日蓮への路

日本を愛していた日蓮を偲んでのブロクです。

仏について

2005-07-11 23:01:15 | 日蓮について
仏さまって、何でしょうか?

まずは、一般論として意味を調べてみましょう。三省堂提供「大辞林 第二版」より

仏(ほとけ)
〔「ほと」は「仏」の転、「け」は「気」の意か〕
(1)仏教の完全な悟りを開いた聖者。仏陀(ぶつだ)。覚者。
(2)特に、釈迦(しやか)のこと。
(3)仏・菩薩およびそれに準ずる優れた聖者・高僧。
(4)仏像や、仏の名号を記したもの。
(5)仏教。仏事。仏教徒。
(6)死者。死体。死者の霊。
(7)素直で善良な人物。
――作って魂(たましい)入れず
骨折って成し遂げながら肝心な点を欠いていることのたとえ。仏作って眼(まなこ)を入れず。
――にな・る
死ぬ。
――の顔も三度
いかに温和で慈悲深い人でも、無法をたびたび加えられればついには怒り出す。仏の顔も三度撫(な)づれば腹立つる。
――の光より金(かね)の光
仏の力より金の力が強いの意で、人の心が金に左右されやすいことのたとえ。
――も昔は凡夫(ぼんぷ)なり
釈迦も最初は凡人だったのだから、誰でも修行を積めば仏となることができる。

仏心(ほとけごころ)
仏のように慈悲深い心。仏気(ほとけぎ)。仏心(ぶつしん)。
「―を起こす」

仏性(ぶっしょう)
〔仏〕 仏としての性質。仏の本性。仏となれる可能性。大乗仏教では、すべてのものにそのような性質・能力がそなわっているという。
「いづれも―具せる身をへだつるのみこそかなしけれ/平家 1」

仏性(ほとけしょう)
仏のように慈悲深い性質。

成仏(じょうぶつ)
(名)スル
(1)〔仏〕 煩悩(ぼんのう)を解脱(げだつ)し、悟りを開いて仏となること。得仏。
(2)死んで、この世に執着を残さず仏となること。
(3)死ぬこと。

成仏得脱(じょうぶつとくだつ)
仏となって苦や迷いのある境地から脱すること。

解脱
(名)スル
〔梵 vimoka; vimukti〕煩悩の束縛から解放されて、安らかで自由な悟りの境地に達すること。悟ること。涅槃(ねはん)。
「煩悩(ぼんのう)を―する」

涅槃(ねはん)
〔仏〕〔梵 nirva 吹き消すこと、あるいは吹き消された状態の意〕
(1)あらゆる煩悩(ぼんのう)が消滅し、苦しみを離れた安らぎの境地。究極の理想の境地。悟りの世界。泥(ないおん)。ニルバーナ。寂滅。
(2)死ぬこと。また、死。入寂(にゆうじやく)。入滅。一般に釈迦の死をいう。


仏さまって、みっつの意味があるようですね。ひとつは、悟りを得た聖者、覚者。そして、ひとつは、亡くなった人のことでしょうか。さらに、慈悲深い人を仏さまと呼ぶこともあるようです。

これは、世界共通の表現なのか、この国独自の表現なのか、わからないのですが・・・。


参照   仏-ウィキペディア(Wikipedia)より
      仏の一覧-ウィキペディア(Wikipedia)より




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