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【教育ニュース】「2人に1人が4年制」時代の大学進学とは

2009年09月10日 | 私から保護者へ
 Bennese教育情報サイト(PCサイト)より

文部科学省がこのほど発表した2009(平成21)年度学校基本調査で、4年制大学の進学率が初めて50%を超えたことがわかりました。もちろん数字の上での話ですから、昨年度と何かが急に変わるわけではありません。しかし、「大学」に進学する意味を改めて見つめ直す、よいきっかけになるのではないでしょうか。

大学は、ほんの10年前(1999<平成11>年度)には進学率が38.2%と、3人に一人が進学していただけでした。それが10年で12.0ポイント増、2人に一人が進学するまでになったのです。もちろん、それまで短大に進学していた人が4年制にシフトした面もあるのですが、大学と短大を合わせた進学率も増加しています(1999<平成11>年度49.1%→2009<同21>年度56.2%)。ちなみに、25年前(1984<昭和59>年度)には4年制大学進学率が24.8%と4人に一人、短大を合わせても35.6%と3人に一人程度でしたから、親御さんの世代のような「大学」のイメージで語れないことは明らかです。50%と言えば、1954(昭和29)年度の高校進学率(通信制を除く)とほぼ同じです。今や4年制大学に進学するというのは、おじいさんやおばあさんの時代に新制高校に進学するのと同じような状況である、と言ったら言い過ぎでしょうか。(ここまで引用)

 少子化による大学全入時代は以前から言われていたことですが、たった10年でここまで変化するとは驚きました。大学の設置基準が緩和され、短大が四年制大学を併設したり既存の四年制大学が新しい学科を併設したことなどが影響しているようです。大人から見れば四年制大学卒の意味が大きく変わることになりますが、子供たちにとってはこれが当たり前で、そのギャップに就職で初めて直面することになります。

 次回、「2人に1人が4年制」の数字の意味を、大学生であるIMA君に分析してもらいます。(塾長)

 親から子供へ伝える就職活動の二冊です。「国語 算数 理科 しごと 子どもと話そう働くことの意味と価値」「就職に勝つ! わが子を失敗させない会社選び」高校生や大学生にも読んで欲しいと思います。


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