バンダイチャンネル先行上映会にて視聴
今週末(12/6)から劇場公開される「宇宙戦艦ヤマト2199」の完全新作である「星巡る方舟」ですが、本日と明日の二日間、バンダイチャンネルにて先着4000名に無料公開というキャンペーンをやっています
キャンペーンサイト:http://extr.b-ch.com/yamato/
オレは普通に劇場まで観に行くつもりだったんですが、これって劇場公開版とは内容が違ったりするんですかね?……約2時間、エンドロールまでキッチリ自宅で全編を見られちゃった事に(オレはバンダイチャンネルの有料会員ですら無いので)何だか罪悪感みたいなのがあるんですが、普通に先行試写会に応募して当選したとでも思えばいいのかな(^_^;)
まあ、いつまでも罪悪感を感じていても仕方が無いので感想行きます
以下ネタバレ感想:
えっと、無料で見ておいて難を言うのも気が引けるんですが、(総合的には)あんまり面白いとは思えませんでした(;´Д`)
敵であるガトランティス側に登場する新キャラが主に二人いて、サーベラーなんかはほぼ顔見せなだけのサービス要員だからいいとしても、総指揮官みたいなのが粗暴で野卑のテンプレみたいなキャラだったのが微妙でしたねえ……ガミラスからは蛮族と呼ばれて、出陣する際にドンドコ太鼓を打ち鳴らすような文化の連中だけれど、戦いにおいては有能~みたいな表現ならば印象もまるで違ったんですが、予告ではあんなに謎めいててカッコ良かったのに実態は単なる無能だったとは肩すかしもいいとこです
ヤマトを生け捕りにしたいんなら、せめてそれらしい作戦を立てるくらいしてくれないとなあ…
ガミラス側は七色星団で戦線を離脱していたバーガーとドリルミサイルの爺さんの再登場は嬉しかったですね……ドメル隊の生き残りとして、ヤマトへの復讐心に燃えているのが最終的には共闘するにまで心を通わせるという、王道の展開そのものは素晴らしかったんですけど、そこに至る過程も共闘の内容もお粗末だったのが残念でなりません
”方舟” については「ヤマト3」の惑星ファンタム的な展開と、亡国の民であるジレル人を組み合わせた設定が個人的に非常に好みでしたが、ヤマトの巻き込まれ方が不自然というか、結局は(遠大な目的があったとかではなくて)単なる偶然だったんですかね?……わざわざヤマトの航行システムを乗っ取りまでして、アクエリアス(アケーリアス)文明を共通の祖とする ”人類” が揃うことで封印が~みたいな事を言っていた気がしますが、何が始まって何が終わったのかが全く解りにくいままだったのがこれまた残念でした(-_-;)
そしてヤマト側にもイロイロと言いたいことがあります
イスカンダルにて波動砲を封印されたヤマトが、如何にして波動砲に頼らずに危機を脱するかというのが、今回の完全新作が発表された時からファンが期待していた最大の要素だと思いますが、波動砲に頼りたくなる危機そのものが描写されていなかったので、普通にスルーしてしまったというカンジでした(゜Д゜;)
そもそも新キャラの桐生って必要だったですかね?(って別に新キャラではないのか…全然覚えてない汗)……言語学の天才で、ガミラス語やジレル語の解読をする重要な役回りではありましたが、それならせっかく新見さんがいるのに…ヾ(`Д´)ノ"
バーガーの亡き恋人にそっくりだったり、空間騎兵隊の隊長の娘だったり、沢村と何らかの確執があったりといった設定が完全に上滑りしちゃってて、やたらとクローズアップされる割にはストーリーにほとんど絡んでこないという、意味不明な扱いが納得行きませんでした……地球の土方や斉藤の描写も無理矢理出した感がありありで、その為の結節点として桐生の存在があることがあからさまな上に、旧来のレギュラーキャラが古代以外、完全に蔑ろにされているのにも繋がってて擁護しようが無くなっちゃってるんですよ…orz
何より一番不満だった(哀しかった)のが、沖田艦長を単なるレコード係扱いにしたことかな…(ノД`)
イスカンダルを出航した後の、エピローグ的な要素だけを延々と見せてくれた方がまだ良かったかもしれません……うーむ、古代が普通に主人公だとかOPとか音楽とか戦闘シーンとか良い部分が全く無かったわけではないんですが、ちょっとショックが大きくてフォローする気になれません、すみませんm(._.)m
それにしても出渕総監督以下、「2199」のスタッフがホントに作りたかった完全新作だったんですかね、これ…
映画感想一覧
今週末(12/6)から劇場公開される「宇宙戦艦ヤマト2199」の完全新作である「星巡る方舟」ですが、本日と明日の二日間、バンダイチャンネルにて先着4000名に無料公開というキャンペーンをやっています
