T・Cの日誌

自然豊かな旧水原町に住み、登山やスキーを楽しみ、自然を愛する者の目から見たことなどを……。

暑い日は毎日川で泳いだものだ

2010-07-21 | ささやき
昨日、俺が小学校のときのことを書いたので改めて書いてみる。川に泳ぎに行ったのは、戦後初期のことだ。小学校のときだから、昭和26年頃までか。その頃、いまで言う町内の子どもたちがガキ大将の下で晴れるとみんなで一列になって川に泳ぎに行ったものだ。川はいま見るとそんな大きなものではないが、子どもの頃は大きく感じた。真っ黒になって泳いだものだ。泳げないものがいると泳げるまで上級生が訓練した。途中、腹が減ると、近くの畑に行き、トマトやキュウリを取って食べたものだ。それでも誰も文句を言わない。午後4時頃なると、ガキ大将の号令で全員、上流の橋から下流の橋まで泳いで行き、そこで着替えてフンドシを竹にぶら下げて帰宅したものだった。家に着くとフンドシは完全に乾いていた。本当にあの頃が懐かしい。あの頃の連中は、みんなどうしただろうか。一人は郵便局長になり、一人は政党幹部になり、ほとんどは職人になった。そのほとんどが東京に出て行き、帰ってこない。俺などは偶然帰れた者の一人かも知れない。話はいまから60年前の話だ。あの頃は、みんな貧乏で子沢山だった。どこの家も3人か4人の子どもはいた。町内中がいつも子どもの声でいっぱいだった。それから日本は大きく変わった。経済成長したもの、大事なものを多く失ったように思う。政治の貧困がとりわけひどい。





ヒマワリと蝶々

連日、暑い

2010-07-20 | ささやき
梅雨明けて以来、連日暑い。30℃を超える暑さだ。ある人はこれだけで異常だとは言えないと言っていたがそうかも知れない。地球温暖化のせいもあろうが、たしかに俺らが子どもの頃は暑かったように思う。夏休みになると毎日のように川に泳ぎに行った。それで真っ黒になった。ちょうど盆頃になると若干涼しくなったように思える。そう考えると7月の後半、梅雨明けの頃は暑いに決まっていたものだ。ある意味ではそれが平年並みと言うことかも知れない。これが8月中旬になってもこのように暑い、毎日が30℃以上の日が続くというのなら、異常と言うことになるかも知れない。だからもうちょうと待ってみようかと思う。ただ、ニュースでは熱中症による被害者が多く出たという。気をつけなければならない。





どうです、この暑さ。燃えるような午後でした。

梅雨明け

2010-07-19 | ささやき
二日前に梅雨が明けたが、明けてみると連日暑い。30℃を超える暑さだ。なんとなく異常さを感じる。やはり地球温暖化のせいか。



昨日は、シニア組3人で与板に行ってきた。与板は昨年のテレビ大河ドラマ「直江兼継」で一躍有名になったのでどんな町だろうと思い、行ってみたのだ。同じ県内なのに行ったことがない町だった。30℃を超えるなかの汗びっしょりの旅行であったがそれなりに面白いところであった。なによりも与板は明治まで2万石の城下町であったことを知らなかった。しかも彦根藩の伊井家の分家であると言うことだ。それが明治まで続いている。そうすると、兼継はそのずっと前の支配者ということになり、いわばいまの与板の人々にとっては「殿様と言えば伊井の殿様」を意味することになるだろう。それを同じ県内にいながら知らなかった。去年のテレビによる「兼継」ブームで与板と言えば兼継という具合になり、見物もどうしても兼継ということになる。そこで、町も伊井家の城下町でありながら、それを無視して町あげて「兼継」一色に塗り替えて宣伝していた。おかしな話だ。それだけでない。与板は隣の長岡と合併している。どうもこういう思想には俺は迎合できない。与板藩には士族が200名以上、卒従が1000人以上いたと言うがその子孫はいないのだろうか。この人たちは伊井家の家臣であり、城下町として売り出すなら伊井家の町とするだろうに……。にもかかわらず、「金のために名を捨て……」なのだろうか、「兼継」一色に町を塗り替え、長岡に合併している。なんとなく情けない話のように思われる。よく権力を取っている連中はよく「国を愛し、故郷を愛する心」などと言うが、やっていることはこんなもので「金のために……」なら、平気で国を潰し、故郷をつぶしているように思えてならない。与板は、現在のわが国の見本のように思われてしようがなかった。俺は与板見学をしてそんなことを思った。



ところで、梅雨明けの今朝の庭の花は以下のようなものだが、その一端を紹介したい。











ムラサキシキブ











ムラサキシキブ











チョウチョウとヒマワリ











シモツケ











シモツケ








今年もわが家の紫陽花が咲く

2010-07-02 | ささやき
俺は本当に紫陽花が好きだ。梅雨の鬱陶しいとき、紫陽花を見るとなんとなくホッとする。わが家の庭には、6種類の紫陽花が咲いているがここでは5種類を紹介しよう。まだ咲きかけの時かも知れないので、もっと色づいたら、もう一度載せたいと思う。





これがわが家のメーンの紫陽花だ。紫が非常にきれいなのだ。







これはその隣の紫陽花







隣の家からもらった紫陽花







女房の友だちが持ってきてくれた紫陽花







公園との境にある紫陽花




梅が大きくなり、ザクロの花も大きくなった

2010-07-01 | ささやき
今年もわが家の庭のツツジやサツキが終わり、かわりにユリが咲き始めた。梅も大きくなり、ザクロも実をつけた。ところがザクロだがせっかく沢山の花を咲かせたのだが、そのほとんどが散ってしまった。とくにその落ちた数が今年は多いようだ。なにか異常気象のせいかね。また春まで悩ましたネズミのさすが夏になると出てこない。そこでネズミ対策のセンサーも取り外した。





ザクロの花





まるで一面に花が咲いたようにザクロの花が落ちている





ユリの花。今年は黄色しか咲かない







大きくなった梅