萌えと電波をこよなく愛する 珠奇屋萌音楽堂

ネット上で視聴できる、美少女ゲームの萌えソングや電波ソング、オープニングムービー、デモムービーなどを紹介

祝!『処女はお姉さまに恋してる』TVアニメ化!

2005年09月30日 22時11分15秒 | 雑文・時事ネタ
 「キャラメルBOXが贈る、アットホームだけど、ちょっとスリリングな女装潜入ロマンティックラブコメディー」の『処女はお姉さまに恋してる』がTVアニメになることが正式決定!(ソース:キャラメBOXインフォメーション、2005/9/30/情報元:『2次元に生きろ』様、2005/9/30

 しかも、キャラクターデザインは『おボクさま』でおなじみの「ヨダ」氏! 

 これはウソ。でも、ちょっと期待(笑)

 キャラメルBOXによると、「スターチャイルドが製作する」こと以外はまだ未定だとか。う~ん、楽しみっ!

 だけど、声優はどうなるのかなぁ。キングだけに総とっかえってこともありそう……。とくにツンデレラな貴子さんあたりは堀江由衣嬢あたりで、一子ちゃんは田村ゆかり嬢とかね。

 珠奇屋としては、大好きな木村あやか嬢とあおいひとみ嬢が、『はにはにラジオ』コンビの猪口有佳嬢と岩居由希子嬢に変更されるんだったら大満足ですよ(おいっ!(笑))。いずれにせよ、原作の雰囲気を壊さないで欲しいな、と。

 それと、タイトルはTVでも『処女はお姉さまに恋してる』なのかな? それともPS2版みたいに『乙女はお姉さまに恋してる』に改題? もしかして『おボクさま』ってことも!

 それはそれとしても、情報ページの瑞穂と紫苑の「十条家喜びの舞」ってどうよ(笑)。

新着デモムービーの感想 “ちょこっと!” 2005/9/30

2005年09月30日 06時30分54秒 | 新着ムービーの感想“ちょこっと!”
 今日は2作品から3本のムービーを“ちょこっと”レビュー。『PRISM ARK』は3DCGがスゴイ! 『GOTHIC』はサスペンスチックで吸い込まれるよう。★は珠奇屋のお気に入り度。

■『PRISM ARK -PRISM HEART II』(PAJAMAS SOFT)05夏コミ用ムービー&アバンタイトル -フィーリア-/ダウンロードページ(PAJAMAS SOFT)/2005年冬発売予定/★★★★★
 夏コミ用ムービーは、ついにエロゲのムービーもここまできたか思わせるほどの、レベルの高い3DCGムービー。あえてヒロインを出さなかったところにセンスを感じます。本編からと思われるセリフは声優さんの真に迫った演技が◎。惜しむらくは、音楽がせっかく盛り上がってきたところで終わってまうところかな。う~ん、続きが観たい! あと、生き物を3DCGで表現するのはまだまだ難しいと思いました。

 夏コミムービーがシリアスな一方、アバンタイトルの方は完全な萌え路線。桃井はるこ嬢の萌えボイス+姫ヒロインの告白ボイス付き。桃井嬢の演技はかわいくて楽しいけど、ムービーとしては3つ星くらいかな。

■『GOTHIC~The Age of Innocence~』(PENTA)コミケット68デモムービー/ダウンロードページ(PENTA)/2005年11月25日発売予定/★★★★
 デフォルメなゴスロリ娘が美味しそうにプリンを頬張っているほのぼのムービーかと思いきや、ブランドロゴを間に挟んで始まるムービーは完全なシリアス路線。女性ソプラノのコーラスが神秘的な主題歌はサスペンスの匂い。緻密に描かれた背景、ゴスロリヒロイン、狂気とエロス、思わせぶりな言葉の数々。エログロとサスペンスの組み合わせは、どこか江戸川乱歩や松本清張の世界を思わせます。雰囲気は◎。ゲームの出来が楽しみなムービーです。期待を裏切らないでくれよ!

真理絵オリジナルアルバム『ADVANCED BLUE』今日発売!

