かなざわ風便り

変わり行く季節の中で、あの町この町で出会った風景や人情、イベントを訪ねて行きます。

山里の春(7)

2008年04月23日 | Weblog

今日も昨日に引き続き、白山連山が眺望出来る場所を訪れた。
平野では、気温の上昇で霞が懸かったようで視界が余り良くなかったが、奥山では眺望も優れ、気温も初夏並の24℃まで上昇し暑い一日となった。
昨日の雪のある所では、雪融けまでに3日を要するだろうと思っていたが、殆ど溶けて小川のように流れていた。
それでも、標高1,000m台には残雪が残り、完全に溶けるまでに5月の連休を越えるでしょう。
山の斜面で山桜が点々と咲き誇り、カタクリソウも風に揺らいでいたが、一方心配なのは、周辺一帯のミズナラ等の樹木が枯れ死寸前で全滅の状態です。
気象の変化から来る蟻や虫類の異常発生なのかどうか、早急な対策が必要で、熊や他の動物の餌が無くなるだけでなく、人にとっても重大な危機に晒される筈です。



<手前に一里野温泉、奥に鉄管が下りている場所が三俣発電所>


<カタクリソウ>


<山桜の周辺で樹木が殆ど枯れている>


<ミズナラの全滅状態風景>
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