もう10日余り雨天曇天が続いています。
昨年2016年は
9月に秋雨による長い日照不足の時期がありました。
今年はこの10月に長雨です。。。
72候で10月28日~11月1日は 霎時施(こさめときどきふる)
<小雨がしとしと降る>とあります。
台風21号が通過すれば、一時的には晴れるかもしれませんが
おそらく
立冬(11/7頃)以降、
気圧配置が西高東低の冬型にかわるまでは
曇天や雨天が多く、
”秋晴れ”らしい晴天が少ないまま
今年は冬を迎えそうです。
◇
この長雨、曇天、日照不足による影響として
気になる点が
*活性(くいつき)の鈍化
*徒長と葉身の軟化
*”冬越し”と”来春の芽出し”のための貯蔵糖分不足(コーライ芝も)
*雨により表層が柔らかくなり、酸欠傾向
*エアレーション、サッチング、目砂等のタイミングが少なく、
秋の分げつ、芽数の充実を図りにくい
等です。
なんとか資材などを活用し、
この秋のクオリテイの充実と
冬越しの準備を進めていきたいところです。
◆
こんな状況にオススメの資材です。
グリーン面には
●日照不足での活性の向上には「ターフバイタル・プロ」
←「グルタミン酸」が炭酸同化作用を代行します
●葉身の軟化抑制には「カル・マグ・マックス(7-0-3)」
●貯蔵糖分の促進には「リストア・プラス」
↑11月~3月まで「リストア・プラス」を毎月1.0cc/m2施肥されたコースで
2月中旬の夜間に積雪があった翌朝6時ごろのグリーン面周囲の状況です
●表層の透水性の向上、酸欠の抑制には「デ・サッチャー」
、
↑「デ・サッチャー」(2cc/m2)を第1週、第3週、第7週にわたり
合計3回施肥した3ヶ月目の土壌(写真右)です。
◇
休眠前のコーライ芝(テイ、フェアウエイ)には
●残留を分解し貯蔵糖分に変換し ランナーにたくわえる事で
冬期の乾燥害・霜害を抑制し、来春の芽出しを向上させる
「バイオ8-0-9」
↑「バイオ8-0-9」の主な成分は
古茎根、サッチを分解する バチルスが2種類
低温下でも食いつくように 酵母を含有
空相確保・持続するフミン酸
ランナー成長を促進するアミノ酸
根茎周囲の透水性を持続するためにユッカシジゲラ抽出物
を含有しています。
がオススメです。
◆
以上です。
よろしくお願いします!
(^。^)
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