DUMMY FAKE ROLLERS

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[星の出来事/メレンゲ] スピッツに通じる世界観

2006年04月27日 | 音楽レビュー
前から気になっていたメレンゲの新譜に手を出してみました。
作詞作曲を手がけるヴォーカルのクボケンジくん、なかなかの詩人ですね。

星の出来事
メレンゲ, クボケンジ
ワーナーミュージック・ジャパン

独特な詩の世界と穏やかなサウンドが
和ませてくれます


自分らしさを見失ってしまった僕の姿をカメレオンに重ねてみたり、
輝きを残し、すぐに自分の前から消えてしまった君のことを落雷に
例えてみたりと、なかなか表現力豊かです。
なんとなく、スピッツの草野マサムネに通じる感性の持ち主だなと思いました。

サウンド的にも、骨太ロックになる前のスピッツやミスチルのような感じで、
繊細で切なくて、和ませてくれます。
また、1曲目の「カメレオン」は、GOING UNDER GROUNDを思わせるような
胸キュンナンバーでオススメです。

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