重松清さんのその日のまえに。7つの短編集。
通勤途中の電車の中で読むことが多く、普通であればとっくに読み終えているのだが、今回はなかなか先に進まない。というのは、読み進めては泣けてしまい、本を閉じ、ハンカチを取り出し、マスカラが落ちないようナミダフキフキ。恥ずかしさもなんのその。。コレじゃなかなか終わらないようねぇ。
今日は「ヒア・カムズ・ザ・サン」の途中でストップ。
何曲目かが終わったとき、初めて、拍手が聞こえた。
一人分の、小さな拍手だった。
おでこをほんの少し上げて、そーっと覗いてみた。
母ちゃんだった。俺を見て、笑っていた。トシくん見ーつけたっ、と。泣いているみたいに笑っていた。
(P.160より抜粋)
治る見込みのない病気にかかってしまった母。父を幼い頃に亡くし、母一人トシくんを育て上げた。彼を一人残して死ぬことをいつまでも伝えられぬ母。その母はカオルくんというストリートミュージシャンを介して、自分では伝えられなかった病気を息子に伝えようと賭けをした。その賭けが当たった瞬間のシーン。
このときの母の心境、それをしったトシくんのキモチを考えたら、なんとも切なく、なんともいとおしく感じ、電車の中なのにナミダがポロポロ。。(会社の人はこれを聞いて大笑い・・・)。
あと半分残ってるんだよね。。明日はウォータープルーフのマスカラにしとこ。。
通勤途中の電車の中で読むことが多く、普通であればとっくに読み終えているのだが、今回はなかなか先に進まない。というのは、読み進めては泣けてしまい、本を閉じ、ハンカチを取り出し、マスカラが落ちないようナミダフキフキ。恥ずかしさもなんのその。。コレじゃなかなか終わらないようねぇ。
今日は「ヒア・カムズ・ザ・サン」の途中でストップ。
何曲目かが終わったとき、初めて、拍手が聞こえた。
一人分の、小さな拍手だった。
おでこをほんの少し上げて、そーっと覗いてみた。
母ちゃんだった。俺を見て、笑っていた。トシくん見ーつけたっ、と。泣いているみたいに笑っていた。
(P.160より抜粋)
治る見込みのない病気にかかってしまった母。父を幼い頃に亡くし、母一人トシくんを育て上げた。彼を一人残して死ぬことをいつまでも伝えられぬ母。その母はカオルくんというストリートミュージシャンを介して、自分では伝えられなかった病気を息子に伝えようと賭けをした。その賭けが当たった瞬間のシーン。
このときの母の心境、それをしったトシくんのキモチを考えたら、なんとも切なく、なんともいとおしく感じ、電車の中なのにナミダがポロポロ。。(会社の人はこれを聞いて大笑い・・・)。
あと半分残ってるんだよね。。明日はウォータープルーフのマスカラにしとこ。。
表現お上手ですね。自分もそんなレビューが書ければいいなと感心してしまいました。
駄文ですが、こちらからもTBさせていただきます。
こちらからもTBさせていただきます。この本に出会う人が増えるといいな、なんて思っています。
涙も鼻水も隠すに余る量で、私の周りは、ティッシュだらけ。恥ずかしいと思っても、涙が止まらず・・。
こんなのって、ないよお~~。
っと、今度は重松さんのどの本を読もうかなって、思案しています(うふふ)
お褒めのお言葉、ありがとうございます。。
>asaponさん
そうですね。時を経てもまた読みたい読んですよね。
>せんべえさん
ん~、続きが楽しみです!!
>てふさん
私も続きはティッシュを用意したいと思います。。
「ヒア・カムズ・ザ・サン」が1番感動しました
歌とも関連付けて綺麗な話だな、と
でも「泣ける」って観点なら「きみの友だち」の方が上でしたよ
私も電車の中で読んでいて、言葉も出ませんでした。
いろんな本の感想載せているので、どうぞまたいらしてください。
「きみの友だち」ですか。次回読んでみます!!
>asadayuuka*さん、
またお邪魔させていただきます!
突然失礼します。
東京都板橋区に本拠地を置く劇団銅鑼と申します。
重松清原作「流星ワゴン」舞台化のご案内です。
あの映画監督・行定勲氏も先日池袋公演をご覧になり、絶賛しました!!
2月3日~2月5日相鉄本多劇場(横浜)・2月9日兵庫県立芸術文化センター中ホール(西宮)で上演します。
公演の詳細は劇団銅鑼HP
http://www.gekidandora.com
をご覧下さい。
昨年東京で初演、高い評価を受け、口コミでSOULD OUTを出せた作品です。
お近くでしたら、是非ご覧下さいませ。
よろしくお願いいたします。
劇団銅鑼 制作 田辺素子
〒174-0064 東京都板橋区中台1-1-4
TEL:03-3937-1101
FAX:03-3937-1103
URL http://www.gekidanora.com
e-mail gekidandora@pop12.odn.ne.jp