2005年09月30日 04時10分35秒 | 雑文・時事ネタ
 珠奇屋の大好きな真理絵嬢のニューアルバム『ADVANCED BLUE』が今日9/30発売です。真理絵嬢が全12曲を作詞し、OdiakeS、たくまる、Manack、Shinya Watabe氏、Barbarian On The Grooveが作曲で参加。

 ちなみに、発売元のGWAVEのサイトでは、収録曲の中から次の6曲が視聴できます。

 - push and tough
 - 笑顔で続くこの道を
 - ポジティブでいこう
 - over and over
 - 黄金流砂
 - 祈りの翼

 癒し系の曲からカッコイイ系の曲まで幅広くこなす彼女ですが、個人的には癒し系ボイスのゆったりとした曲が好きだなぁ。彼女の柔らかくてかわいらしい声質を一番上手く生かしていると思います。ロックがダメなわけじゃないけれど、彼女のかわいい声がバックミュージックに負けて聞こえる時があるので……。視聴曲だと『over and over』や『黄金流砂』あたりかな。悪いわけじゃないんですけどね。これは珠奇屋の主観ということで。一方、彼女の声質を生かした『ポジティブでいこう』は、珠奇屋のおすすめ。気持ちがあったかくなる萌えソングです。

【デモムービー】『秋色恋華』の感想

2005年09月29日 20時12分25秒 | ムービーの感想
秋色恋華』(パープルソフトウェア)デモムービー

お気に入り度:★★★★

歌:『秋色』(歌:橋本みゆき/作詞:石川泰/みやび/作曲・編曲:景家淳)/ムービー製作:
映像タイプ:MG型/キーワード:秋、歌○
視聴に関する制限:特になし
備考:2005年2月25日発売。ダウンロードページこのデータの読み方。写真はドラマCDのもの。

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 魅力はなんといっても橋本みゆき嬢が歌う主題歌。とくにドラマチックでテンポのよいサビが◎。女の子の秘めた決意が感じられる歌詞は、つい応援したくなります。

 さて、映像の話。

 秋を舞台にしたゲームということで、冒頭の夕暮れの街並みが雰囲気を盛り上げています。ただ、全体的に見ると、モチーフの「秋」を上手くいかせていないような気がしました。とくに、全体の3分の1近くもある水着シーンは、まったく秋らしくない。サービスカットとしてはとてもイイ出来なんだけれどもなぁ。水着シーンはワンポイントとして使って、もっと秋らしい演出にしたほうが良かったのでは?

 とにかく絵を見せてやろう!という製作者の意図は分かるのですが、最後にまとめて大量に表示されるのにはまいります。もう少し画像を選抜したり、カットを工夫するなりして全体に緩急を付ければもっと良くなるような気がするんだけど。

 少し批判的に書いてしまいましたが、映像の出来はそれほど悪くはないです。モチーフ云々もOPムービーとしてみた場合であって、デモムービーとしては「あり」でしょう。

 サビの音楽に合わせてヒロインの表情が小気味良く変わるカットは良かったですし、紅葉をかたどったカットの切り替えもモチーフを生かしていて◎。一つのカットを分割して、顔と全体とを表示する見せ方は上手いと思いました。

 定番で安心感のあるキャラクターデザインは個人的に好きで、健康的で肉感的なボディラインにクラッときましたよ。とくに真由の着替えシーンに萌え。表情といい、柔らかそうな下乳といい……。なんかドキドキしちゃいます。

■まとめ
 主題歌がいいだけに、映像にもう少し工夫が欲しい。

新着デモムービーの感想 “ちょこっと!” 2005/9/28

2005年09月28日 08時49分51秒 | 新着ムービーの感想“ちょこっと!”
 今日は3本。今日の目玉は何と言っても『LOST CHILD』。近年まれにみる完成度の高いアニメで、その熱い映像には魂を揺さぶられました。他の二つも健闘。★は珠奇屋のお気に入り度。

■『LOST CHILD』(たまソフト)OPムービー/ダウンロードページ(たまソフト)/2005年末発売予定/★★★★★
 これを5つ星にしないで何を5つ星にするのか! エロゲの主流であるコメディ萌え路線とは一線を画した、クールでスピーディでスタイリッシュなサイバーパンクムービー。片霧烈火嬢と霜月はるか嬢のツインボーカル『魂の慟哭』はマーベラス! 『バブルガムクライシス』が好きな人だったら、ハマれること間違いなし。おすすめ。

