太鼓と戦争

先週の日曜日にシティの教会のイベントで太鼓を叩く機会があった。
その後、パフォーマンスを見た御婦人（推定６８歳）からエレベーター前で英語で何かを質問された。しかし、言っている意味が理解出来なかったので返答が出来ず、隣にいたC君が代わりに答えてくれた。


後で何てご婦人が質問したのか聞いたら、「太鼓は戦争（WAR）の前に叩くんでしょ？」みたいな事を聞かれたという。C君は太鼓について知っている知識で「祭りとかで叩くんです」と答えてくれたらしい。


メルボルンではちょっと前、和太鼓＝戦争をイメージさせるということで、何度か物議をかもし、日本の新聞でも記事になったことがある。（詳しくは後日）


日本には豪州よりも長い歴史があり、太鼓は戦国時代の戦の出陣の際にも色々な用途で使用されていただろうし、各地の田植え、虫送り、収穫の祭りの際にも使われたし、神社の神事や一般の余興にも使われていたであろう。最近、日本では太鼓の埴輪が出土されたし、埴輪の時代から太鼓があった事が証明されている。

だから、「太鼓は戦争の前に太鼓を叩くんでしょ？」という質問は簡単に「YES」「NO」とは答えられない。だから時間をかけて回答出来ない時にはこう言ってみようと思う。


「人間が戦争という言葉を知る前から太鼓は存在していたらしいんです。」


大まかに言って、伝承されている太鼓は伝統曲と言えるけれど（まあ、大昔に誰かによって創作されたんだけどね）、それ以外の最近になって創作されたものは伝統的な太鼓を使った太鼓曲と言えると思っているのだけど、今度それもこちらの人に説明してみようかな。どんな反応がかえってくるか。

足袋靴発見！

学校近くのワッフル屋さんで「足袋靴」を履いている女の店員さんを発見。
以前、日本旅行をした時に青山のSOUSOUで買ったんだって。オーストラリアで初めて足袋靴履いた人を見ました（太鼓打ちを除く）。


あたしもSOUSOUの柿色の足袋靴を持って来たから普段に履いてみようかな。でも上手く履きこなせないんだなー。現在持っているジーンズと合わせると脚がさらに短く見えるし、なかなか難しいです。


１個３ドル。ワッフルなかなか美味しゅうございました。７０centプラスでクリーム等のトッピングが選べます。ワッフル１つでかなり高カロリーだからトッピングには手を出せませんでしたわい。

皆様の知恵を拝借したく。。。

さっき、コロンビア人のクラスメイト（女子）から腕に自分の名前のタトゥー（入れ墨）を入れたいから漢字を考えて欲しいと依頼された。

タトゥーは一生消えないものだしきちんとした漢字を当ててあげないといけないし責任重大だ。


名前は
パオラ　　（ファーストネーム　PAOLA
ディエゴ　（名字

歳は２８で既婚者です。


波牡羅　（パオラ）　羅は字画が多いから黒い●になっちゃうかな？
ディエゴ　は当てる漢字がない、、よね、、？


みなさーん！他に何か美しい漢字の組み合わせがあれば教えて下さい。
よろしくお願いします

続／幼稚園

日本人友達に会う度に幼稚園は「Kindergarden」じゃなくて「Kindergarten」だと知っていたか聞いているが、ほぼ全員キンダーガーデン「Kindergarden」だと勘違いしている模様


日本の中学校で「kindergarden」と習った覚えがあるのだが、みなさんはどうですか？
「園」だからGardenと結び付けていたんだけど。

大金ゲット出来ず。

先日、某CMのオーディーションへ行った。
CMに登場する９０名のパーカション奏者（和太鼓＋ティンパニー＋スネアそれぞれ３０名）を探しているというのだ。色々な国籍、年齢が必要と言う。絶対に受からなければならなかった。なぜなら、お給料が５００ドル／日X３日でリハーサルや衣装合わせでも７５ドル／時間頂けるというすごく美味しいお話で、しかも撮影後の編集時点で顔アップが採用されれば１０００ドル追加されるというのだ。アップが採用されなくてもいい、ただ１５００ドルが欲しかった。


だからオーディションの前々日から日本から持っていった「造顔マッサージ」のDVDで念入りにマッサージをした。


オーディションでは和太鼓以外のティンパニーとスネアも叩けるか？と聞かれたが、もしCMで専門の和太鼓ではないパーカッションを叩くことになったってヘナチョコ姿がテレビに映るのは避けたいと考え、あえて挑戦はしなかった。その楽器の専門の人が叩けばいいと思っていた。そして、素直に学生ビザなので労働時間の制限があること、でも、喜んで撮影日は学校を休んで全て参加出来る旨を伝えた。


３０人も採用されるのだからオーディションを受けたメルボルンの太鼓仲間は全員受かるものだとあたしは信じ込んでいた。しかし、ほとんど全員不採用。



聞くところによると、制作者側がたったの１０人しか採用しなかったのだ。１０人が和太鼓、スネア、ティンパニーを全て叩くらしい。よく考えてみると、人件費に９０名　X　１５００ドル＝１３５，０００ドル（日本円で13,500,000円）以上かけるなんて有り得ないかもしれない。でも３つそれぞれをそれらしく叩けるのか疑問だ。今週撮影が行われているようだが、CMがテレビで流れるのを待とう。そのうち日本で「海外の面白CM」として紹介されるかもね（←負け惜しみ）


そんな中、太鼓教室の中で受かった人がいる。ドラマーのTラー君だ。あたしが去年から目を付けていた若者だ。見た目は和太鼓奏者らしくなく、ヒョロヒョヒョロ系だ。太鼓教室では笑顔を見せないのだが、笑うととても可愛い。きっとティンパニーもスネアも軽々こなすだろう。彼ならきっとアップショットが採用されて１０００ドルボーナスをゲット出来ると思う。今のうちにお友達になっておこう

女子力で負けました。

先週の木曜日、メルボルンの女性和太鼓グループと一緒にとあるイベントの開会式でパフォーマンスをする予定だった。このグループは昔、あたしがメルボルンにいた時に参加していたグループだ。

しかし、パフォーマンスの２日前になって突然主催者側から出演キャンセルのお知らせがきた。あまりにも直前過ぎる！と憤慨したが、現在メルボルンで大人気のミュージカルプリシラが開会式に来てくれるというので、わたしたちがキャンセルされてしまったのだ。年末にこのミュージカルを見たが、うちらと比べ物にならない程素晴らしく華やかで開会式に相応しいし、そして著しく女子度が高い。うちらがキャンセルされても仕方があるまい。

そのイベントとはアジア諸国のゲイさん達のスポーツイベントの開会式。だから華やかに着飾ったドラッグクイーン達が出演してくれた方が彼ら／彼女達も喜ぶであろう。


しかし、見てみたかったなー、アジアのゲイさん達。