飛鷹の日記

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映画 ピアノマニア

2012年02月11日 23時13分30秒 | 映画感想??
ピアノマニア

公式サイトはこちら

映画館に行かない私が行った、映画です。

世界の名だたるピアニストたちから絶大なる信頼を寄せられる現代最高峰の職人が過ごした “もっとも長い1年” の記録 (映画紹介より)

偶然に見たテレビで、このピアノマニアを紹介していて
「見たい!!」
と熱望!!
ですが、こっち(近畿)では、なんと、私の家(京都)から最寄の劇場は、な、なんと! 大阪の心斎橋まで行かないと駄目で、しかも、上映が2月~と。この映画情報を聞いたのが1月半ば。
もう、ずうっと待ってました!!
2時間かけて行きました!!

思っていたのとは、少し違いましたが、行って良かったです。

こういう映画は、ピアノ関係者が多いみたいで、上映前、私の後ろの女性同士の話し声が聞こえ、どうやら、その方々もピアノをやってらっしゃる方みたいでした。

最初は、ランラン(のだめカンタービレでのだめのピアノの吹き替えをした方で、北京オリンピックの開会式で白のピアノを弾いた方です)
ランラン痩せた??
が、2台のピアノを弾き比べ。 素人には、全く違いが解らない音を「こっちの音は篭っている(だったかな?)」を言うランラン。

そして、ウィーン・コンツェルトハウスでの、ピエール=ロラン・エマールによる録音風景。
(偶然にも私の趣味小説でこのコンツェルトハウスが出てきて、内部を見れて私は『ラッキー!』と思ってしまいました)
流石、外国の音楽の都のウィーン。ピアノが数台ありました!(日本でもそうなのかな??)ですが、なんかコンツェルトハウスがその中の1台のスタインウェイのピアノを売るとの事で、調律師(主役)のシュテファンがとても残念がってました。いい音を出すピアノだったそうなのに、どうしてなんだろう?
スタインウェイの本社に赴き、ピエールの好みにあったピアノを一杯あるピアノから選びます!! 素人にはどれも同じ音に聞こえますが、スタインウェイのスタッフとシュテファンがピアノ選びに、ああだこうだ、と。
で、選びに選んで買ったピアノに合うハンマーのサイズが小さくい!!ピアノにセッティング出来ない。焦るシュテファン 「こんな事、はじめてだ。最悪だ(だったかな?)」
で、なんとか換わりのハンマーが手元に届きます。急いでセッティングします。
ピアニストのピエールはピアノの音に徹底的にこだわります。
CD録音するのですが、シュテファンが「どういった音がいいですか?広がる音?それとも、蜜な音?」と聞くと、ピエールが「両方欲しい」 ここで会場笑います。このシーンは予告でもあります。 こちらです。 
CD録音は数曲するので、「もう、その曲ごとにピアノ替えたらいいのに」と素人の私はそう思った。 会場の皆さんの中にも同じ事思った人いるのでは?

まあ、このピエールさんの要望がすごいすごい! 調律したその度に、この方が「質問があるのだが」で、より一層いい音をシュテファンに求めます! 会場は笑い。
もうね、ピアノを録画する会場と録音を確認するスタッフ部屋の階数が違うので、調律師のシュテファンは行ったりきたり! 「もう!横の部屋で(待機)出来ないのかな?」と階段を上り下りするシュテファンが哀れというか・・・(翌日筋肉痛だったのでは??)

無事録音終了で、終わり。
もう、本当にシュテファンさん、お疲れ様で御座います・・・
という、
ドキュメンタリー映画です。


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