たかしの啄木歌碑礼賛(続)

啄木歌碑およびぶらぶら旅

松江城

2013年11月30日 | ぶらりぶらり
足立美術館から安来に戻り、松江に行きました。夕方でしたので市内循環バスに乗り小泉八雲記念館前で降り、 ラフカディ・ハーン(小泉八雲)記念館、旧居をまわり、ここから15分ほど歩いて松江城に、時間でしたのでお城の中には入れませんでした。



小泉八雲の銅像



小泉八雲 記念館




小泉八雲 旧居



宍道湖遊覧船



松江城(現存する国内12天守の一つ)








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啄木の歌

一すぢの並木のみちの春雨に小傘して来る君をこそ待て

小樽日報 明治40年11月1日号 藻しほ草(6首、その5)

署名 匿名であるが啄木の作品として取り扱われている

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足立美術館

2013年11月29日 | ぶらりぶらり
足立美術館は安来駅からシャトルバスで20分ほどですが、安来までが岡山から2時間以上かかります。足立美術館の創設者の足立さんは「庭園もまた一幅の絵画である」といわれ立派なお庭を造られ、今では日本一の庭園といわれています。館内には、横山大観の襖絵「紅葉」などの多数の絵画のほか、陶芸品などが展示されていました。




安来駅






















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啄木の歌

かぎりなき空のかげ路をゆく鳥の雲に入る見て君を忘るる

小樽日報 明治40年11月1日号 藻しほ草(6首、その4)

署名 匿名であるが啄木の作品として取り扱われている

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富士山

2013年11月28日 | ぶらりぶらり
大阪で会議・懇親会があり、晴れてることを願って電車で行きました。土曜日は天気も良く富士山が良く見えました。日曜日から4日ほど観光地めぐりです。



富士山(11月23日)


大阪での写真は、懇親会後、帰りの写真1枚しかありませんでした。



大阪の夜





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啄木の歌

ふためきて君が跡追ひ野路走り野菊がなかに寝て空を見る

小樽日報 明治40年11月1日号 藻しほ草(6首、その3)

署名 匿名であるが啄木の作品として取り扱われている

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陸中八十八カ所霊場(22番 隠里寺)

2013年11月22日 | ぶらりぶらり
大学受験の季節になり、地元の盛岡大学では平成26年度の推薦入学試験を実施し合格者の発表を行いました。これからセンター試験、個別の大学入試ですね。受験生の皆さん頑張ってください。




盛岡大学


盛岡の今日は雨は降りませんでしたが、曇りの1日で、岩手山の頂上も雲でした。



今日の岩手山(25.11.22)



姫神山




22番 隠里寺 本尊薬師 志和(現 岩手県紫波町片寄中平15)

 隠里寺(いんりじ)は小高い場所にあり、本堂の建立は270年ほど前といわれており、境内にある薬師如来堂もかなり古いお堂のようです。













薬師如来堂








御詠歌

平等に隔てのなきを聞く時はあらたのもしき仏とぞ見る

なお、四国八十八ケ所霊場の二十二番は「平等寺」です。

平等寺御詠歌
平等に隔てのなきと聞く時はあらたのもしき仏とぞ見る
(平等寺 良き人々には応援します、本当に頼もしい仏様ですね)





陸中八十八カ所霊場(21番 瀧澤寺)

2013年11月18日 | ぶらりぶらり
啄木記念館:啄木記念館は財団法人により運営されていましたが、12月から盛岡市に運営が移管されることになっています。これに伴い、記念館の学芸員 山本玲子さんが11月末で退館されるということが新聞に掲載されていました。山本さんは穏やかで人を引き付ける講演・話し方をされます。教壇にたつ先生方にも参考にしていただきたいと思っていました。


今朝の岩手山


11月18日の岩手山


11月14日の岩手山



今朝の岩手山の雪は4日前(14日)の雪より少なくなっているようにみえます。


リンゴ・カキ・ミカン
林檎は盛岡も産地ですが、蜜柑はとれませんし、柿は渋柿が少々とれます。今の季節は三つがそろいますが、どれも美味しいですね。



皿は私の作品です




21番 瀧澤寺 本尊虚空蔵 上小山田 (現 花巻市東和町北川目2区)

瀧澤寺は東和町小山田郵便局の脇の道路を進んでいくと花巻市営バス小山田線の瀧澤寺前の停留所があり、すぐわかります。









御詠歌
大龍の常に住むぞや真(げ)に岩や写真文字は守護のためなり


なお、四国八十八ケ所霊場の二十一番は「太龍寺」です。

太龍寺御詠歌
大龍の常に住むぞや げに岩屋 捨心聞持(しゃしんもんじ)は守護のためなり






陸中八十八霊場(20番 弥勒堂)

