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<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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・前号で「戻止(れいし)ー戻(いた)る」なんて、音訓整理で記事にしたけど、こういう問題が出たら、できる人いるのかい・・・絶対、ほとんどの人が(音読みはともかく)「戻(もど)る」って書いちゃうんじゃないだろううか(汗)・・・でも、漢検2辞典に読み・熟語とも載ってんだよねえ・・・おそるべき準1以下の熟語・・・
・ま、1級の問題で出ることはまずないだろうけどサ・・・
・でも(個人的には)今やドル箱化している四字熟語問題の配点を減らして、音訓読みの問題・配点を増やすようにしたらどうかと思っているんだけどなあ・・・それと、語選択問題も・・・四字熟語30➪20、音訓読み10➪14、語選択10➪16 とかさ・・・
●<離:中学…リ、はな(れる)、はな(す) 準1…つ(く)、なら(ぶ)、かか(る) 1級…か(る)>
(漢検2)
意味 :①はなれる。はなす。へだてる。わかれる。かる。「離縁」「離散」「距離」
②つく。
③ならぶ。
④かかる。ひっかかる。とりつく。
⑤易の八卦(ハッケ)の一つ。火・南などを表す。
・なら(ぶ)
離坐(リザ):二人並んで座ること。(礼記・曲礼上) *これも難解な熟語じゃないかあ・・・「離席」と違うんだ・・・
離立(リリツ):①並び立つ(礼記・曲礼上) (②鳳凰が立っていること。離は鳳。)
・つ(く) (*大字源:「易:離」「離、麗也」)
離下離上(リカリジョウ):名称の表す意味は、付着する。万物はそれぞれ、その付着する処を得ているのでいう。
*これは易の六十四卦の一。易の八卦の一なら、名称の意味は「麗(リ):付着する」、
自然ならば、火・日・電、人ならば中女(次女)、動物ならば雉、体ならば目に象る。
また、方位は南を表す。」(大字源)) ・・・この意味の熟語見当たらず・・・
・かか(る) (*大字源「かかる。また、であう。遭遇する。」)
離憂(リユウ):①憂いに遭う。心配事に出会う。 ②(国語)別れの悲しみ。
・か(る)
離逖(リテキ):とおざかる。はなしとおざける。
・その他(畳語・韻語など)
離離(リリ):
(漢検2)①稲穂や果実がよく実り、頭が垂れ下がっているさま。 ②草木の繁茂しているさま。 ③離れ離れになるさま。
(当ブログ)「漢検1級 27-②に向けての学習状況 その9 離離 卯酒 烝烝 懐甓 2015年07月21日 | 日記 」
<広辞苑から・・・>
「離離(リリ)」:①心が離れ親しまないさま ②穂や実が稔って垂れるさま、次々に並び連なるさま
(「大辞泉」では、 ①よくみのって穂や枝が 垂れ下がるさま。②草木が生い茂っているさま。③ばらばらに散らばっているさま。)
・この「離離」・・・語源はおそらく、「詩経」から・・・。「麦秀黍離」とか「黍離之嘆」などの四字熟語で、「離」が出てますね。
・この「詩経」の詩の出だしが、「彼の黍、離離たり・・・」だから・・・。
*最近の「漢検1級 29-1向け <語選択問題1> 2017年06月13日 | 語選択 」で出題。
離離(りり):(漢検2大見出し)①稲穂や果実がよく実り、頭が垂れ下がっているさま。 ②草木の繁茂しているさま。 ③離れ離れになるさま。
*広辞苑では「離離:①心が離れて親しまないさま ②穂や実が稔って垂れるさま。次々に並び連なるさま」のみ。
離奇(リキ):曲りねじれているさま。転じて、変わっているさま。珍奇。
離跂(リキ):①腕まくりするさま。②世俗から離れて身を清く保つさま。
離靡(リビ):連なりつづくさま。
・・・・・「離(かか)る」「離(か)る」・・・・・
●かか・る・・・広辞苑にはナシ
●か・る・・・広辞苑では以下のとおり・・・
目離る(め、か・る):目を離す。会うことが遠ざかる。
離る(か・る):①(空間的に)はなれる。遠ざかる。さかる。 ②(時間的・心理的に)間をおく。うとくなる。関係が絶える。
*以下は現行訓にはナシ。古語・文語の類と思われる・・・こういう読みや書きも出るのかしら???
