ブッダ の 真理   Buddha Dharma


ブッダ(仏)は、内在する普遍の真理

心の制御

2019-10-05 | 原始仏教
あおり運転、虐待、いじめ、痴漢、盗み、詐欺、贈収賄 等が日本を不安、不信の雲で覆っています。
心、感情、欲望の制御ができない者達が、獣のように悪行をなし、ハイエナのようにむさぼり、悪魔のような殺害事件を起こしています。
そして、動物、不成仏霊、地獄へと堕ちていきます。

仏陀の教えを学び、心を制御、浄化することが、今と未来の幸福の道です。

Namo Buddha


輪廻転生

2017-05-14 | 原始仏教
ブッダは宿命通(霊視、透視)によって、衆生が六つの世界 (天、阿修羅、人間、動物、餓鬼、地獄)を輪廻転生していることを悟り、その束縛と苦悩から解放される修行法を説きました。
輪廻転生の原因は、無知(自己の本性を知らないこと)、執着(欲望の対象を追いかけること)、憎悪(憎しみの対象を持つこと)です。

末法の世の現代では、ブッダの教えを学ぶ衆生もなくなり、学者や科学者たちが唯物論、唯脳論を説くようになり、真理と解放の修行は忘れられています。

過去生は、子供たちの記憶、退行催眠、瞑想による透視によって知ることができます。そして、過去生を再体験することによってトラウマ、カルマから解放されます。この世に生まれた目的を知ります。
愛する人に再会するため、憎む敵と戦うため、五妙欲を充たすために生まれて来ます。

悪魔 Mara

2015-11-06 | 原始仏教
悪魔は人々のエゴに働きかけます。

欲望、不満、怒り、無知を増長させます。

人々、社会を分裂させて戦争に導きます。

悪魔はエゴを増長させて、悪業を積ませます。

人々を肉体という牢獄、輪廻に縛り付けます。

財産、地位、名声を与え、慢心を増長させます。

善業が尽きたときに奈落の底に落とされます。





仏性 Buddha Nature

2015-10-21 | 原始仏教
ゴータマブッダ(Sakyamuni)が菩提樹の下で悟りをひらかれたとき、すべての存在が仏性によって輝いていることに驚いたという。

人は生まれたときにブッダの意識をそなえている。純粋無垢な意識の輝きにみちている。

しかし、成長して自我が発達してくると仏性がおおわれて、欲望、不満、無知におおわれた心(エゴ)になってしまう。

無常な肉体、感覚、感情、思考、快楽行為、地位、名声などに執着し、依存し、自己同化してしまう。

それによって、仏性を忘れ、悪業を積み、輪廻転生を繰り返す。

人は生まれながらに仏性を持っている。

それを覆う心を浄化し、無心となり、ブッダの意識を悟ることが生の目的である。

仏性によって、すべてがありのままに映しだされて無上の智恵(Prajnana, Pannya)が輝く。

大観照経 3

2014-11-13 | 原始仏教
修行者たちよ。

次に、足の裏から頭髪の先まで、皮膚に覆われ多くの不純なもので満たされている体を観照する。

この体には、髪、毛、爪、歯、皮、肉、筋、骨、髄、

脳、腎臓、心臓、肝臓、肋膜、脾臓、肺臓、胃、腸、

胃の中の食べ物、大便、胆汁、啖、膿、

血、汗、脂肪、涙、唾液、鼻汁、関節液、小便があると。

このように、この体は自分ではない、自分のものでもない、実体がない、ただの現象に過ぎないと観照する。


体の生起とその原因を観照し、体の消滅とその原因を観照し、

自分ではない、自分のものでもない、実体がない、ただの現象に過ぎない、体のみが在ることに気づいていること。

この気づいていることによって観照智(ヴィパッサナー)を得る。

そして執着と無知から離れる。

このように、修行者たちよ。

修行者は、この体は自分ではない、自分のものでもない、実体がない、ただの現象に過ぎないと観照する。

因果応報  カルマの法則

2014-11-13 | 原始仏教
なしたことが返ってくる

他者にすることは自己にしていることに等しい

善行は善果に (善業)

悪行は悪果に (悪業)

体の暴力は、怪我、事故として返ってくる

言葉の暴力は、悪名、孤立として返ってくる

心の暴力は、不安、うつ病として返ってくる


今の状況は、過去になしたカルマ(業)による結果

未来の状況は、今なしているカルマによって決まる

幸福は、他者と世界の幸福を祈り、善行をなすことで得られる


一時的な富、地位、名声にうかれて、

エゴの快楽をみたすことに依存し、

他者の不満、嫉妬、不幸を喜ぶ者は、

有頂天から地獄に転落する