ヤンディーズ

現在闘病中で「病んでいる」ボーカル&ギタリスト、「太郎」の独り言

魅せつけられたバンドアンサンブル

2008年04月29日 | バンド
皆さん、ゴールデンウィーク、如何お過ごしでしょう?
ガソリンはまた上がるし、医療制度等、ロクなニュースがありませんが、
お出かけされる方、お仕事の方、様々でしょうね。
私は完全に兵庫の山奥の田舎で、持病でクタクタでして引篭りしております。
村にすら出ていません。

さて、私の・・・過去の思い出話を・・・・(汗)


ギターにだろうが、歌だろうがどの楽器でも自分を表現する楽器として使う時であれば
やはり「表現力」一番大きなカギと思います。
聖歌隊を始めコーラス隊なんかも、幾ら飛びぬけて一人上手い人間が居ても
アンサンブルを考え、合わせなくてはいけないし、ギターにしても例えばロックなら
バンド形態をいうモノで有れば、当然アンザンブルで、ボーカルがバンドの顔とは言え
5人編成のバンドなら、それぞれの役割を分担して、自分の「役割」というモノを
一番分かって、バンドやるのがまあ、奇麗事でも理想の形です。

やはり、目立ちたいですけどね。逆にツインギターバンドでも黙々とプレイする
相方とか。(エアロスミスのジョーペリーとブラッドウィットフォードとの関係とか)
ただ、バンドとしてある場合はグルーブだったりケミストリーだったりが
非常に楽しいです。
まあ、当たり前の事ですが、役割分担というモノを最低ルールを守らないと
イングウェイ様のようになりますしね。この辺りはたまに微妙にバランスが
崩れる事もありますがね。
(勿論、イングウェイのプレイを聴きたい人にはたまらなく良いモノですが)
(これはあくまでも聞き手、弾き手の好みが最優先ですね)

このバンドのケミストりー的なモノが生まれた時、最高に嬉しかったりします。

これがですね、私が高校2年生で既にやっていた同級生が居まして・・・。
ギターで言えば、やはりメタル小僧だった私なんかは、
「テクが有る人間が上手い!速いプレイ勝ち!」なんて若者にありがちな嗜好でしたが、
遥かにテクニシャン軍団の1学年上の先輩を差し置いて(ラウドネスバンド)、
私の同級生が信じられないライブを文化祭で魅せつけてしまい・・。
同日、その文化祭のステージに立った私は嫉妬する気も起きなかったですね。
(SHOW-YAの寺田姉さん伝説とか、近くの高校でもありましたが)
その彼らはストリートスライダーズやレッドウォリアーズのカバーをしていましたが
当時、テレビ番組の「イカ天」でバンドブームなるモノが出来て、ビートパンク、
ビートロックを始め、もう、うんざりする程ミーハーチックなステージだらけで。
ライブハウスでインディーでも凄い奴らを見ていたのでアホらしく感じたりしてましたが。
(数年後にはダンスグループばかりに変っていた若者雑誌(EGG、KAWAII系)では
名を連ねる完全ミーハー学校でして高校、嫌いでした。)

まあ、私はバンド&剣道で尖がっていたのですが、このスライダーズ系バンドの彼らは
極悪ヤンキーが2人、パンクorオールプレイの奴が2人でして、
ドラムはレッドウォリアーズのドラマーの師匠に習っていた、既に凄腕のヤンキー。
ベースはまあ、どこにでも居るベーシスト。ボーカル&ギターの学校で一番喧嘩が強い
鬼剃り男(私喧嘩してボコボコにされる所でした)のギターはコードカッティングの
キレの良さ、グリッサンド、&ビブラートのザックワイルドばり。
そして、リードギターの男がサミックの相当安いSGモデルで完全に
ギターを自分のモノにしているのですねぇ。バカテクとかそういう訳では無いですが
(イングウェイとかも弾けましたが)、例えがチト褒めすぎなんですが、
ジェフベックのようにギターを自分のオモチャのように扱う表現なんですよね。
私、コヤツ等のステージの照明係をやったのですが(バンドは持ち回りです)
嫉妬より、完全に圧倒されてしまいましてね。お客は少なかったのですが、
完全なアンサンブル、グルーブを16歳で表現していましたわ。
当時、イカ天にもし良いオリジナル曲にを作っていたら、「イカ天キング」に挑戦する位の
演奏、表現力でしたね。勢いだけ、ノリだけ、というバンドとは大違いでして、
コイツら、喧嘩ばかりの奴らじゃなかったんだ・・と、まあ、鬼剃りヤンキーとは
オーディションの時に意気投合しまして、でも、ドラムの奴はいつか、
「オレ達が引き抜いてやろう」なんて思っていましたが、
少ない観客でもその年の学校内最優秀バンドとなり、翌日からこのバンドのリードギターは
すっかり、モテモテになっていました。そいつへのフィーバーはまあ、3ヶ月位で
終わってしまう・・まあ、見事にミーハー学校なんですがね・・・
まあ、その鬼剃りヤンキーがライブハウスとかでもステージから気に入らない奴に
殴りかかったりで、そのリードギターとベースは嫌気をさして分裂しましたがね
若いのに、同級生だけど、勿体無いバンドでした。

まあ、高校生で特別、バンドのヒーローが居る訳でも無く、遥かにテクニシャンバンドを
差し置いて、バンドの形を魅せつけてしまった、魅せつけられてしまった思い出話です。

タラタラと書きました・・・(汗)


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