0:34の終電を乗り過ごし駅に取り残された女性が、謎の殺人鬼に追い立てられるというスラッシャー映画。
最初はビデオ屋でパッケージだけ観て、心理サスペンスものだったり、イケてる心霊ものだったりを期待。でもただのC級ホラーでがっかり。
ゆるい脚本、意味不明な不気味描写。監督だけが上手にまとめた気になっていそうなエンディング。
良いところはと言えば舞台設定か。地下鉄/駅を中心としたホラーなだけに圧倒的な閉塞感を漂わせているところ。イギリスの地下鉄駅構内はモダンでありながら、人気(ひとけ)がなくなると一転して冷徹な空間に変貌する。真っ白なタイルに真っ赤な血。これがなかなかの美しさ。
イギリス映画のくせに、R15の相当しつこいゴア描写のテイストがいかにもドイツ・ホラーっぽいと思ったら、エンドロールで「UK/German」合作になってました。そんなところに気づく自分がステキw
主演のフランカ・ポテンテ、気づかなかったが実は彼女もジャーマンらしい。
『ボーンスプレマシー』『ラン・ローラ・ラン』『アナトミー』とか、実は結構観てるのに観るたびに顔が違う気がする。しかもまったく好みでないと来てるところがまたこの映画を自分の中で下げてます(^_^;;
評価:★★☆☆☆
古き良きB級映画テイストはかろうじてあります。
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よかったのは雰囲気でしたねぇ。
全体的にふつー感が漂っていて、怪物なんかに行動の規則はなくて、最後あたり歩いていて失速感が否めませんし。
まぁ、ゴア好きなら観てもいい感じでしたよね^^/