すそ洗い 

R60
2006年5月からの記録
ナニをしているのかよくワカラナイ

吉田 大8 「美しい星」は相変わらずキチガイでインチキで誠実です

2017年06月18日 | 映画・テレビ・動画


「美しい星」
2017年
監督/吉田大八
原作/三島由紀夫

リリー・フランキー
中嶋朋子
亀梨和也
橋本愛

佐々木蔵之介
羽場裕一

春田純一
友利恵
若葉竜也


出演者があまり好きくない面々であったが
監督・吉田大八で、原作・三島由紀夫に釣られて 見に行くしかない義務
何しろ吉田大八にはハズレ作品とゆーのが1本もなかった

好きくない面々であっても やっぱし吉田大八に転がされてるの見ると魅力が80%増量される

特に亀梨君には興味も前知識もゼロであったが ついつい見とれて追っかけてしもた
スーツ姿の中の肉体がビンビンくる
水星人

リリーさんは 大昔のエッセー2本の頃は興味深々だったが 最近のテレビの出方とか東京タワーとかで嫌いになった人物である
この作品では しれっとしててなかなかヨイ按配 ただし台詞は他の役者陣に比べると格段落ちて説得力が減
訴える事にいちいち ムッとするが それは狙いでもあるよーな気がする 決めポーズは見る前は気に食わなかったが
吉田演出では素晴らしい写し方をされているのでオモロくインチキ感満載で見れます
火星人

中島朋子は「北の国から」の頃はHくさくて好きだったが 大人になってからは 歯茎が気になり魅力減退
この作品に出てくる 中島さんはかなりクタビレきっていてヨイ
この奥さんのみが地球人とゆー設定もドンピシャ

橋本愛は最も好きくない顔立ちだが美人であることはわかる「桐島部活〜」に続いて
相変わらずキリッとしてる そして円盤を呼ぶポーズがカッコよく様になる
最低弾き語り男に騙され中出しされ妊娠中の金星人

佐々木蔵之介は出演者の中では一番好きです
「オードリー」で気づき今やってる朝ドラでも好人物
この映画でも一番のシャープ ビンビン
出てくると画面がピシッと引き締まる

羽場裕一はキモチ悪いヌメヌメっとした顔なのに ふつーのテレビの司会者役である なんで?
そーいえば 「誰にも言えない(1993年、TBS)でもキモチ悪い顔面なのにイイ男役だった
この人はストーカー役が似合う そして日本一「松永太」役が似合う男だ
「北九州監禁殺人事件」の映画化の際には松永太役は絶対羽場裕一主演でやって欲しい

最低インチキストリートミュージシャンの歌う「金星」の作詞・作曲は平沢進である
これは びっくり
ただ どーでもエエよーなフツーの曲である

映画のお話はサスペンスSFチックに盛り上がって進んで行く
どんどんどんどん 一点集中の方向に進んで行くスピード感は相変わらずシビレル
橋本愛が円盤呼ぶシーンの小刻みカット割りは一番のピークポイントでカッコいい
以降のちょっとキチガイな円盤呼びポーズの伏線である

みんな どこか狂ってく感じとかインチキな感じと誠実さの複合形が吉田大八もんの永遠のテーマなので
今回の素材はちょうどええインチキとキチガイと誠実の三つ巴である

三島版の「美しい星」はまだ読んでへんが そのうちになんとかしたい
安部公房先生も絶賛してたしな


美しい星 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


田舎で更にカッコイイ佐藤江梨子「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」2007

そう来ましたか「パーマネント野ばら」2010

吉田大八にハズレ無し「クヒオ大佐 」

その後の大後寿々花さん&吉田大八はハズさない「桐島、部活やめるってよ 」2013

吉田大八✖️宮沢りえ✖️ニコ「紙の月」2014


すごい 全映画の登場人物が全員 似てる

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