長塚昌宏の「コロと歩けば」

人と人との関係を様々な切り口で書いていきます。茨城の良いところも柴犬のコロと共にアピールしていきいきたいと思います。

下町七夕祭りと朝顔市

2015年07月09日 | 日記
◆前回、「紫陽花を見に行く」で、上野不忍池、「旧岩崎邸庭園」(6/20)、「長國寺」(6/21)などに出掛けた話を書きました。その前週にも築地の波除稲荷神社“獅子まつり”(6/13)にも行きました。そしていよいよ7月。かっぱ橋本通で開催された“下町七夕祭り”や入谷鬼子母神の“朝顔市”(7/8)、浅草寺四万六千日“ほおずき市”にも出掛けてみました。今回は“下町七夕祭り”と“朝顔市”です。
◆TX浅草駅3番出口を出ると、目の前がかっぱ橋本通の商店街入り口です。通りは1kmほど続き、狭い通りの両側には色とりどりの七夕飾りが並んでいます。最盛期は昨日の7日ですが、この通りはレトロな喫茶店や食堂も多く見かけ、普段来ても楽しい所です。街角には等身大の河童の置物やポスターなどが貼られています。河童はかっぱ橋のマスコットです。行き交う人は多くありませんが、朝顔の行灯型篭鉢を持った人とすれ違います。
◆かっぱ橋道具街と交差してさらに進みます。一度この道具街にもゆっくり時間を取って来てみたいものです。清州橋通に出て、右折して、昭和通との合流点に来て、陸橋の上から見ると入谷鬼子母神前の広い言問通の両側に朝顔市の葭簀掛けの店と食べ物などの屋台店が向かい合ってぎっしり軒を接しているのが見えます。雨模様の日でしたが人で溢れています。
◆まず、「鬼子母神」(仏立山真源寺)にお参り。境内には下谷七福神の“福禄寿尊”も祀っています。境内で入谷朝顔市名物の“きびだんご”を買い、朝顔市を覗くことにします。朝顔の店は約120軒、食べ物やヨーヨー釣りなどの屋台が約100軒と250mほどの大通りの両側にそれこそ犇めくように並び、大勢の浴衣姿の若い人や年配者、外国人でごった返していました。この日は時折り雨のパラつく天気で狭い舗道に朝顔の店が並び、葭簀の軒が空を覆い、人混みで体を斜めにしないと歩けないほどでしたので、その蒸し暑さはかなりのものでした。汗を流しながらの見物です。夜はこの言問通は歩行者天国になりますので、さらにたくさんの人で混み合うことでしょう。
◆今年は朝顔の鉢は購入せず、見るだけでこの日は帰りました。家の庭には去年、ここで求めた海老茶色の花を咲かせる“團十郎朝顔”が数十株芽を出しており、先日、朝顔の棚を拵えました。また、毎年、朝顔の種を買ってきて蒔いては、またその種を取り、今年は数百株のいろいろな朝顔の苗も目を出しています。庭の一角に一面の朝顔を咲かせてみようと考えているところです。
◆帰り道は、地下鉄・日比谷線で南千住に出て、常磐線に乗換えたのですが、南千住駅近くのコツ通沿いには“史蹟小塚原刑場跡”や「首切り地蔵・延命寺」、「回向院」などがあります。ここで処刑された歴史上の人物の墓(吉田松陰、橋本左内、頼三樹三郎、関鉄之助など)があります。そして駅の西口ロータリーには、今年3月に開催された「奥の細道サミット」を記念して、松尾芭蕉翁の銅像が建てられ、“奥の細道矢立て初めの地”の説明版があります。「千じゅと云所にて船をあがれば、前途三千里のおもひ胸にふさがりて、幻のちまたに別離の泪をそゝぐ。 行く春や 鳥啼き 魚の目は泪」 私も家路を急ぐのでした。
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