山岳ガイド 眞さんの山がいど日記

山岳ガイドが出あった自然、感動、日々の様子など綴ってみました。このブログで、のんびり"ねまらっしゃい"!

久しぶりにブログを更新いたしました!

2017年12月26日 | 第59次南極地域観測隊・活動編

12月26日

急遽打ち合わせの為

野外活動を中断して

しらせに戻ることになりました。

空き時間を利用して

久しぶりにブログを更新いたしました、ご笑覧ください。

ちょっと早いですが、

”みなさま、よい年をお迎えください!


ラングホブデ氷河偵察・キャンプ生活

2017年12月26日 | 第59次南極地域観測隊・活動編

12月21~24日

雪鳥沢小屋に1泊して

21日今度はAS・観測隊ヘリで

ラングホブデ氷河の見える場所に

”予察キャンプ”を設け

上空から氷河を偵察、

ラングホブデ氷河全容・長さ10キロ・巾3キロ

氷の厚さ深いところで400m

22日ここをベースに

ラングホブデ氷河の掘削ポイントの確認

23日は、GPSポイント設置

わたくしは何もわからないので?

ガイドと歩荷を兼ねて先頭を歩くだけ、、、


氷河掘削の為の準備活動に入りました。

スチームドリル

この緑のテントが野外活動中の″我が家”です。

 24日 わたくしとチームリーダーは

急遽打ち合わせの為”しらせ”へ戻ることになり、

快適なキャンプ生活も一時中断となりました。


南極大陸へ

2017年12月25日 | 第59次南極地域観測隊・活動編

 

12月20日

南極での活動初日です。

 今回は氷厚400mのラングホブデ氷河を熱水掘削機で

 掘削して氷河の構造を調べるチームのサポートで

 ラングホブデ氷河に向かいます。

このチームは約50日近くかけて氷河上に4か所掘削して

氷河の構造を調査します。

わたくしはその1回目の掘削予定までの2018年1月2日まで

一緒に行動する予定です。

現地までの移動は、しらせに搭載されているCHヘリです。

ヘリの中は座席もありません荷物と一緒に移動します。

CHヘリ搭乗予定の30分前に

各自の喫食札をしらせ艦橋へ提出してから

飛行甲板で検量を行い搭乗を待ちます。

雪鳥沢小屋

GPS基準点

今回は南極の地形図を作成するチームと一緒に

ラングホブデ氷河近くにある

雪鳥沢小屋まで移動し荷物に整理をした後、

足慣らしを兼ねてラングホブデ氷河の偵察

氷河の俯瞰できるかんむり山近くまで往復3時間

今まで見たことのない景色の中

南極大陸・露岩帯トレッキングを楽しんできました!

雪鳥沢周辺は南極地域と区別保護区に指定されていて

日本の環境省の看板も設置されています??

58次越冬FAの土屋隊員、59次隊同行の村越真先生と日本山岳ガイド協会関係者で記念撮影!

 


南へ南へ

2017年12月25日 | 第59次南極地域観測隊・活動編

12月2日

フリーマントル港を予定通り出航して

7日に南緯55度線

日増しに気温も下がり、周囲の風景も変わってきます。

9日に南緯63度線を通過

16日には定着氷域へ入り

日没、日の出時間がなくなり

百夜になりました。

17日に東南極・リュツオホルム湾沖

昭和基地まで30キロ近くまで近づき

長い航海も間もなく終わります。

弁天島

彼方に南極大陸

ラングホブデ氷河が見えてきました!

しらせが停船すると

出迎ええるかのように

ペンギンやクジラが近寄ってきました!

遠くには、アザラシも見えてきました。

 いよいよ、活動開始です!!


おかげさまで、出発の日を迎えることができました!

2017年12月25日 | 第59次南極地域観測隊・活動編

11月27日

南極観測隊隊員に参加に応募して1年になります、

紆余曲折ありましたが、

ようやくこの日を迎えることができました。

みなさま応援ありがとうございます、行ってきます!

成田空港出発風景

 

 

フリーマントル港の様子

 

停船中のしらせ