『怪傑ライオン丸』 ピープロダクション・フジテレビ

昭和47年（1972年）に放映された
『怪傑ライオン丸』（フジテレビ・ピープロダクション）
特撮に時代劇を取り入れた作品です。

「風よー、光よー」で金砂地の太刀の封印がチャリンと解かれ


「忍法獅子変化！」で


獅子丸がライオン丸に変身します。


腰まである真っ白なたてがみが素敵です。


妖術を身に付けた忍者の果心居士によって飛騨山中で育てられた
獅子丸と


女忍者の沙織、

丈の短い着物がミニスカートを思わせます。

天馬ヒカリ丸を呼ぶ横笛を吹く少年小助。

お腹に「こすけ」と名前が書かれていました。

ペガサスのような羽根を持つ天馬ヒカリ丸には果心居士の魂が宿っています。




暗黒魔人を駆使して日本制覇を目論む大魔王ゴースン。


戦闘員はドクロ忍者。

かなり怖いです。

そして獅子丸のライバル、虎 錠之介


銀砂地の太刀を使ってタイガージョーに変身します。


ライオン丸にも負けない人気を誇ったタイガージョーですが、
演者の戸野広浩司さんがロケ先の宿舎の風呂場での事故でお亡くなりになられました。

子ども心にとてもショックな出来事で、それ以来お風呂に入るときは
「石鹸を踏んだら大変や」と注意するようになりました。
（石鹸を踏んだのはジャイアント馬場さんでしたか）

あとライオン丸と言えば、企画・原案のうしおそうじさん。


エンディングテーマのテロップを見るたびに
「牛を掃除」って変な名前やなと思った覚えがあります。

「怪傑ライオン丸」の後番組の「風雲ライオン丸」は
お気に召さなかったようであんまり覚えてません。