べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

恋人はサンコン、ギニアからやってきた|世界で一番あつい場所

2009年12月08日 | 社会
 「雨温図(うおんず)グラフの見かた」の続きです。まずは、おさらい。

[おさらい1]
雨温図グラフの横軸(よこじく)は、何をあらわしていますか?

[おさらい2]
雨温図グラフの縦軸(たてじく)の左は、何をあらわしていますか?
おなじく縦軸の右は、何をあらわしていますか?

[おさらい3]
雨温図グラフの赤い折れ線グラフは、何をあらわしていますか?
おなじく青い棒グラフは、何をあらわしていますか?

 この解答は、前回を読みなおして確認してください。…確認できた?

 では、今日の写真を見てみましょう。四つの雨温図がありますね。おや?ひとつ、ほかとちがう雨温図があります。左下の雨温図です。

 赤い折れ線グラフは、気温をあらわしています。左下のグラフだけまんなかがへこんでいます。横軸を確認しましょう。横軸は、「1月、7、12」で一年間の月をあらわしています。7月がさむく、1月や12月があついのです。

 12月が「夏」!?これはどこの雨温図なのでしょうか?

[ヒント1]
これは日本ではありません。世界のどこかです。世界地図もってこいw

[ヒント2]
日本では、一番北の北海道が気温が低く、一番南の沖縄(おきなわ)県の気温が高かった。その反対に、南がさむくて北があたたかい場所があるはず。

[ヒント3]
世界地図もう見ているよなw地球全体で一番さむい場所が、2か所あります。白く氷と雪でおおわれている…北極(ほっきょく)と南極(なんきょく)です。

 北極に近いところはさむいし、南極に近いところはさむい。じゃあ地球全体で一番あついのは、北と南の中間(ちゅうかん)、赤い線であらわされる「赤道」(せきどう)だ。

 赤道より北の半分を「北半球」(きたはんきゅう)、赤道より南の半分を「南半球」(みなみはんきゅう)とよびます。日本は、北半球にありますね。

 北半球にある国では、北にいけば北極でさむい。南半球にある国では、北にいけば赤道であつい!
 
 これは地球全体で赤道のあたりが、太陽が真上(まうえ)からあたる時間が長いためです。赤道では一年中あつく雨が多いため、「熱帯雨林」(ねったいうりん)つまりジャングルになっています。日本にやってくる台風(たいふう)も、この赤道あたりで発生(はっせい)します。

 赤道に近い国を確認しておきましょう。日本から南へ…マレーシアシンガポールインドネシア、そこから西へむかって…ケニア・コンゴ・赤道ギニア、さらに西へぐるっとまわって…ブラジル・エクアドル。あつく雨が多い国々(くにぐに)です。

 タイトルのサンコンさんのギニアは、赤道ギニアとは別の国です。12月が夏の雨温図のナゾは、次回へ。(塾長)


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