【ネタバレ注意】
最近の映画宣伝関係者はアホなのか?ネタバレが多すぎてやってられない。
(ノ-_-)ノ  ̄┻━┻ チャブダイガエシ
TVCMを観賞前に見たが、脳天気な観客が出てきて「『E.T.』+『スタンド・バイ・ミー』」だとぉっ!!観たらそのまんまじゃねえかっぁ!何のために上映前の情報統制までしたっ!言ってみろ!ばーかばーか。
ということで見る人はお気をつけ下さい。。。ってもう無理かw
基本そんな映画です。E.T.ちゃんはもっとエグいヤツになってます。
見どころは、たいした前振りもなく急に主人公の男の子が立派な事言い出しちゃったりして怪物に説教しちゃうところ。笑う。
あと、ダコタ・ファニングの妹が予想以上にカワユス。将来有望。超注目。カワユイ子はゾンビメイクしてもカワユイ。
。。。(= =) これなら当初言われていた『クローバーフィールド ビギンズ』っていう線だった方が面白くねぇか!?
とても丁寧な作りで好感が持てます。ノスタルジックな感じなのに新しい感じもします。子供たちの冒険もワクワクしますし、笑える所、泣ける所、恋物語と必要な要素はちゃんと押さえてたりします。『E.T』と『未知との遭遇』を
。。でもボクはこの映画の直前に観た『スカイライン -征服-』のが好きなのです。あのBなテイストが好きなのです。もっと派手な絵とバトルが好きなのです。それにくらべると非常に優等生すぎる映画に見えてしまう。お行儀が良すぎて心に残るものがない。しかもなんとなく話にも入り込めない。感情移入させてもらえない。
思うに『スーパー8』がちょっとイマイチくんなのは、共同脚本のJJとスピルバーグが自分たちの事を映画に投影させすぎてしまった点。主人公達の姿を描きながら「ああ懐かしい、俺たちこうやって映画撮ったよなぁ。」「こういうの映画好き(実は≠映画製作好き)には堪らないよな!」と二人だけで盛り上がってしまった感あり。しかもその上、JJから見て神様のようなスピルバーグに捧げる映画なのです。一般的観客目線がすっ飛んでしまっててもおかしくない。究極の二人の自己満足映画に違いないのです。それをあたかも普通の人達も楽しめる映画に収めようとしているがために、なんとなくチグハグした感じが否めない。
しかも観終わったあとでも意味がわからない人多発のこの映画の題名ですが、実は『スーパー8』とは映画の中でしょっちゅう出てきたコレのこと。これだけみても、この映画が何の映画か分かるってもん。別に異星人と子供たちの邂逅を描く映画でもなんでもないのですよ。だからこそ“SF映画”を観に行ったボクはスカされてしまったのです。『スタンド・バイ・ミー』で言えば“死体”が記号でしかなったのと同じで、ボクはその記号の方に期待を置いてしまっていたのでした。
そんなこんなでキライじゃなし好きな部類なのにノリ切れなくて残念。
『スカイライン』と観る順番を間違えたかも。
ただもう一度観たら感想変わるかも。
■『SUPER8/スーパーエイト』予告編(Youtube)
評価:★★★☆☆
↑この記事が面白かったらポチ押しのご協力お願いしまつ m(_ _)m
私も昔、どうしてもビデオがイヤで8ミリフィルムカメラ回したことありますが、日本なのでシングル8、ですね(*^^*)
8ミリフィルムカメラをアンティークとして少しですけど、ジャンクで買って、部屋に飾ってます。
でも、この映画にはノスタルジー的な娯楽性は全く感じませんでした。あの子供達の夢への執着と彼らのワクワク感は現在でも日々、進行形で目撃される光景だと思いました。そのワクワク感は前作のスタートレックのキャラクター達が持っていた感覚に連なるかなぁ、なんて思いました。やっぱり、子供達のキャラクターが、ベタとも言えますが、いいなぁ、と思いました。
エル・ファニングが、瞬間的に子供から大人の女性的魅力を発してみせるところはイイですね。自主製作映画が映画を撮ろうとして、その撮影光景のドキュメンタリーになってしまうように(映画が駆使する「嘘」の技術を持たないので、「嘘」が最初からつけなくて、撮影光景がバレバレになって、そっちが前面に出てしまうw)、あそこで男の子達が彼女に見入ることになるのは、あそこで素人自主製作映画が、本当の「映画」的瞬間を偶然にもものにしているから、と思えて感動しました。
あー、この長文は自分のブログに書こうと思ってたことで、そっちで語ることでしたね
(ーー;)。自分のとこと重複しちゃいますね。最近、やる気なくて、まだ載せてませんが。。。(ーー;)
長々すいません(T_T)
自主制作映画として表現したい部分と、いわゆる興行映画として見せたい部分がチグハグで何が言いたいのかサッパリというのが正直な感想です。
どうせならスタンド・バイ・ミーの死体に同じでエイリアンの姿なんか最後まで出さないで終わらせてくれた方が作品として訴えたい点がハッキリしたのではないかと思います。なんだか残念な映画でした。