■『School Festa』(ロール)デモOPムービー/ダウンロードページ(ロール)/2005年11月25日発売予定/★★★★
 アベレージは高いと思うけど、良いところと悪いところの差が激しくて、評価に困るムービー。上を下げるか、下を上げるか。いずれにせよクオリティの標準化を行ったり、もう少し演出に統一感があったらまとまっただろうになぁ。意欲的な作品で、健闘しているとは思うのですが。主題歌は、佳織みちる嬢のキュートな歌声と「きゅわきゅわっ♪」「てかてかっ♪」の萌えの手がかわいい萌え電波ソング。

■『オレの巫女さま』(BLACK PACKAGE)デモムービー/ダウンロードページ(BLACK PACKAGE)/2005年10月14日発売予定/★★★★
 巫女モノだけに和風でまとめたムービーは統一感があって個人的に◎。全体的に丁寧な演出なのも◎。RMG製作。なるほど納得。主題歌は大野まりな嬢の電波がこれでもかと炸裂している萌え電波ソング。彼女の強烈な個性を受け止められるまりなスキーなら、このムービーを100倍楽しめるはず。3DCGが綺麗なのが特長なのですが、その美麗さが放尿シーンにも生かされているのがなんとも……。キラキラ輝いてても尿だしなぁ……。

【デモムービー】『月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~』の感想

2005年09月27日 19時10分03秒 | ムービーの感想
月は東に日は西に ~Operation Sanctuary~』(AUGUST)プロモーションムービー

お気に入り度:★★★★

歌:『divergent flow』(歌:真優/作詞:H/de/作曲:Hiroki/編曲:quad(LOOPCUBE))/ムービー制作:神月社(?)
映像タイプ:MG型/キーワード:スピード感、ちびキャラ、アニメ、にぎやか
視聴に関する制限:特になし
備考:2003年9月26日発売。ダウンロードページこのデータの読み方。右の写真はプレイステーション版のもの。

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 べっかんこうデザインのプニプニでほわほわなヒロインが見られるだけで私は大満足(4つ星だけど……)。珠奇屋のお気に入りは「体は子供、心は大人」の野乃原結先生。ジャストミートだなぁ。立ち絵ももちろんかわいいけど、インサートされるデフォルメの彼女もイイ。教科書を丸めて「すぱーん!」と叩いている姿には、かわいさと凛々しさが入り交じっていてGOOD! 叩かれたいなぁ(えっ?)

 ムービーは「東奔西走スクールライフADV」と名乗るとおり、学校の雰囲気がしっかり感じられます。演出はとりたててスゴイ!というほどではないですが、微妙に表情が変わったり、スチルに光の効果が加えられてたりと丁寧な印象。

 短いながらもアニメが入っているのも特長で、スチル中心のムービーの中でアクセントになっています。ただ、スチルとアニメでキャラデザインが違うように見えるのは仕方がないことなのかな。

 「赤い髪のヒロイン」が「桜の木の下」で「笑顔で振り向く」というアニメを観て、初代『ときめきメモリアル』を思い出してしまったのは私がオッサンだからなんだろうなぁ(笑)。

 最後に。このムービーの最大の魅力は、なんといってもスピード感のある主題歌。リズムマシンが大活躍するアップテンポのオケで、スクラッチ音がポイント。真優嬢の声は透明感があってGOOD。タイトル『divergent flow』の通り、元気なパワーが噴水のようにキラキラと輝きながら勢いよく溢れ出している感じの爽やかな曲です。歌詞も定番ながらも学園モノらしくて◎。

 ちなみに、AUGUSTのゲームのOPではおなじみの小さなゲーム画面を大量に並べる手法もこの作品が最初。

■まとめ
 アップテンポの明るい歌が◎。べっかんこうキャラが好きなら当然必見!

