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ダライ・ラマに恋して

2007年09月25日 22時00分17秒 | books
たかのてるこさんのダライ・ラマに恋して。本屋さんでのんびり本を眺めていたらひさしぶりに旅行記が目にはいった。ダライ・ラマのことを「世界一ラブ&ピースなお坊さま」といってのける、このノリが気に入った
話は人生最悪の大失恋に絶望するなか、「世界一のラブ&ピースなお坊さま」の笑顔に会って、未来を明るく変えたい!」と、失恋の傷を背負いながらも人生をかけて、決意するところから生のダライ・ラマに出会うまでの道のりを記したノンフィクション。はじめはレーからラダックにかけての単なる旅行記だったが、カルマとの出会いによって、彼らが信じる仏法をわかりやすく、口語体で書かれている。

「ブッダの教えで大切なことはふたつなんだ。ひとつは『cause & effect (原因と結果)』、カルマだね。もうひとつは『すべてはimpermanent (永続しない)』ってこと。たとえば、もし腐ったモノを食べたら、お腹をこわすよね?すべての結果には原因があるんだ。これが、因果(カルマ)だよ」
(P.263より抜粋)

「人は、厳しい状況の中にあったほうが、より多くのことをより深く学ぶことができるんだ。カルマは、あらかじめ自分の人生の全てを、プログラミングしているモノではないんだよ。自分が毎日、今この瞬間から、プログラミングしていってるモノなんだ。生命が永遠だということを思えば、僕たちの行いに原因があるということは、とっても前向きなことでもあるんだ。」
(P.265より抜粋)

「神様に急にお願いしたってダメさ。毎日の、自分の行いが返ってきてるだけなんだよ。いいことをしていれば、いいことが返ってくる。悪いことをすれば、悪いことが返ってくる。きみは、きみが与えたものを受け取ることになるんだ。すべては、日ごろの行い次第ってこと。いいことをするのは、自分のためでもあるんだよ」
(P.276より抜粋)


話の最後には、なんとダライ・ラマに会うことができ20分もインタビューができちゃった。ほんとすごいね。ホント願えば叶うんだね。
久々に言葉がすんなり入ってきた。


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