べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

【ワールドカップ・南アフリカ】オフサイドがわからん

2010年06月23日 | おもしろかった
 「オフサイドってよくわかりません」

 生徒と雑談してて、でた質問です。パスがせっかくつながったのにゴール前で笛が鳴って中断…わけわからん。どうやらゴールに近い味方の選手に前パスをだすとダメらしい。なんで?

 「オフサイドがないと、ロングパスばっかのおおざっぱな試合になってつまんないから?」

(='ω')そんな風に考えていた時期が俺にもありました

 ググれ!ウィキペディア(PCむけ)にありました。

”オフサイドポジションにいる選手に対して、パスを出す事を禁止する”
オフサイドポジションとは以下の条件を全て満たした位置の事を指す。
1、相手陣(じん)内にいる。
2、ボールより前にいる。
3、相手の2番目に後ろの選手よりゴールラインに近い位置にいる。

 「…何のため?」

(='ω')これは検索して書き写すだけじゃ納得してはもらえませんね

 よし、説明には対比(たいひ)だ!ほかの球技(きゅうぎ)とくらべよう。オフサイドがない球技ってなんだっけ?

ネットで仕切られている>バレー・テニス・卓球…
先攻と後攻がある>野球… 

 陣(サイド)が固定され動かない球技にはオフサイドがない?

 オフサイドの「サイド」には、「側(がわ)・陣地」の意味があります。また「オフ」は「オン⇔オフ」の「オフ」で、「離(はな)れて」の意味です。

 オフサイドポジションとは、味方の陣地をはなれた場所のことなのです。

 かつてのフットボール(サッカー)は、どちらかが一点をとったところで決着がつく時代がありました。いまのような得点を奪い合うゲームではかったのです。フットボール・ラグビー・ホッケーなどオフサイドのある球技とは、自陣(じじん)を広げ敵陣(てきじん)をうばう「陣取り」だったのです。

 バスケやハンドもフットボールから生まれた球技ですが、スピーディーに得点をうばいあう技術を魅(み)せる球技へ枝分かれしました。

 ボールをキープ(保持)している選手の横ラインが自陣の最前線なので、自陣から離れた(オフの)選手にパスを渡すことが陣取りのルール違反です。ですからオフサイドが反則になるのです。(塾長) 


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