【電波ソング】『萌えスパイラル!アキバトラー"/"』の感想

2005年09月26日 19時37分19秒 | 萌え&電波ソングの感想
『萌えスパイラル!アキバトラー"/"』(MOSAIC.WAV)
歌:柏森進 & み~こ/作詞・作曲・編曲:柏森進

お気に入り度:★★★。アキバ系特撮主題歌。
萌え度:★★★★/電波度:★★★★

出典:ショートバージョン/ダウンロードサイト(MOSAIC.WAV)
備考:アルバム『We Love "AKIBA-POP"!!』収録。

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 MOSAIC.WAVと言えば、柏森進氏作曲のピコピコサウンドとみ~こ嬢のラブリーボーカルの組み合わせが定番。ところが今作は柏森氏とみ~こ嬢のツインボーカルで、曲調もポップスからロックへと大胆に変化。必殺技の連呼や掛け合いのセリフなど、まるで特撮モノか勇者シリーズの主題歌のノリです。

 さて、私にとって本曲が柏森ボーカル初体験だったのですが、氏の歌声が想像していたよりもキーが高くて驚きました。『機動戦士ガンダム SEED』でおなじみのT.M.Revolutionの西川貴教氏のように、高音に突き抜けた歌い方が爽快。

 それと、意外と言っては失礼ですが、曲間の寸劇の演技も上手い。声優でボーカリストのみ~こ嬢の立場が危うく感じられるところがなんとも……。

 この曲の魅力は、アキバの住人の行動をパロったおバカな歌詞と、無駄に熱いセリフの数々。冒頭から二人の掛け合いが炸裂し、電波な合いの手が雰囲気を盛り上げます。極めつけは曲間の寸劇。

み~こ 「大変です。秋葉原が!」
柏森 「どうした!」
み 「秋葉原が、もの凄い勢いで、萎えています!」
柏 「萎えてるだって?!」
み 「はい、萎え萎えですぅ!」
柏 「よし、出番だ。変身! アキバトラースラッシュ!!」
み 「え゛? 合体アキバトラースラッシュじゃないんですか?」
柏 「えっ? アキバトラーって変身ヒーローじゃないの?」
み 「えっ? アキバトラーって巨大ロボットじゃないんですか?」
柏 「えっ? アキバトラーって誰よ?」
み 「滋養強壮に」
柏 「栄養補給に」
二人 「「アキバトラースラッシュ!」」

 個人的には、み~こ嬢の「萎え萎えですぅ」と「え゛?」に萌え。ほかの歌詞も面白いので、アキバの住人ならばクスリと笑えるのでは?

■まとめ
 よくも悪くも80年代から90年代の特撮系主題歌。なんのかんのいっても、バカソングで、電波ソングなので、曲間のセリフを楽しむのが吉。

『はじめて物語』のモグタンの意外な再就職先

2005年09月26日 09時22分26秒 | 雑文・時事ネタ
 『まんがはじめて物語』。

 私が幼い頃、この番組は土曜日の夕方5時半から放送していて、母親が晩ご飯の準備をしている横で毎週かかさずに観ていました。花の土曜のTVライフはこの番組から始まって、戦隊モノ→食事→風呂→『まんが日本昔ばなし』→『所さんのただものではない!』→『ハイスクール奇面組』→『8時だよ全員集合』→おやすみなさい。う~ん、良い時代だったなぁ。

 さて、この番組は1978年から1984年にかけて放送されていたものなので、知らない方にも少し説明すると、いろんなモノの「はじめて」のエピソードを実写とアニメで紹介するという、子供向けの『プロジェクトX』のような番組でした。

 番組は「お姉さん」と「モグタン」という名前のピンク色のブタ型(ホントはバク)人形との掛け合いで進みます。ちなみに『電撃プレイステーション』で連載されている『はじめて物語』(絵・岩崎さとみ氏)の「お姉さんとポリタン」はまさにこれへのオマージュです(いまはやりの“インスパイヤー”ではないと思う(笑))。

 とにもかくにも、この番組は子供の知的好奇心をいたく刺激する番組で、当時の子供たちがかぶりついて観ていただけでなく、政府からもお墨付きをもらうほどの優良番組でした。

 しかし、このピンクの妖怪、もとい、妖精モグタンは、1984年に行われた番組リニューアルに伴ってリストラされてしまいます。6年間に渡って忠誠を誓ったTBSに裏切られた彼の思いはどうだったのでしょうか。

 リストラ後も数回ほどブラウン管に顔を見せてくれましたが、いずれも「あの人は今」扱い。そして、それ以降、彼の姿を見た者はいませんでした。

 私も、かつてあれほど愛したモグタンのことをすっかり忘れていました。ところが、最近になってモグタンが働いている姿を発見したのです。彼の新しい職場とは、

 「社団法人 日本パスタ協会」!?

