老兵は死なず

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129 城西大学の混迷を雑誌「月刊日本」(6月号)が掲載

2017-05-24 11:28:04 | 日記


城西大学のゴタゴタ問題がジャーナリスト高山住男氏の名前で「月刊日本」(6月号)の紙面に掲載されました。
 タイトルは 「城西大が前理事長の背任で第三者委員会」 というもので、城西大学が今現在抱えている様々な問題点を手際よく纏めてくれました。
 
 特に、これまで多くのメディアが敬遠をし続けてきました、理事長に対する刑事告発が始まった途端に国松元警察庁長官が大学の理事に就任した経緯、そして、そうした前理事長の異常人事の断行が結果的に警視庁の捜査に影響を与えた件にも触れていただきました。
 このことにつきましては、既に何度も触れてきましたが国松氏が理事長から自らの不正行為を隠蔽して貰いたいと依頼されて理事に就任したとは到底考えておりません。
従って、この罪は一重に同氏の名前を利用して国家機関を愚弄し法治国家を否定した前理事長の万死に値する大罪であると認識しております。

 高山氏は城西大学について過去に遡り前理事長が理事会を如何に形骸化させ大学を私物化したかという経過を如実に綴ってくれました。
具体的には学内からの同理事長に対する刑事告発の経過、特に業務上横領については自ら事実無根と言い張り秘書をトカゲの尻尾切りした経緯、さらにはこうした同理事長を弾劾するために立ち上がった学内関係者を辞職に追い込んだパワハラ行為等々、あらゆる観点から公平に適切な解析を行い最終的に同理事長が理事会に於いて降格処分を受けたと結論付けております。
そして記事の結語は、こうした学内の混乱を解決するため学内が自浄能力を発揮して第三者委員会を立ち上げるに至ったと結んでおります。

 このように高山氏の記事は前理事長が学内で如何なる不正をしたかという点について皮相的な見方では無く大学全体の脆弱な体質にまで触れています。
 つまり、前理事長が不正行為を行った学内の諸事情を正確に直視し分析した結果に基づいて真実が明らかにされたものとなっております。

 この記事は先般突然のようにして公表された水田宗子を救う為の声明文 (本件の実態を弁えない烏合の衆の戯れ言)に賛同した多くの方々に対しましても理事長の不正行為の実態、その真相を改めて理解して頂く契機になるものと確信いたしております。

更に、今般前理事長が文科省内で例によって 「私が事実無根でございます」 という倫理観の欠如した自己保身だけのセリフを吐いたということに対しても一刀両断に切り裂くための効果的な記事であろうと考えております。

 最期に、この記事は小野理事長代理の下でスタートしました第三者委員会の委員各位に対しましても何らかの対応が期待出来るものとなるに違いないと期待いたしております。

 次回のブログでは学内がこのように混沌としているにも拘わらず、前理事長自らは学生のこと、父兄のこと、同窓生のこと、そして学内で働く教職員のことは全く眼中に無く相変わらず「何でもあり」の暴走に明け暮れているという呆れた話を綴る予定でおります。