べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

むろんオムロン(2)|山鹿市に306億円の工場あり

2009年10月11日 | 社会
 前回、国内最強の女子ハンドボールチームを紹介しました。この「オムロン・ピンディーズ」は、山鹿市杉にある「オムロン・リレーアンドデバイス株式会社」で働いている社会人のチームです。どんな会社か知ってますか?

オムロン・リレーアンドデバイス株式会社
2008年度売上げ:306億円
国内従業員数: 736名(2009年04月現在)
海外従業員数:6859名(2009年04月現在)
本社;山鹿市杉(3号線・山鹿市民球場近く)
海外生産拠点;中国(深せん・上海)、マレーシア、インドネシア

 こんな大きな会社だとは知らなかったでしょ?この会社は、リレースイッチなど機械を制御(せいぎょ)する部品やシステムを開発と製造しています。リレースイッチとは、バトンを渡してつないでいくリレー走のように、機械から機械への信号をつなぐ部品です。

 たとえば駅や遊園地の改札口(かいさつぐち)では、キップを読み取り→正しいか判断→通路を開ける・閉めるを数秒でくり返します。これが確実に正しく安全にできるのは、信号のやり取りを確実に正しくおこなう部品があるからです。

 オムロンは、むかし「立石電機」という会社名で電卓の部品を作っていました。このような電気信号を制御する部品をICといい、自動車やパソコンや携帯電話のほかほとんどの電化製品に使われています。

 仕組みが複雑な精密機械なので、「小さいわりに値段が高い」ことが特徴です。「小さい」ためにトラックでの輸送が多く、高速道路の近くに工場が多い。また「値段が高い」ため飛行機での輸送も多く、空港周辺(しゅうへん)にも工場があります。熊本には大きな港がないために、ICをあつかう工場が多いのです。

 続きます。(塾長)


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