 なんと、モグタンは日本パスタ協会のキャンペーンボーイとして第二の人生を歩んでいたのです。

おねえさん 「あれ~、なんでモグタンがあんなところで丁稚奉公してるのかなぁ」
モグタン 「おねえさん、モグタンがどうしてパスタ協会に強制徴用されたのか、その“はじめて”を見に行こうよ」
おねえさん 「いいねっ」(指をパチンと鳴らす)
二人  「それ~っ! グルグル、パピンチョパペッピポ~、ヒヤヒヤドキッチョナ~! モ~グタンッ!」 アニメパートへ(ウソ)


 それにしてもなんでまたパスタ協会???。協会のホームページを見ても、モグタンのモの字も無いんだけどなぁ。どういう経緯で徴用されたのか、ご存じの方がいらっしゃいましたら、ご一報をお待ちしております。

新着デモムービーの感想 “ちょこっと!” 2005/9/25

2005年09月25日 20時18分55秒 | 新着ムービーの感想“ちょこっと!”
 今日はなかなかの釣果。曲で良かったのは『群青の空を越えて』。ムービーは『黒の歌姫』がバランスが悪いものの5つ星。『しろクロ』はキャラ萌えで、今後のOPムービーに期待大です。★は珠奇屋のお気に入り度。

■『群青の空を越えて』(light)デモムービー/ダウンロードページ(light)/★★★
 仮想戦記+訓練学校モノ。WHITE-LIPSが歌う主題歌は戦争モノの悲哀があって◎。舞台と設定はなかなか良い感じで、男も女もキャラが良くしゃべります。ただ、演技にとんでもない幅があるのがなぁ……。

■『月面基地前プレミアムBOX vol.1 ロケットの夏編』(月面基地)デモムービー/ダウンロードページ(Holyseal ~聖封~ 様)/★★★
 ロケット開発にかける青春ドラマ。ゲーム画面をただ並べただけのムービーだけれども、一枚一枚の絵に味があります。こういう宇宙モノは個人的に好き。Kikuyo嬢の主題歌『Rocket Summer』はアコースティックで優しい響き。

■『黒の歌姫』(CLOCKUP)OPムービー/ダウンロードページ(CLOCKUP)/★★★★★
 とりあえず5つ星。アニメも良く動くし、3Dの背景も綺麗。ただ、2Dと3Dの合成に問題あり。ライティングがおかしいため、ヒロインの立ち絵が背景に対して浮いて見えます。立ち絵の線画が見えるほどのズームもなぁ……。映像全般の技術が高いだけに、演出を工夫すればもっと良くなったと思うんだけど。真理絵嬢の主題歌は格好良くて◎。欲を言えばもう少しパンチが効いている方が、この曲にはふさわしいかな。

■『しろクロ -白いこころと黒いツルギ-』(ALTERNA)CMムービー(鈴音編、真弓編、柚梨編)/ダウンロードページ(ALTERNA)/★★★
 クリスタル系シンセのインストだけの静かなムービー。サイバーコスチュームに身を包んだカワイイヒロインに萌え。OPムービーに期待大!

【OPムービー】『なつ☆なつ』の感想

2005年09月23日 22時13分33秒 | ムービーの感想
なつ☆なつ』(あんく)オープニングムービー

お気に入り度:★★★★

歌:『nachu☆nachu』(歌:原田ひとみ/作詞:おだちえり/作曲:TOKIA/製作:祇園精舎(ロックンバナナ))/ムービー製作:
映像タイプ:MG型/キーワード:にぎやか、自然、ちびキャラ、歌○
視聴に関する制限:特になし
備考:2005年9月29日発売。ダウンロードページこのデータの読み方

