カメラの稽古

老後の愉しみにカメラを始めました。

京都 祇園祭 山鉾巡行

2018年07月21日 | 写真
 
 
引き続き京都・祇園祭の写真です。17日の山鉾巡行のようすです。
 
山鉾巡行のコース。
四条烏丸を9時に出発して東へ向かい、河原町四条で左折、北上して河原町御池でまた左折、御池通を西へ向かいます。
 
当日の京都の最高気温は全国4位の38.1℃。巡行コースはビルとアスファルトばかりですから、実際の気温は40℃を軽く超えていたでしょうね。鼻から息を吸うと、サウナに入ったときのように鼻の穴に熱い空気が入ってくるのがわかります。わたしがいた御池通は日蔭もあるし、意外と人が少なくて見通しもよく、とてもよく見えました。
 
前祭では23基の山鉾が巡行します。巡行の順番はクジで決めるのだそうですが、1番目だけは「長刀鉾(なぎなたほこ)」と昔から決まっているのだそうです。
四条烏丸を午前9時に出発した1番目の長刀鉾が、11時すぎになって御池通に姿を見せました。
 
♪コンチキチン コンチキチン ヒュール ヒュー♪ 遠くから 祇園囃の音が近づいてきます。
 
 
 
↓ 長刀鉾にだけ、神様の使いである生稚児(いきちご)が乗っています。稚児は、巡行が終わるまで地面に足を着けられないそうで、強力という男性に抱えられているのだそうです。
 
 
 
祇園祭の山鉾は「動く美術館」と言われているそうです。
絢爛高価・・・じゃなかった絢爛豪華ですなぁ(笑)。
 
 
 
 
 
 
↓ 「孟宗山(もうそうやま)」の胴掛けです。「平山郁夫の絵のようやな」と思って調べてみると、やっぱりそうでした。「砂漠らくだ行(日)」という綴織(つづれおり)でした。
 
 
 
↓ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↓ 「船鉾(ふねほこ)」。文字どおりの満艦飾とはこのこと!
 
 
 
さすが、桁違いに豪華なお祭りでした。