すでに少し時間がたちますが、『NHKスペシャル 女と男 第3回』について短くコメントをしておきます。
この回は、正直、ちょっとあおりすぎかなと思いました。
いくつかのポイントをメモしておきます。
1:Y染色体問題について
番組中でY染色体が急速に壊されていっている映像が印象的につかわれていました。たしかに、Y染色体は相同染色体を持たないので、傷が入ったときに修復系が働きにくく、変異のス . . . 本文を読む
NHK特集『女と男』について、潮匡人さんという評論家が評論を書いていました。 こちらのHPです。 潮氏はこの番組を賞賛しておいて「と言いたいところだが、一抹の不安が残る」といいます。その理由は下記のようなもの。
なぜならNHKが「性のありようをもう一度考えてみる」「LGBT特設サイト-虹色」を掲げているからだ。 LGBTはレズ、ゲイ、バイ、トランスの略。「いろんなセクシュア . . . 本文を読む
NHK特集「女と男」に触発されて「性差の科学」っていうコミュニティをつくっちゃいました。
人間を中心にあらゆる生き物の生殖戦略に関する研究を中心に、そういった研究の社会的な意義まで含めていろいろ語り合えればいいなと思います。もちろん、賛否両論どんとこい!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=3975453
興味ある人ははいってくださいね!! . . . 本文を読む
昨日深夜にやっててみました。
いやー、ごりごりのフェミニストが性差なんてなるべくないほうがよいと考えていたころから考えると、こういう番組が作れるようになったんだなーと隔世の感。
「男は狩猟にいき、女は家庭を守る」なんてことを堂々とやってるわけだ。こんなの少し前なら、性差別ってことにされちゃうよ。「性別役割分業のステレオタイプを強化する」とかどっかで言ってる人がいまだにいるんかな?
しかし、現実 . . . 本文を読む
週刊現代の記事で、労働法の専門家の学者と社労士に過去の判例をもとに、リストラや賃金カットの事例を挙げて、労働法の簡単な解説みたいなことをしている。
法的な内容は正しいだろうし、その意味ではとても役に立つのだけど、ここ1ヶ月ほど労働問題に内定切りの当事者として関わってみて補足をしておく必要がある。
法律がどうなっていようと、泣き寝入りに向かわせる圧力があらゆるところでかかるからだ。 日本の社会 . . . 本文を読む
なかなか書けない「レンベ海峡のクリッターズ」です。
すでに旅行から5ヶ月以上経過して、記憶もあいまいになりつつありますが、ぼちぼちやっていきます。
レンベ海峡は、なぜか知りませんが、ともかく擬態と共生があちこちに見られる特異な海域です。前回の続きで、周囲の生物と共生関係を作っている生き物を紹介していきます。
この海域には、妙に奇抜は色彩のウニがいます。
ウニには棘がありますので、その隙間に隠れ . . . 本文を読む
みなさま、明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いします。
思えば去年はよく働きました。しかし、年初の目標といてはアグレッシブに生きようと思ったのですが、なかなか忙しさにかまけてルーティーンになってしまう仕事が多くなってしまい、いつ何時も最高のパフォーマンスを示せたかというと、疑問の残るところも多い一年でした。とはいえ、おそらく20代のころなら音を . . . 本文を読む