べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

塾長いわく「就職で有利になる裏技教えときましょう」(4)|テストは知識量をはかるものじゃない

2009年08月02日 | 私から保護者へ
 前回は、(5)の発想について話をしました。今回は、発想を生かす(4)の知識について説明します。

 中学・高校の定期テストは知識をはかるものですね。知っていること(知識量)が増えると確実に点数は上がります。あれ?タイトルとちがう。
 たしかに、身につけた知識が将来なんの役に立つのかと疑問に思っている人も多いと思います。英単語500個覚えたからと言って、仕事で使い…ませんね。
 
 じつは知識には二種類あるのです。ひとつは知識量、もうひとつは知識量を身につけるため必要な訓練や工夫です。たとえば英単語を500個覚えた人は、500個分の知識量だけでなく、間違わずに書く訓練をして注意力も身についたはずです。たとえば、仕事で帳簿(ちょうぼ)や文章を間違わずに書ける能力が身についているということです。

 実際、小中学校の受験で「5行程度の文章をそのまま写す」という問題があります。ためしに教科書の文章を1ページ丸写ししてみてください。ただ丸写しするだけなのに意外に簡単なことではありません。訓練や工夫なしで、自然にできるようになるものではないのです。

 数学の点数が高い人は自分がどんなミスしやすいか理解しそこを減らす訓練や工夫をしているはずだし、社会の点数が高い人は人名や出来事や資料のつながりを理解して覚える訓練や工夫をしているはずです。そういった訓練や工夫ができているかが、テストの点数ではかれるのです。こういう知識なら、将来役に立つと思いませんか?

 ただ…(IMA)


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