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 このムービーの魅力はズバリ“元気!”。

 映像はいたってフツウですが、それを補って余りあるパワーが原田ひとみ嬢が歌う主題歌にはあります。原田ひとみ嬢といえば、このブログで絶賛した『はるのあしおと』(minori)の主題歌『春 - feel coming spring -』も歌っていますが、あちらは優等生な感じで丁寧に歌っていたのに対して、こちらは甘えん坊でいたずらっ娘のようなキュートで元気な歌声。ライブ感のあるバンドミュージックとあわせて、「コミカル恋愛ADV」の名に恥じない、元気バクハツで爽快な萌えソングになっています。

 一方の映像は、ヒロインを紹介して、舞台を映してといった平凡なスタイル。

 けれども、キャラクターが生き生きとして見えます。それはなぜか? それは立ち絵のヒロインが“瞬き”をしているからでしょう。立ち絵の表情が変わるムービーや、キスシーンで目を閉じる描写はよく見かけますが、立ち絵のキャラクターがパチパチっと瞬きするムービーは、私の知っている限りでは数えるほどしかありません。小さな演出ですが、たった数回の瞬きだけでキャラクターに命が吹き込まれます。コストの関係でOPムービーをアニメで作れないエロゲメーカーにとっては、コストパフォーマンスがとても高い演出ではないでしょうか。

 牧場が舞台だけあって、ところどころで出てくるデフォルメの牛がカワイイ。あと、牛模様のパジャマ(?)を着たヒロインに萌え。

 ムービーの後に表示される絵(右上の写真)はほのぼのしてていいなぁ。ヒロインたちが一列に並んで牛乳を飲んでいるんですが、ちゃんと腰に手を当てていて◎。

■まとめ
 キュートでポップでパワフルな主題歌が魅力。立ち絵に工夫が見られる及第作。

FLASHゲーム『NANACA†CRASH!!』がアツイ!

2005年09月22日 23時42分29秒 | 雑文・時事ネタ
 最近、『NANACA†CRASH!!』というFLASHゲームにはまっています。

 ボールを打ってどこまで飛ぶかを競うホームラン競争のようなルールですが、ボールが落ちる場所によっては加速して跳ね返ることもあったり、プレイヤーがボールの弾道をある程度操作できるので、テクニック次第によってはボールを果てしなく遠くまで飛ばすこともできます。マウス一つでできる単純なゲームなのに、中毒性が高い!

 すでにご存じの方もいるかとは思いますが、ちょっとだけゲームの説明を。

 このゲームは、FlyingShineのゲーム『CROSS†CHANNEL』をモチーフにしたFLASHゲームです。

 主人公の「太一」を蹴ったり殴ったり体当たりしたりして吹っ飛ばし、その飛距離を競います(ヒドイ!)。地面には『CROSS†CHANNEL』に登場したキャラクターたちが立っていて、彼らにぶつかると一定のアクションが起きます。たとえば、ヒロインにぶつかると、「痴漢扱い」をされて、ぶん殴られて吹っ飛ばされます。でも、飛距離を伸ばすためにはこれが重要! ただし、主人公が大好きな「見里」先輩にぶつかると、太一が抱きついてしまうのでゲームオーバーになってしまいます。

 一定の条件でヒロインにぶつかるとSPECIALが発動。太一がとんでもない勢いで吹っ飛んでいきます。

 キャラクターはかわいいし、爽快なゲームなので、ストレス解消にどうでしょうか。

<初級者のためのワンポイント攻略>
 ・最初のクラッシュは、一番手前のキャラに当てるつもりで、低めの弾道でひっぱたく。男キャラにぶつかったやり直す。
 ・「見里」先輩に当たりそうになったら、赤AERIALを使う。
 ・青AERIALを上手く操作して、ヒロインをねらい打ち。

<1万メートルオーバーのための秘訣>
 ・最初の3,000mくらいまでは、赤AERIALを使わない。気合いで進む。
 ・3,000mを超して、「見里」先輩のSPECIALが発動したら、3回連続で赤AERIALを発動する。これだけで7,000mまでは飛びます。あとは運!

