えつこのマンマダイアリー

♪東京の田舎でのスローライフ...病気とも仲良く...ありのままに、ユーモラスに......♪

和のハーブティー ~赤ジソジュース~

2013年07月14日 | ティータイム

 赤紫蘇が出回る季節になりました。日本では、昔から梅干しや漬物に使われたり、粉にしてふりかけ(紫:ゆかり)として食されてきましたね。

  Wikipediaには、紫蘇の葉の栄養価について次のように書かれています:

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 カロテンビタミンBカルシウム食物繊維カリウムなどの栄養素を非常に多く含み、特にβ-カロテンの含有量は、野菜の中でトップクラスである。
 また、紫蘇特有の香りの元である、ペリルアルデヒドは、臭覚神経を刺激して胃液の分泌を促し、食欲を増進させるほか、健胃作用や食中毒の予防にも効果がある。

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 食欲増進、健胃作用、食中毒の予防...これらの効用が今の季節にぴったりなのですね。まさに旬の恵みです。

 

  また、紫蘇の葉の漢方での利用について次のように書かれています:

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 漢方医学では、主に赤紫蘇の葉を「蘇葉」(そよう)または「紫蘇葉」(しそよう)といい、理気薬(気が停滞している状態を改善する薬物、精神を安定させる目的もある)として神秘湯半夏厚朴湯香蘇散などに配合される(日本薬局方では、チリメンジソ(狭義のシソ、学名P. frutescens var. crispa f. crispa)の葉及び枝先を「蘇葉」としている)。

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 半夏厚朴湯にも香蘇散にも、私はお世話になったことがありますねぇ。また、参蘇飲(じんそいん)というのもあります。

 

  私が長年“漢方のバイブル”として愛用してきている『女性のための漢方全科』には、「紫蘇と神経症」というタイトルで次のように書かれています:

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 精神的な症状や神経症などに使う漢方薬には、赤紫蘇が配分されているものが少なくありません。
 赤紫蘇(蘇葉)には、発汗作用・鎮静作用・健胃整腸作用などがあり、この生薬を主役とした半夏厚朴湯は、のどの違和感がある人の不安や憂うつ感などを解消する“神経症の名薬”として知られています。
 また、蘇葉を含めて5種類の生薬が配合された香蘇散も精神的な症状に有効で、戦国時代の武将・加藤清正は、出陣するときに、兵士達の恐怖や不安感などによる士気の低下を香蘇散によって治したと伝えられています。

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 昨年妹が作ったジュースがとても美味しかったので、今年は我が家でも作ってみました。参考レシピを紹介します。
  「みんなのきょうの料理」「赤じそジュース」 ここにも貼りつけます:

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<材料>
・赤じその葉     2ワ(約400g)*正味
・レモン        4コ
・砂糖         300g
・はちみつ      カップ1
・水          2L

<作り方>
1 赤じそは葉を摘み取って洗い、ざるに上げて水けをよくきる。レモンは汁を絞っておく。
2 大きめのなべに水2リットルを沸騰させ、1の葉を4~5回に分けて入れる。赤いゆで汁が出てくるまで、5分間くらいゆでる。
3 2の葉はボウルを下に置いたざるに上げ、木べらで汁けを絞る。 
4 2のゆで汁と3のボウルに落ちた汁を、ホウロウのなべに合わせてこし入れる。
5 4を火にかけ、煮立ったら砂糖、はちみつを加えて火を弱め、アクを取りながら10分間くらい煮る。 
6 1のレモン汁を加えて3~4分間煮詰め、冷めたら保存瓶に入れて冷蔵庫で保存する。 

<飲み方>
保存場所:冷蔵庫
飲みごろ:当日~2か月
ポイント:保存中に発泡してきたら、一度なべにあけて火を入れなおすとよい。

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  赤じそ(JA前橋市・JA全農ぐんま)の袋に書かれていたレシピ:

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<材料>
・赤じそ              1袋
・クエン酸           20g  (酢の場合 2カップ / レモンの場合 3個)
・砂糖        500~800g  (好みに応じ加減)
・水                2L

<作り方>
1 赤じその葉は水洗いする。
2 鍋に分量の水を煮立て、クエン酸を溶かし、葉を2~3分煮出す。
3 鮮やかな色になったら葉を取り出し、ジュースをこして砂糖を加え、20~30分煮つめ、熱いうちに瓶に詰める。

<飲み方>
3~4倍に、水か炭酸水等で薄めて飲む。

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 早速冷やした炭酸で割って飲んでみました。
           
 炭酸で割ると、キリッとして美味しいです。水で割った方が甘さが際立つので、水で割る方が糖分を多く摂らなくてすむかもしれません。水の場合は氷を入れた方が美味しいでしょうね。お腹が冷えるので、私にはいずれも常温の方がよいですが...。

 体にはよいし、糖分を自分で調整できるし...市販の炭酸飲料を飲むのだったら、ぜひこちらをお勧めします(#^.^#)  簡単ですから、赤紫蘇が出回っている間にお試しください。

 


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