キャンペーンサイト:http://extr.b-ch.com/yamato/
オレは普通に劇場まで観に行くつもりだったんですが、これって劇場公開版とは内容が違ったりするんですかね?……約2時間、エンドロールまでキッチリ自宅で全編を見られちゃった事に(オレはバンダイチャンネルの有料会員ですら無いので)何だか罪悪感みたいなのがあるんですが、普通に先行試写会に応募して当選したとでも思えばいいのかな(^_^;)
まあ、いつまでも罪悪感を感じていても仕方が無いので感想行きます
以下ネタバレ感想:
えっと、無料で見ておいて難を言うのも気が引けるんですが、(総合的には)あんまり面白いとは思えませんでした(;´Д`)
敵であるガトランティス側に登場する新キャラが主に二人いて、サーベラーなんかはほぼ顔見せなだけのサービス要員だからいいとしても、総指揮官みたいなのが粗暴で野卑のテンプレみたいなキャラだったのが微妙でしたねえ……ガミラスからは蛮族と呼ばれて、出陣する際にドンドコ太鼓を打ち鳴らすような文化の連中だけれど、戦いにおいては有能~みたいな表現ならば印象もまるで違ったんですが、予告ではあんなに謎めいててカッコ良かったのに実態は単なる無能だったとは肩すかしもいいとこです
ヤマトを生け捕りにしたいんなら、せめてそれらしい作戦を立てるくらいしてくれないとなあ…
ガミラス側は七色星団で戦線を離脱していたバーガーとドリルミサイルの爺さんの再登場は嬉しかったですね……ドメル隊の生き残りとして、ヤマトへの復讐心に燃えているのが最終的には共闘するにまで心を通わせるという、王道の展開そのものは素晴らしかったんですけど、そこに至る過程も共闘の内容もお粗末だったのが残念でなりません
”方舟” については「ヤマト3」の惑星ファンタム的な展開と、亡国の民であるジレル人を組み合わせた設定が個人的に非常に好みでしたが、ヤマトの巻き込まれ方が不自然というか、結局は(遠大な目的があったとかではなくて)単なる偶然だったんですかね?……わざわざヤマトの航行システムを乗っ取りまでして、アクエリアス(アケーリアス)文明を共通の祖とする ”人類” が揃うことで封印が~みたいな事を言っていた気がしますが、何が始まって何が終わったのかが全く解りにくいままだったのがこれまた残念でした(-_-;)
そしてヤマト側にもイロイロと言いたいことがあります
イスカンダルにて波動砲を封印されたヤマトが、如何にして波動砲に頼らずに危機を脱するかというのが、今回の完全新作が発表された時からファンが期待していた最大の要素だと思いますが、波動砲に頼りたくなる危機そのものが描写されていなかったので、普通にスルーしてしまったというカンジでした(゜Д゜;)
そもそも新キャラの桐生って必要だったですかね?(って別に新キャラではないのか…全然覚えてない汗)……言語学の天才で、ガミラス語やジレル語の解読をする重要な役回りではありましたが、それならせっかく新見さんがいるのに…ヾ(`Д´)ノ"
バーガーの亡き恋人にそっくりだったり、空間騎兵隊の隊長の娘だったり、沢村と何らかの確執があったりといった設定が完全に上滑りしちゃってて、やたらとクローズアップされる割にはストーリーにほとんど絡んでこないという、意味不明な扱いが納得行きませんでした……地球の土方や斉藤の描写も無理矢理出した感がありありで、その為の結節点として桐生の存在があることがあからさまな上に、旧来のレギュラーキャラが古代以外、完全に蔑ろにされているのにも繋がってて擁護しようが無くなっちゃってるんですよ…orz
何より一番不満だった(哀しかった)のが、沖田艦長を単なるレコード係扱いにしたことかな…(ノД`)
イスカンダルを出航した後の、エピローグ的な要素だけを延々と見せてくれた方がまだ良かったかもしれません……うーむ、古代が普通に主人公だとかOPとか音楽とか戦闘シーンとか良い部分が全く無かったわけではないんですが、ちょっとショックが大きくてフォローする気になれません、すみませんm(._.)m
それにしても出渕総監督以下、「2199」のスタッフがホントに作りたかった完全新作だったんですかね、これ…
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宇宙戦艦ヤマト2199第一章、宇宙戦艦ヤマト2199第二章、 宇宙戦艦ヤマト2199第三章、宇宙戦艦ヤマト2199第四章、宇宙戦艦ヤマト2199第五章、宇宙戦艦ヤマト2199第六章、宇宙戦艦ヤマト2199第七章、宇宙戦艦ヤマト2199追憶の航海
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