離る(さか・る):はなれる。へだたる。遠ざかる。
天離る(あま、ざか・る):(枕)空遠く離れている意から、また一説に空遠く離れてい「日(ひ)」の意から、「向ふ」「ひな(鄙)」にかかる。
掛け離る(かけ、さか・る):かけはなれる。
鄙離る(ひな、さか・る):いなかの方に遠ざかる。辺鄙である。
病み離る(やみ、さか・る):病気が遠ざかる。病勢が衰える。
👍👍👍 🐔 👍👍👍
<「漢字の学習の大禁忌は作輟なり」・・・「作輟(サクテツ)」:やったりやらなかったりすること・・・>
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☆☆☆今年のテーマ:①漢検1級199点以上 ②好きな古代史の研究深化(古田説の研究) ③(非公開) ☆☆☆
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◎◎◎漢検2辞典に沿って、準1以下の漢字の、気になる訓読みに対応する熟語などを調べる<熟語の読み・一字訓読(準1以下)>シリーズを始めています。準1以下といっても1級漢字を含む熟語などもあり、少しはお役に立つと思っています。◎◎◎
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・前号で「戻止(れいし)ー戻(いた)る」なんて、音訓整理で記事にしたけど、こういう問題が出たら、できる人いるのかい・・・絶対、ほとんどの人が(音読みはともかく)「戻(もど)る」って書いちゃうんじゃないだろううか(汗)・・・でも、漢検2辞典に読み・熟語とも載ってんだよねえ・・・おそるべき準1以下の熟語・・・
・ま、1級の問題で出ることはまずないだろうけどサ・・・
・でも(個人的には)今やドル箱化している四字熟語問題の配点を減らして、音訓読みの問題・配点を増やすようにしたらどうかと思っているんだけどなあ・・・それと、語選択問題も・・・四字熟語30➪20、音訓読み10➪14、語選択10➪16 とかさ・・・
●<離:中学…リ、はな(れる)、はな(す) 準1…つ(く)、なら(ぶ)、かか(る) 1級…か(る)>
(漢検2)
意味 :①はなれる。はなす。へだてる。わかれる。かる。「離縁」「離散」「距離」
②つく。
③ならぶ。
④かかる。ひっかかる。とりつく。
⑤易の八卦(ハッケ)の一つ。火・南などを表す。
・なら(ぶ)
離坐(リザ):二人並んで座ること。(礼記・曲礼上) *これも難解な熟語じゃないかあ・・・「離席」と違うんだ・・・
離立(リリツ):①並び立つ(礼記・曲礼上) (②鳳凰が立っていること。離は鳳。)
・つ(く) (*大字源:「易:離」「離、麗也」)
離下離上(リカリジョウ):名称の表す意味は、付着する。万物はそれぞれ、その付着する処を得ているのでいう。
*これは易の六十四卦の一。易の八卦の一なら、名称の意味は「麗(リ):付着する」、
自然ならば、火・日・電、人ならば中女(次女)、動物ならば雉、体ならば目に象る。
また、方位は南を表す。」(大字源)) ・・・この意味の熟語見当たらず・・・
・かか(る) (*大字源「かかる。また、であう。遭遇する。」)
離憂(リユウ):①憂いに遭う。心配事に出会う。 ②(国語)別れの悲しみ。
・か(る)
離逖(リテキ):とおざかる。はなしとおざける。
・その他(畳語・韻語など)
離離(リリ):
(漢検2)①稲穂や果実がよく実り、頭が垂れ下がっているさま。 ②草木の繁茂しているさま。 ③離れ離れになるさま。
(当ブログ)「漢検1級 27-②に向けての学習状況 その9 離離 卯酒 烝烝 懐甓 2015年07月21日 | 日記 」
<広辞苑から・・・>
「離離(リリ)」:①心が離れ親しまないさま ②穂や実が稔って垂れるさま、次々に並び連なるさま
(「大辞泉」では、 ①よくみのって穂や枝が 垂れ下がるさま。②草木が生い茂っているさま。③ばらばらに散らばっているさま。)
・この「離離」・・・語源はおそらく、「詩経」から・・・。「麦秀黍離」とか「黍離之嘆」などの四字熟語で、「離」が出てますね。
・この「詩経」の詩の出だしが、「彼の黍、離離たり・・・」だから・・・。
*最近の「漢検1級 29-1向け <語選択問題1> 2017年06月13日 | 語選択 」で出題。
離離(りり):(漢検2大見出し)①稲穂や果実がよく実り、頭が垂れ下がっているさま。 ②草木の繁茂しているさま。 ③離れ離れになるさま。
*広辞苑では「離離:①心が離れて親しまないさま ②穂や実が稔って垂れるさま。次々に並び連なるさま」のみ。
離奇(リキ):曲りねじれているさま。転じて、変わっているさま。珍奇。
離跂(リキ):①腕まくりするさま。②世俗から離れて身を清く保つさま。
離靡(リビ):連なりつづくさま。
・・・・・「離(かか)る」「離(か)る」・・・・・
●かか・る・・・広辞苑にはナシ
●か・る・・・広辞苑では以下のとおり・・・
目離る(め、か・る):目を離す。会うことが遠ざかる。
離る(か・る):①(空間的に)はなれる。遠ざかる。さかる。 ②(時間的・心理的に)間をおく。うとくなる。関係が絶える。
*以下は現行訓にはナシ。古語・文語の類と思われる・・・こういう読みや書きも出るのかしら???
離る(さか・る):はなれる。へだたる。遠ざかる。
天離る(あま、ざか・る):(枕)空遠く離れている意から、また一説に空遠く離れてい「日(ひ)」の意から、「向ふ」「ひな(鄙)」にかかる。
掛け離る(かけ、さか・る):かけはなれる。
鄙離る(ひな、さか・る):いなかの方に遠ざかる。辺鄙である。
病み離る(やみ、さか・る):病気が遠ざかる。病勢が衰える。
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