漢検1級198点!! 満点取るまで生涯学習!! ➪ “俳句”

我孫子・手賀沼と愛猫レオンの徒然日記。漢検1級チャレンジャーの方の参考となるブログ。2018年7月から“俳句”も開始。

語選択問題 ~頭の体操~

2017年11月08日 | 語選択
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●突然ですが、<語選択問題 ~頭の体操~> *すべて、国語辞典に掲載されている熟語です・・・
<頭の体操その1>
1.娘盛りな頃
2.不得要領または無茶苦茶なこと
3.きわめて短い時間。刹那刹那。
4.焼き芋のこと
5.年の暮。12月。

<語群>
(ねんかん、はちりはん、にゃんにゃん、ねんよ、にく、ねんねん、にゅうががにゅう、ぼんがいちにょ )

<頭の体操その2>
1.うわべだけの交わり。
2.オベリスク。古代エジプトの記念碑。
3.米の異称。
4.小男であるが芸に堪能な者のたとえ。
5.聞き入れないこと。聞捨てにすること。

<語群>
(にしゅばん、そとうちゅう、はちぼく、こうゆう、にがい、めんゆう、ほうせんとう、きゃくもん )
👍👍👍 🐔 👍👍👍

<頭の体操その1>
1.二九(ニク):18.また、18歳。娘盛りの年ごろ。「二八(ニハチ):16。また、16歳。娘盛りの年ごろ。」ってのもある・・・。
2.入我我入(ニュウガガニュウ):①(仏)・・・②(汝が我か、我が汝かの意から)どちらとも解されること。不得要領または無茶苦茶の意。
3.念念(ネンネン):①(仏)きわめて短い時間。刹那刹那。一瞬一瞬。②一刹那一刹那におこる思い。一念一念。
4.八里半(ハチリハン):焼芋の異称。栗(九里)に近い美味。また、栗(九里)より(四里)うまいとして、十三里ともいう。焼芋屋の看板に用いる。 
5.年関(ネンカン):(歳末は債務をのばせないので、これを関所にたとえていう)年の暮。12月。

<頭の体操その2>
1.面友(メンユウ):表面だけの友人。顔を知っているだけで親しみのない友人。うわべだけの交わり。
2.方尖塔(ホウセントウ)・方尖柱(ホウセンチュウ):オベリスク(obeiisk)。古代エジプトの記念碑。(ギリシャ語で焼串の意)
3.八木(ハチボク):①松、竹・・・の称。②(「米」の字を分ければ「八木」となるからいう)米の異称。
4.二朱判(ニシュバン):①~ ②(二朱判金は小さいが品質の良いところから)小男であるが芸に堪能な者のたとえ。 
             *二朱判金:江戸時代の金貨の一。・・・二朱金。(参考)二朱判銀:江戸時代の銀貨の一。・・・二朱銀。南鐐。
5.耳外(ニガイ):耳の外。転じて、耳の内に入れないこと。聞き入れないこと。聞捨てにすること。 *“ニ”は現行音ナシ、また、“ジガイ”読みはナシ・・・。*他の国語辞典も同様。(なお、大字源では“ニ”は呉音。ただし、“ニ”音熟語の掲載ナシ)
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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屏翰:大邦は維(これ)、ヘイ(屏)なり。大宗は維(これ)、カン(翰)なり

2017年11月08日 | 故事成語類
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●29-2、合格はしていたようだ・・・が、何点とれているかは、ちょっと気になるところ・・・なにしろ、字が下手な上に、ちゃんと書けているかどうか、まだ心もとないところがあるからな(ーー;)今回は試験会場までの往復タクシー代も含めると受検費用は1万超えたデ・・・私事はあまり言いたくないけど、今回は逑が具合悪くて車で送ってもらうどころか(今でもそうだけど)、毎日の炊事・洗濯も熟しながらの受検だったからなあ・・・ま、一応、受かっていたようなので一安心ではあるが・・・
●さて、昨日は到頭自転車屋さんに行って、ヘルメットと新規自転車購入の発注をした・・・早ければ今週中には入荷されそう・・・もう冬になっちゃうけど、愈、“手賀沼散歩&鳥見”復活~・・・というよりも、まずは体力づくりをしないとイカン・・・天気にもよるけど、10分も歩くと、もう疲れちゃってダメなんだよね(ーー)
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●さて、「屏翰(ヘイカン)」・・・「藩屏」とか「藩翰」とか「藩籬」とかの類義語を整理していてみつけた熟語でもあり、また、故事成語類でもあるようだ・・・
(色々と調べていたら、驚いたことに、なんと、あのボクちゃ先生のブログもネットでヒットして、とっくの昔にこの熟語が掲載されていた・・・漢字検定 漢検1級ブログ ボクちゃん日記PART2(漢検一級編) 【辞典1355】 屏翰(へいかん) 屏(かき)となって君主を守る重臣. 2014年05月08日
・・・ホント、ボクちゃん先生のブログも熟語の宝庫だなあ・・・勿体ない(^^)・・・)

屏翰(ヘイカン):(大字源)国家の重臣。

大邦は維(これ)、屏なり。大宗は維、翰なり :(詩経)の句に基づく。翰は、土塀の両辺を支える柱。
 大邦:(広辞苑)大きな国。大国。
 大宗:(広辞苑)①物事のおおもと。・・・②(略)

 *この詩経の一節から出てきた熟語のようだ。
 *なお、ついでだけど、
  同音熟語で「屏扞(ヘイカン):ふせぎ。まもり。藩屏。」というのもあった・・・これもほぼ同じ意味のようではあるが、重要熟語は「屏翰」のほうかな?

