こんな質問をしたら、「君は、それでも審判員か?」とお叱りを受けるかもしれませんが、あえて自問自答してみたいと思います。
高校野球(夏の甲子園)の大会で【ボーク】によって勝負が決まってしまった試合があったことを記憶しています。
延長15回裏の攻撃、2対2の同点で走者は満塁、このとき、投手のボークにより3塁走者が生還し、後攻チームがサヨナラ勝ちとなりました。ビデオを見る限りは、投手には走者を騙す意図などなく、一瞬、驚いたのでしょう、キャッチャーからの2回目のサインに反応して、開始した投球動作を中断してしまいました。このとき、球審は躊躇することなく【ボーク】を宣告、3塁走者がホームインし、「さよならボーク」で試合が終了しました。
高校野球、ましてや甲子園に出場しているチームの投手ですから、「正しい投球とボーク・ルール」を熟知していたと思います。したがって、球審が躊躇なく【ボーク】を宣告したのは、当然のジャッジと思います。
しかしながら、このシチュエーションが小学部の大会で起こった場合、自分が球審ならどのようなジャッジをしたでしょうか?
もちろん、【ボーク】を犯しているわけですから、厳格にルールを適用するのが、非の打ちどころのない正解なのでしょうが、それでは、小学生にとっては、あまりに過酷な結果にも思えます。試合の状況にもよろうかと思いますが、選手の育成という観点からは、別のジャッジも有り得るのではないでしょうか?
他の誰かから、明確に指摘されてしまうと、【ボーク】を宣告せざるを得ないと思いますが、そうでない場合は、【ボーク】であることを見極めたら、「即座にタイムを宣告し注意を与える。ただし、2回目は【ボーク】を宣告する旨を投手に伝える。」ではいかがでしょうか?ベテラン先輩審判員のご意見をお伺いしたいところです。
練習試合やチーム内の紅白戦では、厳格に【ボーク】を見極めるように努めていますが、1回目は【ボーク】を宣告せず注意し、「なぜボークなのか」を説明するようにしています。
小学生のうちから「正しい投球とボーク・ルール」を身につけ、「投げて、打って、走って、捕って」、そして勝負を決めてもらいたいのです。
高校野球(夏の甲子園)の大会で【ボーク】によって勝負が決まってしまった試合があったことを記憶しています。
延長15回裏の攻撃、2対2の同点で走者は満塁、このとき、投手のボークにより3塁走者が生還し、後攻チームがサヨナラ勝ちとなりました。ビデオを見る限りは、投手には走者を騙す意図などなく、一瞬、驚いたのでしょう、キャッチャーからの2回目のサインに反応して、開始した投球動作を中断してしまいました。このとき、球審は躊躇することなく【ボーク】を宣告、3塁走者がホームインし、「さよならボーク」で試合が終了しました。
高校野球、ましてや甲子園に出場しているチームの投手ですから、「正しい投球とボーク・ルール」を熟知していたと思います。したがって、球審が躊躇なく【ボーク】を宣告したのは、当然のジャッジと思います。
しかしながら、このシチュエーションが小学部の大会で起こった場合、自分が球審ならどのようなジャッジをしたでしょうか?
もちろん、【ボーク】を犯しているわけですから、厳格にルールを適用するのが、非の打ちどころのない正解なのでしょうが、それでは、小学生にとっては、あまりに過酷な結果にも思えます。試合の状況にもよろうかと思いますが、選手の育成という観点からは、別のジャッジも有り得るのではないでしょうか?
他の誰かから、明確に指摘されてしまうと、【ボーク】を宣告せざるを得ないと思いますが、そうでない場合は、【ボーク】であることを見極めたら、「即座にタイムを宣告し注意を与える。ただし、2回目は【ボーク】を宣告する旨を投手に伝える。」ではいかがでしょうか?ベテラン先輩審判員のご意見をお伺いしたいところです。
練習試合やチーム内の紅白戦では、厳格に【ボーク】を見極めるように努めていますが、1回目は【ボーク】を宣告せず注意し、「なぜボークなのか」を説明するようにしています。
小学生のうちから「正しい投球とボーク・ルール」を身につけ、「投げて、打って、走って、捕って」、そして勝負を決めてもらいたいのです。