さくら湯、瓦葺（かわらぶ）き終わります

　山鹿市山鹿さくら湯。平成24年秋開業をめざし、再建工事が進みます。

　写真は、さくら湯敷地に隣接する"温泉プラザ山鹿"の屋上駐車場から。ここから、さくら湯全体が見渡せます。左に見える木々は、温泉復活祭の中心となる"薬師堂"（やくしどう）です。

　さくら湯は、屋根瓦もほぼふき終わり外観が見えてきました。瓦の他にも、土壁・木工飾り・タイル…さまざまな職人さんたちがかかわっています。温泉プラザで食事をしていると、九州だけでなくもっと遠くから工事に参加していることもわかります。

　現在の建築基準をクリアしながら、伝統工法を生かした木造建築。私が想像していたより、ずっと大きなプロジェクトです。


　再建と並行して、一般向け見学会も行われています。次回は、6月24日（日）で、6月20日（木）までに申し込みが必要です。前回は、土壁塗り体験があったようです。

さくら湯建設工事（第3回）見学会参加者募集　


　土地や材木を提供した元藩主、莫大な私財を提供した旦那衆、多くの職人たち、運搬や食事を提供した町や村の人びと。山鹿だけでなく、広く地域の温泉として、みなで作り上げてきた"さくら湯"が、再び姿を現します。（塾長）


山鹿をさるく

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