恐怖症と共に生きる

歯科医院に怖くて行けないボクが
今は行けるようになった体験記録。。

2024年 入れ歯になりました

2024-04-09 21:58:10 | 歯科治療恐怖症
こんな自分のブログに
今でも、数名の方が訪問してくれます
とても うれしく思います!

ブログを始めてから
長い年月が過ぎ
私は 52歳となりました
だから、「ぼく」を改め「私」とします

「歯」について ですが
同じ歯医者さんに通い続けています
あれほど苦手だった歯医者さんに通えてる理由は
ズバリ…
治療を毎回、「静脈麻酔」で実施してくれるからです


私の「歯」はどうなったかと言うと
上は0本
下は4本
になってしまいました💧

そうです…上は「総入れ歯」で
下は「部分入れ歯」です


上1本だけ、かろうじて根だけ残ったので
最近の技術? で
その根に【磁石】を埋め込み
入れ歯側にも【磁石】を埋め
磁石の力でくっつくという方法をやりました。

結果…期待していた程、くっつきません💦
すぐに外れます
入れ歯安定剤「ポリグリップ」は
毎日、持ち歩く生活になりました💧

隙間のない、ぴったりとした入れ歯なら
ポリグリップは効くそうですが
私の場合、1回の食事で効き目がなくなります。

私は、普通の人と違い
入れ歯が大きいと「おぇっ」となってしまうので
先生と相談の上、極力小さな入れ歯を作ってもらいました。
普通の入れ歯の半分くらいのサイズです。
だから、ポリグリップが効かないのも仕方ありません。

歯のことで
悲観的になることもあります
・人前で食事ができない…
・人との会話がこわい…
・食事がつまらない… とか


このブログを読んで
少しでも救われる人がいれば。。
と前向きに考えるようにします


私のブログに、たどり着いた方へ
歯がなくなっても元気に生きていけます!

まだ歯がある方は、あきらめないでください
静脈麻酔の設備のある歯医者を探して
治療を受けてください

無理して「普通」の歯医者さんで、「普通の治療」をしなくても大丈夫
歯科治療恐怖症 を 一人で抱え込まないでください。
逃げたいときは、逃げても大丈夫

歯科治療恐怖症の方を真剣に応援します!








僕は 歯科治療恐怖症

2022-07-20 22:35:00 | 歯科治療恐怖症
久しぶりの更新です

このブログは
歯医者に行きたくても行けない人の為に
参考になればと思い始めました

行けない理由はさまざま
・音が怖い、診察台が怖い
・器具が口の中に入ると、おぇっとなる
・治療の事を考えただけでも、おぇっとなる
・型取りが怖い

僕は、全て当てはまります
昔、型取りの時…固まる前に、おぇっとなり
無理やり口から取り出し、
歯医者さんに困った顔されました。

とにかく、口の中に
先生の手や器具が入ると、おぇっとなってしまい
治療困難で、絶望的でした

「歯科治療恐怖症 」という病名を知り
対応している病院をひたすら調べました

東京の大学病院 2ヶ所 に
通いました
この件に関しましては
以前のブログに詳しく記載してます

現在は、ずっと同じ病院に
定期的に通ってます
大きな治療の際は
静脈麻酔を実施してます


予約の取りずらい大学病院と違い
3回くらい計画的に予約を入れてくれます


どんな理由であれ
歯医者が怖くて行けない人を応援してます!!

歯医者に行けなくて
歯がボロボロになって
入れ歯を作りたくても
なにもかも全てわからない…


そういう方の為に
僕は、このブログを続けます
いつでも立ち寄ってください︎︎︎︎☺︎




歯科治療恐怖症𓏧2020年の近況 

2020-04-18 21:11:21 | 歯科治療恐怖症
久しぶりの更新です。
歯科医院には、半年に1回、定期検査に行ってます。

先日、残り少ない貴重な歯が、1本欠けてしまい、
部分入れ歯の作り直しの治療を始めたところです。

部分入れ歯は、残存の歯を土台として
作られているので、残存の歯は大事です!

部分入れ歯を作り直す為には、
欠けた歯を抜く
    ↓
歯肉が固まるまで2〜3週間…待機
    ↓
苦手な「型取り」
    ↓
新しい部分入れ歯 完成
    ↓
 噛み合わせ調整

抜歯後の2〜3週間は、すきっ歯になってしまうので先生の提案で、使用中の部分入れ歯に
ダミーの歯を装着てくれました!

「型取り」は、毎度のことですが
静脈麻酔で実施して頂きました。
新しい部分入れ歯の完成は来月の5月です。

部分入れ歯 完成後の調整は…麻酔無しです。
口の中に、手や器具が入ると、
「おぇっ」となってしまいますが…
その事を 先生や衛生士さんが、
理解してくれているので、
僕も安心して手をあげれます!

ここの歯科医院じゃなかったら、
きっと怖くて…前日から…いや1週間前から
恐怖に怯えていたと思います。

こんな恐怖症の自分を普通の人のように
受け入れて頂き、感謝しかありません。

ありがとうございます!!








【 魔の1ヶ月 】

2019-09-18 00:26:04 | 歯科治療恐怖症

小さい頃より歯医者に怖くて行けない、ぼくの歯はボロボロで、
運命の新聞記事を読んで 、何十年ぶりに病院へ行った診断の結果は
緊急に抜歯をしなければならない本数は
なんと…「7本」でした…ショックでした⤵︎⤵︎

【 魔の1ヶ月 】とは 抜歯してから、入れ歯が出来るまでの期間です!

