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木枯らしと紅葉。スポーツターフ、1年の計は晩秋に有り?!

2017-11-05 11:06:19 | 芝草「秋」にオススメの資材

気象庁は10月30日、

冬の訪れを告げる「木枯らし1号」

関東、近畿地方で吹いたと発表しました。

木枯らし1号は冬型の気圧配置で、

最大風速が8メートル以上の

北寄りの強い風が吹いた際に気象庁が発表しているそうです。

「木枯らし」は冬型の西高東低の気圧配置の象徴で、

この頃から山の木々では「紅葉」が進みます。

「紅葉」は

山の木々、植物が地上部の生長を停滞させ、

根や茎に「貯蔵糖分」を蓄えはじめたサインといえます。

動物の冬眠同様、「貯蔵糖分」は植物にとって、

”冬越し”の栄養となり、”春の芽出し”のエネルギーとなります。

山の木々は「貯蔵糖分」を充分蓄えたら、「落葉」し、冬を迎えます。

スポーツターフ(芝草)にとっては

「貯蔵糖分」が多ければ、多いほど

乾燥しにくく、凍りにくいので

”乾燥害”や”凍害”、”擦り切れ”を抑制できます。

来春の”芽出し”も充実します。

冬にためる貯蔵糖分の最大量が多ければ多いほど

夏期へ残される貯蔵糖分も多い傾向にあり

”夏越し”にとっても有利です。

いわば、スポーツターフにとって、「1年の計は晩秋にあり」ですね。

太平洋側のコースでは 

10月は雨・曇りが多く、

日照不足傾向で、

光合成による炭酸同化作用と貯蔵糖分の生成が

不足していたと思われます。

特に、休眠前のコーライ芝にとって、

重要かつ、必要な

10月の光合成による炭酸同化・貯蔵糖分の生成

が不足した事は気になります。

是非、この先12月上旬頃までの晩秋の肥培で、

不足した貯蔵糖分を充実させて下さい!

10月の日照不足はターフの活性を鈍化させ、

今は、肥料へのくいつきが鈍いかもしれません。

晩秋の肥料吸収のきっかけをつくる

オススメの資材があります!

下葉を代謝させ、活性と

肥料へのくいつきを向上させる鉄系資材

 「エクストラアイアン(6-0-0)」です。

主成分は

硫酸鉄(クエン酸キレート)10.0%

硫黄 4.0%

尿素 6.0%

グリーン面はもちろん

テイー、フェアウエイでも 0.5cc/m2でも

充分、晩秋施肥への食いつきを向上させる資材です。

是非、お試し下さい!

(^。^)

 

 

 

 

 


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