ター坊の気ままな日記

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香月泰男 と いわさきちひろ

2013-08-15 | 日記

洋画家と絵本作家と全くジャンルの違うお二人の作品展が

山口県長門市三隅町にある香月泰男美術館の「開館20周年記念企画展」として

開催されている。先日親しい友人ご夫妻と観に行って来た。

香月泰男さんと云えば、あの黒を基調とした暗いイメージの絵画(シベリヤ・シリーズ)を連想される

でしょう・・・

一方ちひろさんと云えば、子供や花や動物などをモチーフにした、あのぼかしやにじみを利用した

独特な水彩画を連想されるでしょう・・・

このように全く違う作家の作品展に非常に興味を持ちましたが、すでに安曇野ちひろ美術館、

ちひろ美術館・東京の2箇所で開催され大変好評だったとのことで、このたび香月泰男美術館で企画され

たようです。

お二人とも悲惨な戦争を目の当たりにされ平和への強い想いにあふれ、それを素朴で新鮮な自然の

美しさ、ふるさとや家族への愛、小さな生命への慈しみなどを絵に表現される原点のようなものに、

例えジャンルが違っていても、相通ずる共通点のようなものがあるような気がしました。

(絵画に全然知識のない者が云うことですので、全くの筋違いのことかも知れませんが・・・?)

奇しくもお二人は同年(昭和49年)にお亡くなりなっております。因縁めいたものを感じます。

 

これからは余談;この後長門市は港町ですので海鮮類の美味しいところ・・・近くのお食事処でお昼ご飯、

この後、山陰海岸を南下、特牛港(こっとい と読みます)近くの道の駅、さらに内陸部に入り今度は山里

にある「西の市道の駅」に立ち寄り、暑い暑いと云いながら楽しいお盆の一日を過ごしたとさ・・・・・

めでたし!めでたし!