《 流れは 》
悪い歯すべて抜歯 → 歯肉が固まるまで(約2週間) → 型取り
→ 入れ歯製作(約2週間) → 完成品を装着 & 調整

但し、これはあくまでも最短期間です。
以前にも書きましたが、大学病院や大きい病院は
予約がスムーズに取れません。

ましてやぼくの場合、型取りや入れ歯が完成した後の調整は
静脈麻酔をしないと出来ない事はわかってました。

ぼくは、東京の大学病院で2回に分けて
7本を抜歯しました。

サラリーマンのぼくは、会社に行かなければなりません…
歯は7本抜歯したので、口の中はスカスカです。
人前で話すことも笑うことも出来ません、、、
毎日、マスクを付けて会社に行ってました。

何より困ったのは、食事です。
歯が無いので、普通の物が食べられません。
毎日、毎日、流動食のような物を飲んでました。
おかゆ、雑炊、スープ、赤ちゃん用の食べ物 など…
力が入らず仕事にも支障をきたしました。

*本当に本当につらい日々でした。。。

上で書きましたが、次に歯肉が固まったら型取りの
はずでしたが、大学病院の為、すぐに予約が取れません、、、
それと、先生が「型取り」で「静脈麻酔」は…という難色を示しました。

初診の時に 「口の中に器具が入ると「おぇっ」となります。
特に〈型取り〉は気分が悪くなり吐き出した事もあります。
治療中は怖くて震えが止まりません」と伝えました。

ぼくは、普通の歯医者さんでは手に負えないから、
歯科恐怖症患者を受け入れてくれる病院を選んだわけです。
なぜ難色を示すのでしょうか??
何の為の歯科恐怖症患者を扱う病院なのか疑問に思いました。

その四苦八苦してる間も、「マスク生活」と「流動食生活」です。

このままでは、予約も取りづらいし、静脈麻酔も難色を示すでは、
治療が先に進めない。。半歩すら進めない。。。
悩みに悩んだ結果、病院を変更することにしました。

【魔の1ヶ月】
入れ歯を作る際に、誰でも訪れます。

この期間だけは、つらくてつらくて…そして逃げ場がありません。
食事が まともに出来なく、人前で口を開けれず、
毎日が憂うつでした、、、

しかし、この1ヶ月を乗り切れば、明るい未来が待ってます。
1ヶ月を乗り切れば…普通のご飯が食べられます!
1ヶ月を乗り切れば…人前で、話したり、笑ったりできます!
1ヶ月を乗り切れば…悩みが1つ減ります!

病院を変更してどうなったかは、次回に書きます。。

【再投稿】 運命の新聞記事

2019-08-27 21:34:10 | 歯科治療恐怖症
どうしても怖くて、歯科医院に行けない方・・・昔の投稿を参考にしてください
   ↓
   ↓
歯医者に行って口の中に器具を入れられると「おぇっ」となる・・・
予約の日が近づくと 気分が憂鬱になる。
その日になると なかなか病院の中に入れず 行ったり来たり・・・
待合室では、震えが止まらない・・・
診察台では 血の気がひいて 真っ青・・・

この世の中で こんなふうになるの 自分だけだと思っていた。。。2006年6月25日までは

救いの記事 【2006年6月25日】
「読売新聞」を読んでると 「くらし」のページで 【歯科麻酔科】という題で
いろいろ紹介をしていた。その中に僕みたいな症状の人の治療方法等が詳しく書いてあった
「静脈内鎮静法」「笑気ガス」「歯科治療恐怖症」。。。この時初めて知った。
僕だけじゃないんだ と初めて知った。
その時の記事を目にしなかったら 今も歯医者に行けずに苦しんでいただろう
読売新聞には 本当に感謝したい。今でもこの記事は大切に保管してます。

未だこの病気に苦しんでいる人に、治療法があるという事をなんとしても伝えたい。
不安が一つでも消えれば 一つ明るい未来が来る事も

■ ■ ■
この記事をきっかけに、歯科医院に勇気を出して通いだしました。
東京の歯科恐怖症に対応している有名な2つの大きな大学病院です。
しかし、実際は想像と違ってました。

病院が「歯科治療恐怖症」対応と言ってるだけで、
たくさんいる先生が皆「歯科治療恐怖症」を理解してるか不明です。

ボクのような【歯科治療恐怖症】【パニック障害】【嘔吐反射】も抱えてる者は理解してもらえませんでした。
たまたま担当した先生の知識が浅かったのかもしれません。

「口の中に器具が入るのが怖いです。」
「診察台に座ると気持ち悪くなります。」
「型取りがおえっとなります。」
ボクの全てを伝えましたが、「静脈麻酔治療法」をなかなかやってくれず、
震えているボクに、「普通の治療」を何度も続けました。

やっと手に負えないと判断したのか
「静脈麻酔治療法」でやりましょうという話になりましたが、
「担当医」「麻酔科の先生」「専門の衛生士」3~4人の先生の予定が全て合わないと
治療が出来ないという状況でした。

そんな状況では、治療の目途が立たず...

その東京の有名で大きな病院は、通うのをやめてしまいました。



今日はこのへんで終わります。