食うのが目的のオカズダイバー

カリフォルニアは法律に則っていればロブスター、アワビ、カニ、ウニ、ホタテ、タコ、イカなど捕獲できる。一緒に潜れへん?

2010年6月19日  週末漁師 いざ出撃

2010年06月22日 | Weblog
6月18日、テニス仲間(と、言っても、僕は腰をイワシテからは幽霊会員。笑)が東海岸から休暇で戻ってきて、自宅でBBQすると言ってお誘いを受け、、、2時間くらい顔をだして失礼するつもりが、、、仲間があつまり、酒を飲んで、会話が弾むと、、、、あっという間に4時間が過ぎて午前様。笑  
翌朝と言えるのか(?)、、、45分睡眠して1:45分起床、挽き立ての苦く熱いコーヒーをすすりながら、集合場所である仲間の自宅へ向かう。
仲間も2時間しか睡眠していなかったらしく、片道800キロの道中は、、そりゃもう、眠たいのなんの。笑
相棒が「眠たいんで、運転代わってもらってもいいですか?」と言われ、『もちろん!ちょっと寝たから大丈夫!』って、強がりを言ったものの、15分運転したら眠たくなってきて車が蛇行運転を始める。笑 15分~30分刻みに交代して、、「無理せず、2人で仮眠しましょう。」ということで

到着したのは19日(土)午後12時。波もない、風もない、天気も良く、絶好調! 崖を下って、「さあ、目の前が海!」という頃になって、急に強風。
波は高くなるわ、風で浮きは流されるわ、、まったく、海というものはコロッと様子が変わるので、、、なめたらあかんという教訓です。 ま、ここはまあままのサイズである直径9インチ≒23cm前後のアワビが獲れる場所なので、条件が悪かったものの文句を言わずに機嫌よく上陸。法規で決められたとおり、直ぐに【アワビを獲った場所、時間、個数などを記録】する。
さて、仲間のK氏の姿が見えないので、既に上陸して車に戻って着替えしている頃かと思いきや、、、実はエントリーする間際に訳あって、ウェットスーツのジッパーを閉めない状態で潜る事になったらしく、寒さに震えながらアワビを獲っていたのである。僕のダイビングコンピュータの記録によると、水温は華氏50度なので、摂氏に換算すると約10度。
僕が潜っているところまで、海岸を歩いて来て、「ジッパーをあげて~。」って叫んだら良かったのに、、、歩くのが大変だと思ったそうである。
ウェットスーツのジッパーが閉まらず、上半身に水がガバガバ入る状態で10度の海で潜る事を考えたら、歩く方が良い様に思うんだけど、、、ま、人それぞれですからねぇ。。。
てな訳で、19日は規定である3つを捕獲して、氷を詰めて、UPSで自宅へ発送。
(法規で、アワビは3つしか所持してはいけない事になっている。)
ホテルに戻り、機材を洗ったあと、直ぐに徒歩でいけるレストランに。
北カリフォルニア海岸にあるPebble Beachのゴルフ場で、タイガーのほか、石川遼が出ているのを中継しているのと、早朝4:30から行われた日本-オランダのワールドカップ(負け)試合のハイライトを見ながらスポーツバーで食事を済ませて、、、沈没。

20日(日)朝5:45起床、6時出発。
大物は期待できないが、往復の所要時間が短い場所で潜りあっさりと浮上。
帰路は恒例となっているOaklandの中華街でヤムチャに舌鼓をうち、一路ロスアンゼルスへ。6時間半座って運転しているだけで腹は減るものだ。ということで、で空腹を満たし、解散。
あ~、疲れたけどいつもどおり充実したアワビ獲りでした。
残念なのは、目標としている10インチのアワビが今回も取れなかった事。

ま、そのうちいつか大物に会える事を夢見るのも楽しいものかも。。。