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☆ ブラック & ホワイト

2016-10-26 13:42:46 | 日記
「ぶらり車イス紀行」  その746
    ☆ ブラック & ホワイト


 日本人は、何事にも『白』か『黒』か、ハッキリしないと気が済まな
い人が多い。なぜなら、日本人は、元々二者択一が好きである。例えば、
カードゲームのポーカーより誰にも分かりやすいサイコロ博打の丁半、
コイントスのコインの裏表、分かれ道を決める右左などなど、それぞれ
に様々なドラマがあった。しかし、自分の思っている方向と違う結果が
出た場合は、なぜかストレスを感じる。だから、日本人は、年がら年中
ストレスに晒されていることになる。だけど、世の中には、どちらとも
つかないグレー(灰色)な部分が氾濫している。そして、このグレーの
結果も、なぜかストレスを生むことになる。

 ところが、今、世間を騒がせているストレスに、ブラック企業がある。
このブラック企業とは、従業員に対して、長時間働かせていながらも、
満足な休養(休憩時間・休日)も与えず、さらに、それに見合う賃金を
払わずに、劣悪な労働環境での労働を強要している。だから、従業員に
不満が湧いてきて、ストレスの元になる。

 そんな中、ブラック企業に対して、ホワイト企業と呼びたいような素
晴らしい企業がある。その企業は、大阪府茨木市にある総勢12~13
名の小さい企業がある。その内、パート従業員が10名と言うから、ほ、
とんどパート従業員である。そこに、ホワイト企業と呼びたいような特
長があると言う。そこで、特長を調べてみると、
① 出勤・退社時間は自由。
② 休むのも無連絡でよい。
③ 嫌な仕事はしなくてよい。
だから、こんな労働条件で働く意欲が出るのか、心配である。

 ところが、従業員は歓迎しているし、企業の代表者も満足している。
なぜなら、①・②について、パート従業員は、子供の送り迎えや家事を
済ませてから出勤すればよい。また、子供の急な発熱などがあっても連
絡しなくても休むことが出来る。それなら、企業の代表者は大変と思わ
れるであろう。例えば、従業員の出勤が不明だと、その日の人員配置の
変更が必要になってくるし、連絡が入ると理由を聞かなければいけない。
それがストレスになると言う。③については、従業員が嫌な仕事をしな
くて良いと言うことは、ストレスを感じなくてもよい。それなら、仕事
が偏ってしまうと思われがちだが、納品に遅れたことがないと言う。

 それは、人には得手・不得手があって、苦手・嫌なことをすると
なると能力が落ちてしまう。でも、それを誰かがカバーしているの
である。ところが、得手・好きなことをすることで効率が上がって
いる。

 昔、流れ作業(ライン)が効率が上がると言われて、多くの企業が
取り入れた。そして、作成者の意欲が高まって。品質の向上につな
がると言って1から10まで一人にさせるセル作業が、企業に取り
得られた。今回のことは、どの様に名付けられるのか、注目される。

 しかし、労働意欲が落ちると言う心配も、生活費と収入のことを
従業員自ら考えて働いているので、心配はいらないと思われる。
                  たかし  でした。

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