べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

滝の流れでも見て癒(いや)されましょうか|電流をイメージします

2009年10月17日 | 理科
 高いところから水が流れて滝になっています。

水の流れ→電子の流れ「電流」
落ちる勢(いきお)い→電子の位置(いち)エネルギー「電圧」「電位差」

 ここから、電気の流れをイメージします。

高ければ、水は勢(いきお)いよく流れます。つまり、電圧があがれば電流はふえます。

電圧が2倍なら、電流も2倍→かけ算(比例)
 電圧=電流×抵抗

 抵抗(ていこう)は、豆電球やモーターなど、電流の流れをさまたげるもの。抵抗がふえれば、邪魔をされて電流はヘリます。

いちばん上で、滝が枝分かれしています
枝分かれしたつなぎかた→並列回路(へいれつ・かいろ)

 高さがおなじなので、「並列ではどこをはかっても電圧がおなじ」。仮(かり)にこの高さを、電圧で3V(ボルト)とします。

枝分かれした右の流れだけ見てください。
一本の流れのつなぎかた→直列回路(ちょくれつ・かいろ)

 ここではとちゅう段(だん)になっていて、高さが異(こと)なります。高さが異なるので、直列では場所によって電圧が異なりますが「全体の合計は一定」になります。

 「全体の合計は一定」なので滝全体で3Vだとすると
3V=1V+2V のようにたし算の式であらわされます。

 
[問い]
おなじ電圧の電池を使った場合、豆電球は並列につないだほうが、明るい?暗い?

 電圧が高いほうが明るいはずですね。

[問い]
また、家庭のコンセントどうしは、並列?直列?

 部屋によって電圧が異なると、おなじ電球を買ってきても明るさがちがって使いにくそうですね。(塾長)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。