液体に満たされた垂直の穴(タロットパスワーク(トート):Ⅱ女教皇)

2015-06-28 00:40:40 | タロットパスワーク 記事
2015年2月19日

タロットとの敷居はレンガ造りだった。
跨いで入ると、白い山羊(最初は犬と思った)が高いところにあるヤシの実や植物の葉にぴょんぴょん飛び上がってじゃれついていた。
カードの女の人は、トートのカードの絵柄の腕を上げた姿勢のまま横に退き、どうぞとその向こうに続く道を指し示した。
三日月の出ている一本道を歩いて行った。
周囲は山並みだった気もする。
夜だった。
これは、ウェイトの18の月のカードの絵に似ているなと思った。

突然、自分が何か垂直に開いた穴の中から透明でねばねばした液体を一生懸命掻き出していた。
かなり大量の透明な液体、私の体積より多いくらいの液体を掻き出していたが、穴の中にはまだあった。
私は私の方を振り向いて、その穴の中に潜ろうとした。

ここで集中力が切れて、雑多のイメージの中にはまりかけたので、意識してもう一度最初に出た道のイメージとこの穴の液体のイメージに集中した。
すると、やはり穴を潜っていった。
穴の先には乳白色に光る出口があって、液体と一緒にドロリと抜け出ると、蓮の花のような形の白い受け皿があってその上に落ちた。
穴の出口と皿はかなり密着している。
光に満ちた場所だった。
その受け皿にも液体が満ちていたが、今度は白くて、ドロリというより少し固まりかけているような感じだった。

それはだんだん私の腰の周りに集まって、綿菓子のような質感のスカートになった。
そしてそのまま、白い布の斬新な形のスカートになった。
そのスカートを見てまた今度はファッション方面に気持ちが散ったらしく、カットソーのイメージなんかをランダムに見たが、また気持ちを集中させると「何かを持って穴を戻らなければいけない」と言われた。
穴の中の透明な液体を泳いで戻る途中でクリックアウトのような状態になり、最後は、誰か男性(ダスカロスのような賢者というイメージ)が講義をしていて、エネルギーとか壁とか言っていた。

蓮の受け皿には女主人がいて、穴を戻れと言ったのは彼女のようだった。

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