【OPムービー】『夢見ヶ丘』の感想

2005年09月21日 21時28分14秒 | ムービーの感想
夢見ヶ丘』(FlyingShine)オープニングムービー

お気に入り度:★★★★

歌:『夢我夢中』(歌:Marica/作詞:KeN/作曲・編曲:Funczion)/ムービー製作:菱野優希・茶飲
映像タイプ:MG型/キーワード:歌○、ちびキャラ、淡い色彩、青春
視聴に関する制限:特になし
備考:2005年9月16日発売。ダウンロードページ(FlyingShine)このデータの読み方

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 「FlyingShine」のゲームに欠かせない歌手といえば、この主題歌を歌う「Marica」嬢。私は息継ぎの音がはっきりしている歌はちょっと苦手なのですが(それが気になって歌に集中できなくなるから)、彼女のブレスは「技」ですね。前へ前へと突き進むような歌い方が、このゲームのテーマである「青春」の青臭さと力強さを感じさせます。そして、パワフルなエレキギターもそれを後押し。とくにサビ直前の少し長いタメがなんとも言えません。この曲は文句なしにおすすめ。
 
 このゲームのキャッチフレーズは「総天然色リリカル青春アドベンチャー」。主題歌も含めて、ムービーの印象はまさに青春。映像からは仲良しグループを繋ぐ優しい絆が伝わってきます。柔らかいタッチのキャラクターデザインは、決して上手いとは言えないけれども、登場人物たち全体を包み込む温かさがあって私は好きです。

 ところどころでインサートされるデフォルメキャラたちはアクセント。へべれけになっているチビキャラがかわいいなぁ。

 映像で個人的に気に入った点は、このゲームのタイトルロゴと、キャラクター紹介で使われているネームプレートのデザイン。白地に青文字の道路標識をモチーフにしたデザインが、作品の舞台でありテーマでもある「町」を強く印象づけているような気がします。モチーフを生かした演出はウマイ!

■まとめ
 映像自体に特筆するべき点は無いけれども、青春の温かさを感じられるムービー。Marica嬢の主題歌は必聴。

【OPムービー】『処女はお姉さまに恋してる』の感想

2005年09月20日 18時36分58秒 | ムービーの感想
処女はお姉さまに恋してる』(キャラメルBOX)OPムービー

お気に入り度:★★★★

歌:『You make my day!』(歌:YURIA/作詞:江幡育子/作曲:磯江俊道)/ムービー制作:神威光司
映像タイプ:MG型/キーワード:歌○
視聴に関する制限:特になし
備考:2005年1月28日発売。ダウンロードページこのデータの読み方

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 「女装潜入ロマンティックラブコメディー」というジャンルを見たときには、新手の盗撮変態モノかと思いましたが、まさか百合モノだったとは。百合モノはなぁ……としぶしぶ体験版をやってみた感想。

 「お姉さま」って呼んでも、いいですか?(ウルンとした上目遣いで)

 「お姉さま」。あぁ、なんて甘美な響き。やっぱり、時代は百合ですよ、ユリ。瑞穂お姉さま萌え。……いかんいかん、ソレはマズイ!(笑)

 で、ムービーの感想。

 ムービーの形式は、ゲーム画面のスチルを並べた定番スタイル。

 ブランドロゴで流れる始業ベルの音が、学園モノらしさを盛り上げます。ドンチャドンチャのリズムに合わせて、カード型に切り取られた背景がチョコチョコと動くところがポップで楽しい。

 個人的に気に入っているシーンは、瞳を閉じていたヒロインが眼を開くところ。瞳を閉じた表情が女の子の弱さとはかなさを表現しているのならば、瞳を見開いた表情は女の子の内面に隠された心の強さを表現。お嬢様の凛々しさを感じさせます。

 主題歌はドラムが強く効いた明るい歌。しっかりとしたリズムが心地良いです。サビのシンセブラスのメロディが個人的には好き。ウィスパーボイスが魅力のYURIA嬢の歌は、明るさの中にもどこか切なさを含んでいてGOOD。歌のレベルも高いです。

 ダウンロードしたOPムービーには、ヒロインたちによる予告ムービーがついているのですが、これがまた良い。「お姉さまって呼んでも~」の萌えセリフが聴けちゃいます。木村あやか(猪口某)嬢の声はかわいいなぁ。

■まとめ
 ムービーとしては平々凡々。でも、歌は◎。冒頭の「You make my day」が「ゆめまで~」に聞こえるのは私だけかな?