・ちなみに、この「屏翰」の使用例(文例)をネットで調べたら、ボクちゃん日記の熟語掲載以外に、(古いけど)、以下のようなのが見つかった・・・いづれも難読の文章の中で使われていたけど、こういうの、文章題で出されたらシンドイだろうなあ・・・


文例①
<第一次世界大戦期の貴族院 - 日中歴史研究論壇>
貴族院:帝国議会における上院・・・華族議員が中心. ・「貴族院の設は以て王室の屏翰を為」し、議員は「均く、上流の社会を代表する者」(伊藤博文『憲法義解』). →貴族院の 本分:「皇室の藩屏」「是々非々主義」の意識. 〔内藤一成 2008〕.・・・

若しそれ大にしては議院閉会の際、危急命令の発布を要し、小にしては会計上法規の外に臨時に処分するの必要を生じるの類、之を枢密院に諮詢して然る後に決行するは、即ち為政の慎重を加うる所以にして、此の場合においては枢密院は憲法又は法律の一の屏翰として、政事上の末弊たる濫横の処分を監視するの任に居る者なり。

文例② (出典・参考・引用 山鹿素行注・解「孫子諺義」 孫子孫武古典)
山鹿素行曰く、 ・・・
大全に云はく、・・・
輔字正に是れ輔車相ひ倚るの輔、須らく閑閑一段の理を講出し来るべし。
故に国の為に安攘の謀を効いたすを輔と為し、国の為に屏翰の力を宣ふるを輔と為し、国の為に奔走禦侮の忠を輸(いた)すを輔と為す。
凡そ此れ皆な将の事、故に国の輔と曰ふ。
正に将は其の輔の才を尽さざる可からず、組は其の輔の任を重くせざる可からざるを見るなり、と。・・・
 (語句解説 屏翰(へいかん):重臣。屏風と両辺の柱。)

文例③韓愈(韓退之) 「故自天寶已來,當藩垣屏翰之任・・・」(そうしたことから、天宝安史の乱より以来、藩翰・藩屏の重責の任にあたっていた)

文例④帝国議会の貴族院  (文例①と同じか)
「貴族院ノ設ハ以テ王室ノ屏翰ヲ為シ、保守ノ分子ヲ貯存スルニ止マルニ非ス。蓋立国ノ ...」
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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<29-3>向け 熟字・当て字(広辞苑その他から タ・ダ行 ナ行)

2017年11月08日 | 難読・当て字
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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆  
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●高得点阻止のためには何でもアリの様相を呈してきた漢検1級(^^)・・・とっても刺激的で面白い・・・ボケ防止・生涯学習のつもりで趣味でやってる私のような者には堪えられないな、ははは(^^)・・・でも、諸事情等でそうはいかない方々は、そんな動向に惑わされずに、基本学習の徹底と、ちょっとした応用力の養成で十分合格が見込めますので、その線でご精進されることを願っております・・・
●さて、当シリーズは、そういうことで、1点でも多く高得点を目指したい方、あるいは、あわよくば満点を取りたい方を想定して作成していきますのでご注意ください・・・(頭の中が混乱することも大いにありえますので、このシリーズの記事はスルーしたいと思ったらスルーしたほうが良いと思います・・・混乱しても知りません(^^))
●ただ、中には、漢検2掲載のものとも一部比較している内容のものもありますので参考にはなるかもしれません・・・
<当シリーズで掲載する予定の熟字・当て字の範囲について>
 ①広辞苑には古名や古語にあたりそうな熟字・当て字もたくさんあるので、それらはほとんどカットしています。
  (例外的に、今でも通用しているとおもわれるものは掲載するようにしています)
 ②極力、ネットや他の辞典などにも当たって、割と通用していそうなものに限定しているつもりです。
 ③当方の独断での選定であること、また、ヌケモレもあるかも知れないこと等、十分お含み置きください・・・
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以下は古名だと思うけど、各辞典とも載ってるようなので一応念の為、追加掲載してておく・・・
伊賀専女(いがとうめ)=伊賀刀女:キツネの別名・・・
 専女(とうめ):老女のこと              」
と、思ったら、漢検2にも掲載されてた(^^;)
(漢検2)
〈専女〉とうめ:①老いた女性。老女。 ②「伊賀専女(いがとうめ)」の略。老いたキツネの別称。
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脊瘡(たこ):馬の背にできる荷ずれの瘡。鞍傷。 *あまり通用してないと思うが、「馬脊瘡(たこ)」というのもある。

癭蠅(たまばえ):タマバエ科のハエの総称。他国語辞典もアリ。これは通用していそう・・・。
癭蜂(たまばち):タマバチ科のハチの総称。これも同上。
鉤笥(ちげ):漁夫が漁に出るとき携行する、釣具を入れた手箱。他国語辞典にもアリ。

帖木児(チムール):漢検2にある<斉斉哈爾(チチハル)>よりも、、よほど有名だと思うけど・・・

委曲(つばら):漢検2にもあり(「詳しいこと。ことこまかいこと。つばらか。」)。古い言い方だと思うが・・・。
委曲(つばら)か:同上。
鐙冠・壺冠(つぼこうぶり):壺鐙(つぼあぶみ)に似て、つぼまった冠。

羊麻草(どくだみ):十薬(ジュウヤク)(=漢検2:どくだみの別称)

鬼箭木(にしきぎ):錦木。五色木(ゴシキギ)=ニシキギの別名。

山馬蝗(サンバコウ・ぬすびとはぎ):盗人萩。漢名:サンバコウ “ぬすびとはぎ”としているものもある。・・・マイナーか・・・
滑瓢(ぬらりひょん):①ぬらりくらり・・・ ②瓢箪鯰のように掴まえ所のない化物 ・・・割と通用しているようだ

化香樹(のぶのき):ノグルミ(野胡桃)の別称。 *他の国語辞典にもアリ
👍👍👍 🐔 👍👍👍
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