日比谷公会堂・日比谷図書文化館

先日、所用ついでに日比谷公会堂と今月オープンした
日比谷図書文化館へ行ってきた。


日比谷公会堂は1929年、指名設計競技で一等となった
佐藤功一の設計により建てられた日本初の２千席以上を誇る
本格的多目的ホールだ。
通りかかった時、ちょうど何かの催し物が終わった後で
入口の階段を登り、ちらりと見学。さすがに内部には
入れなかったが、思わず写真を撮りたくなるような
タイル張りの床や装飾的な柱が見え、またいつか日を
改めて来るべきだと感じた。



１階にはアーカイブカフェというレトロ感たっぷりの
喫茶室があり、こちらは入場無料。
公会堂の歴史的史料が展示されている。



建設中や竣工当時の建物の写真や開催された様々なイベントの
ポスターもあり、興味深かった。
日比谷公園で景色を楽しんでからここで昭和な気分に浸るのも
良いかもしれない。


続いて入ったのが、日比谷図書文化館。
ここは単なる図書館ではなく、
図書空間、展示空間、交流空間からなる
総合的な知的レベル向上を目指す
これまでにない「知の拠点」なのだそうだ。
閉館時間ぎりぎりだった為、とりあえず
常設展示室とショップのみ見学。


展示室は江戸・東京をテーマに千代田区の歴史を
わかりやすく解説してある。ちょっとした博物館気分を
味わえる内容だった。ショップは建築・歴史系の本が
好きな人間にはたまらない品揃えで、思わずずっと立ち読み
していたくなる場所だった。
ここの図書館は通常閲覧困難な貴重本も閲覧できる場合が
あるようなので、次回はもっと早い時間に訪れてみたい。


竹坊は帰りたくないみたい。