常と音楽
 この1か月ほどは咳に苦しんでいました。仕事でも声を使うのでなかなか完治せず、人と話すのもきついかんじだったので、よく本を読みました。ストレッチして体をほぐしながら、こうやって体と対話をすることも大切なんだなあと感じました。心だけを働かせていると、心ばかりが大きくなって煮詰まってしまう。心と体のバランスとはよく言ったものだと思います。そうやって、うまく自分との対話が成立していると、誰かともうまくつながっていけるのかなあと感じたり。
 歌作りは自分との対話なのかも、歌いにいく時は、誰かとつながるためなのかも。大きな気持ちで歌いたい。本番前に店の近くの講演で見上げた空の色は、なんとも深い青色でした。
 とても良い雰囲気でした。1曲目、歌っている時に、今日はひたすら自然な気持ちで歌えそうだなと感じて、それからはただただ歌いました。声もなんとかもちましたね。うれしかったなあという感覚以外にはライブ中の記憶がないです。歌い終えたら、もうぐったりでした。
 パイレーツカヌーのみなさんの演奏は、すばらしかった!カントリーの音がここちよかった!そして、声も音楽も、ステージの雰囲気も、楽しませていただきました。音が鳴っていない時、これがまた、音楽なんだなあと感じました。
 浅見さんの詩は、僕のイメージでは、青春の影、です。切ない歌声と、フィンガーピッキングのギターです。これもまるごと楽しませていただきました!
 これからもしっかり自分と対話し、周りの人たちと対話し・・・そんなふうに過ごしていきたいと願います。
 みなさん、ありがとうございました!

1.君のそばで息をしよう
2.影
3.あなたの言葉
4.毒蛇
5.この雨の向こうにあなたがいる
6.サボテン
7.電車は走る
8.なみだがでる

 共演:パイレーツカヌー、浅見句一

 新しい詩もいくつかできてきています。あなたも、みんなも、元気でいてほしい、そんな気持ちを軸にした詩です。また、発表していきたいと思います。