【OPムービー】『ぱすてるチャイム Continue』の感想

2005年09月19日 22時53分59秒 | ムービーの感想
ぱすてるチャイム Continue』(アリスソフト)OPムービー

お気に入り度:★★★★

歌:『Dreaming Continue』(歌:NANA/作詞:HIRO/作曲・編曲:Shade)/ムービー製作:
映像タイプ:アニメ型/キーワード:スピード感、歌○
視聴に関する制限:特になし
備考:2005年6月17日発売。ダウンロードサイトこのデータの読み方

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 TVアニメのOP並のアニメーション。明るい主題歌にのせて画面一杯に動くヒロインたちの映像は爽快で痛快。元気なヒロインは元気に動き、上品なヒロインは上品に。ヒロインの魅力が一人一人丁寧に描写されていて◎。

 ムービーの一番の見所は格闘シーン。剣を振ったり、脚を高く蹴り上げたり、ヒロインたちがそれぞれの得意技をテンポよく繰り出します。このスピード感と躍動感はアニメーションでないと出せないでしょうね。

 個人的に気に入っているシーンは、サビ直前に、一列に並んだヒロインたちが眼を開きながら一斉に空を見上げるシーン。映像とコーラスがぴったり合っています。欲を言えば、4人全員の口が開くと良かったかも。でも、それだとベタ過ぎるかな?

 重箱の隅をつつく話。よく動いているムービーだと思うのですが、動画の枚数がちょっと少ないせいか、動きがぎこちなく見えてしまうシーンがいくつかあったのが残念。カットを工夫すれば、同じ動画枚数でももう一段上が目指せたのではないかなぁと思いました。

 主題歌は典型的なアッパー系アニメソング。アップテンポの明るいメロディ、前向きな歌詞、クリアーなボーカルと三拍子揃ってます。底抜けの明るさと爽やかさがとても気持ちいい一曲。

■まとめ
 明るくカッコイイOPアニメ。一見の価値あり。

【OPムービー】『Tick! Tack!』の感想

2005年09月18日 07時03分33秒 | ムービーの感想
Tick! Tack!』(Navel)OPムービー

お気に入り度:★★★★★

歌:『Be Ambitious, Guys!』(歌:橋本みゆき/作詞:AlAi/作曲:アッチョリケ/編曲:鈴木マサキ)/ムービー製作:Iris motion graphics
映像タイプ:MG型/キーワード:矢印、スピード感、演出○、歌○
視聴に関する制限:特になし
備考:2005年9月16日発売。ダウンロードページこのデータの読み方

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 前作『SHUFFLE!』のOPムービーの感想で、矢印の演出が鼻についたという感想を書きました。ゲームのモチーフでもない矢印を積極的に使う意味がなかったからです。

 で、その続編である今作の感想。

 エクセレント! 時を飛び越える物語ということで、タイトルロゴにも懐中時計が描かれているわけですが、その時計の針を矢印に見立てる演出はとても自然で、必然です。モチーフを生かすとは、まさにこういうことです。

 矢印の数も必要最小限に減らしてすっきり。動きにも統一感があります。とくに、一番太い矢印が飛行機のように飛ぶ演出は爽快(エースコンバットのデブリーフィング画面っぽい)。

 円がポコポコと現れて、カメラが引くとそれがドットになり、最後には一枚絵になる演出はかなりクール。

 演出で惜しいなぁと思ったのは、OPムービーにしてはちょっと地味な背景色。もちろん、これはこれで良い配色ではあるんですが、もう少し明るいオレンジ色にすれば華やかさが増しただろうし、ブランドカラーも生かせるのになと思いました。

 主題歌の感想。どちらかというとEDテーマのような雰囲気だった前作の主題歌に対して、この曲はまさにアニメの主題歌らしい正統派ガールロック。90年代のキングレコード系アニメをつい思い出します。橋本みゆき嬢は高音の伸びがバツグンにいいですね。パワフルに展開される彼女の歌声は、このムービーを“支え続ける原動力”です。

■まとめ
 ザ・矢印ムービー。歌良し、演出良し、矢印良し。前作の雪辱を見事に晴らした秀作。曲と矢印のコンビネーションが爽快感を煽る、煽る! スク水最高(えっ?)