元宝塚歌劇団 七色春香 の徒然なるままにしたためた日記


♪ 七色春香(ないろはるか)の身辺での出来事や体験などを書いています

140. 力士のパフォーマンス

2006-08-28 | スポーツ

5月24日に大相撲についてのblogを書きました。
今日(28日)の毎日新聞に“闘論 力士のパフォーマンス”と題し横審委員長と国際相撲連盟会長が夫々意見を述べています。
横審委員長は過度の力士のパフォーマンスは見苦しいと苦言を呈し、高見盛を槍玉にあげています。
理由として力士は 武士の流れをくんでいるから としています。
明治維新でも力士は断髪せず髷を許されたのは力士が神事に基づいた畏敬すべき侍とも述べています。

しかしそれを言うなら、あるいは大相撲が“国技、神事、武士”のみに関わるなら外人力士は一切排除すべきと私は思います。
そして大相撲を興行としないことです。
それによって国技を継承することを考えたら如何でしょう。

興行で“銭”の勘定をし片方で興行にも有効な事柄(外人力士の活躍や高見盛の仕草等)を否定するのは矛盾もいいところに思えますが。


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128. 不渡りになった手形

2006-08-04 | スポーツ

私は約束手形を切ったことがありませんので正確にはわかりませんが二回続けて不渡りを出すと倒産となるように聞いた記憶があります。

ところで、2日の亀田興毅選手の世界タイトルマッチ、彼や周りからは早いラウンドでのKO宣言が景気よく出ていました。
結果は、レフェリーのジャッジでは勝ったそうですが何ともぶざまな結果(彼に言わせると1Rのダウンは自分のサプライズとか)。
判定の結果に八百長呼ばわりする人もいるようです。

レフリーと素人の判断の違いでしょうか、私も夫も首を傾げる結果でした。
ジャッジの妥当性は私にはわかりませんがbig mouthと言われているらしい亀田選手の「俺はKOでチャンピオンになる」と言ったファンとの約束が守られなかったことは事実です。
試合翌日のインタビューでも、亀田選手は次の対戦相手は誰であれKOで防衛すると、またもや約束しました。
結果を楽しみにいています。


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91.おもしろかった大相撲

2006-05-24 | スポーツ

大相撲夏場所も終わりました。横綱を目指す大関栃東の休場にもかかわらず私にはおもしろい場所でした。
白鳳と雅山の優勝決定戦を制したのは白鳳、栃東に代わって来場所は横綱を目指す位置に着くことになります。
来場所はこれでおもしろくなると私は予想します。
白鳳が横綱になったら外国人力士の横綱が2人になり、日本人力士の不甲斐なさを言う人が必ず出てきますね。

5月4日の毎日新聞朝刊の“闘論━隆盛の外国人力士━”に、国際相撲連盟会長と横審委員長が意見を述べています。
横審委員長の意見は例によって“隆盛の外国人力士”にネガティブな論評です。
曰く外国人力士が番付上位を占めるのは愉快ではない、相撲を国技とする日本人としては寂しく違和感がある等々愚痴っぽい話が続いています。

でも私にはこの夏場所はとてもおもしろく、横審委員長の意見ではおもしろい大相撲をおもしろいと言うのはいけないことのように聞こえます。

大相撲は単なるスポーツではなく五穀豊穣を願う神事との意見は、信心深くない私にもなんとなくわかるような気もします。
でも大相撲におもしろさを求めることに何の不都合があるのか、大相撲の人気回復を望みながら外人力士の存在をネガティブに言うのは矛盾してはいませんか。
外国人力士の白鳳や把瑠都のがんばりが今の大相撲を支えていることは誰もが認めるところでしょう。
私の周りで外人力士に違和感を覚える等と言う人はついぞ見かけません。
横審委員長は外人力士の品格も問うています(横綱朝青龍を指していることは明白)。
しかしそれもおかしい。かつて日本人の横綱・北尾が不祥事を起こし部屋を出奔したことはどうなんでしょう。

やはり毎日の夕刊(5/22)の“憂楽帳”に「外国人力士」と題したコラムがありました。
記事のなかに1977年に韓国から、当時はまだ外国人力士が珍しい大相撲の世界に入った方の話があります。
「問答無用」の厳しい環境のもとで3ヶ月で日本語をマスターしたそうです。
「相撲は日本の文化。周囲も自分の意識も外国人との気持ちはなかった。だから言葉も自然にマスターできた」、更に「現場に外国人との意識はまったくない。見る側に外国人を特別視する気持ちがある限り、日本人力士は甘える。強さの復活はないよ」と記事は続いています。
横審のえらいさんはこの記事をどう読むでしょうか。

それはそれとして私は高見盛が好きです。
喜怒哀楽を表に出すことを憚る世界での高見盛のしぐさを、私は好感をもって見ています。
あまり上位へ行かないで、さりとて幕内から転落しない程度の位置で頑張る高見盛を長く見続けられたら私はうれしい(おこられるかなァ)。


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62.WBCを観てエキサイトしました

2006-03-26 | スポーツ

WBCは日本の優勝でめでたく幕を閉じました。
今回の大会ではルールに多くの問題がありそうですが しかし日本チームが世界の頂点にたったことは紛れもない事実です。

慶応大学のスマートな応援が好きで高校時代に頻繁に神宮球場で東京六大学を観戦した私は残念ですがプロ野球は詳しくはありません。
でも近頃のプロ野球が人気がなくなっていることには気が付いていましたし 私なりにその理由も考えていました。
野球界の盟主をを自負するチームの独善的な行動もその一因と思っています。

今回のWBC優勝で人気復活の兆しが見えたこの機会を 特にプロ野球界がどう活かすかが問われているようです。

23日の毎日新聞夕刊に“群馬の球春”と題するコラムがありました。
群馬県は4月の還暦野球で春を迎えるそうです。
そして何と還暦野球の上を行く古希野球、更には75歳以上の“スーパー古希”の大会も予定されているそうです。
これは野球がスポーツとして日本に根付いた文化であることを表しているように思います。
一球団の都合だけでの行動は決して良い結果を生むことはないと思いますが皆さんはどうお考えですか。