2013年11月16日 | ぶらりぶらり
20番 弥勒堂 本尊地蔵   (岩手県紫波町土舘弥勒地)

弥勒堂(みろくどう)は地元では「おぶつなさん」と呼ばれ親しまれています。この場所はなかなか分からず、たまたま民家を尋ねたら、すぐうちの裏の山にあるということでした。熊が出そうな所で、ゆっくりすることもなく、退散しました。この地区には4軒の弥勒さんのお家があるということで、その一番奥の弥勒さんの裏山になります。









御詠歌
しげりつる鶴の林をしるべにて大師ぞいます地蔵帝釋(たいしゃく)


なお、四国八十八ケ所霊場の二十番は「鶴林寺(かくりんじ)」です。

鶴林寺御詠歌
しげりつる鶴の林をしるべにて大師ぞいます地蔵帝釋


早朝の岩手山

2013年11月14日 | ぶらりぶらり
盛岡の高松の池には10月末に白鳥が飛来したようですが、日中にはどこかに飛んで行くのか居ないので、今朝早く白鳥を見に高松の池に行きました。20羽ほどの白鳥が泳いでいました。





高松の池




四十四田ダム


姫神山




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啄木の歌

ひとり居の窓に風吹きはらはらと落ち葉にまじり心散るかも

小樽日報 明治40年11月1日号 藻しほ草(6首、その2)

署名 匿名であるが啄木の作品として取り扱われている

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陸中八十八霊場(19番 光林寺)

2013年11月11日 | ぶらりぶらり
盛岡は寒い一日でした。朝7時ころまでは岩手山はくっきりと見えましたが、その後は雲がかぶり見ることができませんでした。岩手山には大分雪が積もりました。明日12日の朝の気温は氷点下2度の予報ですので雪はさらに積もってくるのでしょう。




今朝(11日)の岩手山



2日前、9日の岩手山




19番 光林寺 本尊地蔵 中寺林村 (現 花巻市石鳥谷街中寺林)

石鳥谷バイパスを南下して中林寺の信号を右折して進むと光林寺があります。この場所は中世の館「寺林城跡」のようです。












御詠歌
いつきてか西の住居の我が立へ弘誓(ぐせい)の舟に乗りてわたらん

なお、四国八十八ケ所霊場の十九番は「立江寺(たつえじ)」です。

立江寺御詠歌
いつかさて西の住居の我が立江 弘誓の舟に乗りていたらむ


陸中八十八カ所霊場(18 番 至岸寺)

2013年11月09日 | ぶらりぶらり
盛岡は大分寒い朝を迎えました。高松の池に白鳥を見に行きましたがいませんでした。散歩している人に聞きましたら、10月末に飛来してきたが、どこに行くのか、不在の時が多いようです。



今朝の高松の池(2013.11.9)


カモの一群


四十四田ダム


岩手山の北側には多くの雪が積もっており、北側の八幡平から見た岩手山は雪に覆われていました。


岩手山(2013.10.29 八幡平から)




18番 至岸寺 本尊薬師 大迫(現 花巻市大迫町大迫3-113)

至岸寺(とうがんじ)は大迫の街中にあり、薬師如来様のほかに、土蔵の地蔵堂の延命地蔵菩薩様、観音堂には聖観音様が安置されている。









観音堂


御詠歌
子をうめる(生る)その父母の温泉寺とむらひがたきことはあらじな

なお、四国八十八ケ所霊場の十八番は「恩山寺」です。

恩山寺御詠歌
子を生めるその父母の恩山寺 訪(とぶ)らひがたきことはあらじな









ライトアップ 紅葉

2013年11月07日 | ぶらりぶらり
盛岡市の中央公民館は毎年いまごろ庭園内の池の周りのモミジをライトアップします。今年は6日~10日までの17時~20時です。池の東側には明治天皇が東北巡幸の際に宿泊された「聖風閣」、第19代内閣総理大臣を務めた原敬の別邸内にあった「田舎家」を移築した「白芳庵」、また、盛岡出身の俳人・山口青邨が幼少期を過ごした家屋が「愛宕亭」として復元されている。






























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啄木の歌

巷ゆき君を見ぬ日は帰り来てわびしら心酒に物問ふ

小樽日報 明治40年11月1日号 藻しほ草(6首、その1)

署名 匿名であるが啄木の作品として取り扱われている

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