中国で、自分の子供の名前に@をつける親が出現したらしい。
なんて読むの?
つのだ☆ひろとかモーニング娘。とかありましたが
@は一体どう 読めばいいのかわかりません…
さて、『ナラタージュ』を推薦しておきながら、
実は違う本にはまった。
唯川恵『永遠の途中』。光文社文庫です。
江國香織が好きだとか、
山田詠美が好きだとか、
川上弘美が好きだとか
言う女性は結構多いけれど
「私、唯川恵が好き」
という女性は少ない。
けど、「あ~これ私のことだよ」という共感するのは
圧倒的に唯川作品だと断言できます。
ただし、23~34くらいの女性に、という限定につき、
あまり一般的に話題にのぼらないんだと思う。
ちょっと下世話、というイメージもあるのかもしれないけど。
(唯川さんの本にしては、珍しく無難というか抽象的なタイトルです。
彼女の作品は、思わせぶりなタイトルが多いというのに
最近気づかされた。『肩ごしの恋人』『今夜誰の隣で眠る』『一瞬で、いい』とか。)
広告代理店に勤め、キャリアの道を選ぶ乃梨子。
結婚をし、専業主婦を選ぶ薫。
そんな二人の対照的な人生。どっちも良くて、どっちも大変。
大体唯川さんの本はパターンが決まっていて、
対照的な女性が二人出てきて云々。
男を取ったり取られたり、とか。
そこらへんから下世話なイメージになっちゃうのだろうかね。
(著者自身が、光と影のように、対極のものを書くのがすきなんだそうだ。よくインタビューとかでそう言っている。)
でも、そこに実は20代・30代の女性の本音が
しっかり描かれている。
特にこの『永遠の途中』は、
私が読んだ唯川作品の中で、一番いい、というより、
今の私にドンピシャなんだろう。
大学時代仲が良かった友達が、今は2児の母、
だったり、
結婚が決まったり。
そんな中で、仕事とか恋愛とか結婚とかに悩む自分って
一体ナニ???もう落ち着きたい!!!
と天中殺期に思って、迷走しているわけですが…
結婚だって、いいことばかりではない。はず。
したことないからわからんけど。
してる人はぜひ読んで感想を教えてほしいくらい。
この本では、
相手の家族に気を遣ったり、相手が浮気しちゃったり。
結婚がゴールでないことも、示唆してます。
もう、一文一文が無駄なくリアルです。
「なぜわかる…」とお風呂の中で読んでて
何度つぶやいたことか…
文芸というより、ノンフィクション・ドキュメントと呼びたい!
思ったのだが、人間って極端な事例を見れば見るほど、
自分はバランスをとりたい、と思うのではないかな。
そういう意味で、
仕事とか恋愛とか結婚とかに悩んでいる人にオススメです。
たま~に唯川さんの本でブラックなオチのものもありますが、
大半は、「周りに振り回されなくても、自分のやりたいようにやれば、いいんだよ」と元気付けてくれます。
ちなみに、私があまりにも熱弁を振るったためか、
私のフロアの同僚、取引先の20代・30代女性の間で
唯川ブーム到来。
みんな読んでは「目にしみる…」と言ってます。
※ここ二日は体重増加を危惧してお酒を控えております。
なんて読むの?
つのだ☆ひろとかモーニング娘。とかありましたが
@は一体どう 読めばいいのかわかりません…
さて、『ナラタージュ』を推薦しておきながら、
実は違う本にはまった。
唯川恵『永遠の途中』。光文社文庫です。
江國香織が好きだとか、
山田詠美が好きだとか、
川上弘美が好きだとか
言う女性は結構多いけれど
「私、唯川恵が好き」
という女性は少ない。
けど、「あ~これ私のことだよ」という共感するのは
圧倒的に唯川作品だと断言できます。
ただし、23~34くらいの女性に、という限定につき、
あまり一般的に話題にのぼらないんだと思う。
ちょっと下世話、というイメージもあるのかもしれないけど。
(唯川さんの本にしては、珍しく無難というか抽象的なタイトルです。
彼女の作品は、思わせぶりなタイトルが多いというのに
最近気づかされた。『肩ごしの恋人』『今夜誰の隣で眠る』『一瞬で、いい』とか。)
広告代理店に勤め、キャリアの道を選ぶ乃梨子。
結婚をし、専業主婦を選ぶ薫。
そんな二人の対照的な人生。どっちも良くて、どっちも大変。
大体唯川さんの本はパターンが決まっていて、
対照的な女性が二人出てきて云々。
男を取ったり取られたり、とか。
そこらへんから下世話なイメージになっちゃうのだろうかね。
(著者自身が、光と影のように、対極のものを書くのがすきなんだそうだ。よくインタビューとかでそう言っている。)
でも、そこに実は20代・30代の女性の本音が
しっかり描かれている。
特にこの『永遠の途中』は、
私が読んだ唯川作品の中で、一番いい、というより、
今の私にドンピシャなんだろう。
大学時代仲が良かった友達が、今は2児の母、
だったり、
結婚が決まったり。
そんな中で、仕事とか恋愛とか結婚とかに悩む自分って
一体ナニ???もう落ち着きたい!!!
と天中殺期に思って、迷走しているわけですが…
結婚だって、いいことばかりではない。はず。
したことないからわからんけど。
してる人はぜひ読んで感想を教えてほしいくらい。
この本では、
相手の家族に気を遣ったり、相手が浮気しちゃったり。
結婚がゴールでないことも、示唆してます。
もう、一文一文が無駄なくリアルです。
「なぜわかる…」とお風呂の中で読んでて
何度つぶやいたことか…
文芸というより、ノンフィクション・ドキュメントと呼びたい!
思ったのだが、人間って極端な事例を見れば見るほど、
自分はバランスをとりたい、と思うのではないかな。
そういう意味で、
仕事とか恋愛とか結婚とかに悩んでいる人にオススメです。
たま~に唯川さんの本でブラックなオチのものもありますが、
大半は、「周りに振り回されなくても、自分のやりたいようにやれば、いいんだよ」と元気付けてくれます。
ちなみに、私があまりにも熱弁を振るったためか、
私のフロアの同僚、取引先の20代・30代女性の間で
唯川ブーム到来。
みんな読んでは「目にしみる…」と言ってます。
※ここ二日は体重増加を危惧してお酒を控えております。